福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

作品受け渡し

2008年06月30日 | 過去のBLOG記事

春に行われた個展で購入してくださった方への、作品受け渡し会がありました。

札幌の巡回展が無事終わり、東京に作品達が戻ってきました。

東京での個展会場ギャラリーefのいずみさんのご好意で、
ギャラリーefにて購入された方に、直接お渡しするという企画が実現しました。
以前から、やはり大切な作品達なので、顔と顔を合わせて
直にお渡ししたいなあと思っていたので、実現出来て嬉しく思います。

しかし、来年まで何となく展示する予定がありそうなので、購入者の方達に
「来年まで展示があるかもしれないので、
その都度お借りさせて頂いてもよろしいでしょうか?」
というお手紙を出したところ、皆さん快く承諾いただき、
多くの方が「そのまま預かっていただいていいですよ。」とのこと。
私としてもありがたいのですが、皆さんとお会いしたかったので、ちと残念。

そんな中、唯一浅草くんだりまでやってきてくださったのが、この方!嬉しいです!

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作品と対面。実はこの作品はかなり早い段階に購入されたのですが、
映像のポイントというべきシーン2点だったので、その「選ぶ目」に驚きました。
しかも、その後にも他の方が欲しいという声がちらほら聞こえ、
重要なシーンの作品は私自身のモチベーションもあったと思うのですが、
やはり力があるなあと実感しました。


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しばしお話。なんと、札幌展まで行っていただいたそうで!嬉しい限りです。
ありがとうございます。札幌は東京からのアクセスがいいので、よく行かれるそうです。
札幌の方達も、よく東京に出てくると言っていました。夏とか本当にいいですよねー。

お話をしていると、efさんのご好意で、メロンをいただきました。
個展期間中も私の大好きないちごをいただいたり、
本当に“ひとんち”に来た感じです(笑)。浅草は人に対する思いがあたたかくて、
efさんにもその雰囲気が満ちていて居心地が良いです。


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作品集と原画集にサインをしているところなのですが、偶然にも同じ名字!
福井さんから福井さんです。福井を連呼です。
唯一来て下さったのが「福井さん」なんです。(←言いすぎ。)


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記念撮影。雨の中ありがとうございました。


受け渡しは午後だったので、この日の午前中は、国立新美術館に行きました。
オーストラリアの先住民族アボリジニ出身の女流画家
エミリー・ウングワレー展」を見に行きました。

そして、この日は特別にアボリジニの伝統楽器ディジュリドゥ(イダキ)の演奏を
日本人のイダキ奏者で「哲J」さんが行うということで聴きにいったのです。
デジュリドゥといえば福井父であります。前日から上京し、楽しみにしていました。
六本木駅からの父の早足には、ヒールで来てしまった私はまんまと置いて行かれました。

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「哲J」さんの演奏。美術館のホールの一部だったので、
誰でも立ち寄って聞く事ができます。すでに多くの人だかりができていました。
久々に父以外のディジュ演奏を聞きました。
(父は数年前から突如はまりだりし、日々特訓中。)やはり上手です。
当たり前ですが、循環呼吸も自然です。人に聴かせる音でした。
私が以前プロの方の演奏を聞いたのは6~7年前のゴロババこと
GoRo(ゴロー)さんの演奏以来です。この時もとても魅力的な演奏でした。


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おわかりですか?「哲J」さんの言葉を最前列で熱心にメモる人(父)がいます。
勉強熱心なんです。


素晴らしい演奏の後は、素晴らしいエミリーの作品も見て、
とてもいい時間がすごせました。エミリーの作品、お勧めです。
エミリーは80歳近くから突如アクリル作品を制作し始めるのですが、
色彩感覚がすばらしく、またエネルギッシュです。
デジュリドゥの演奏のように反復の世界観といいましょうか、
終わりとか上下とか関係のない絵です。
テーマもすべて住んでいる大地(ユートピア)へ敬意が表されています。
趣くままに描いていたエミリーも、自分の死後に自分の作品が
こんなに世界を飛び回っているだなんて想像だにしなかっただろうと思います。
本人の意志はわかりませんが、私は見れて良かったと思いました。

私たちは、この後浅草へ向かいましたが、
父は15時から2回目の「哲J」さんのライブを聞きに六本木に残りました。

そして、この日は浅草後にさらに、BACH(バッハ)の幅さん宅にお邪魔しました。
同じくドコモダケ展で一緒になった松井えり菜さんと私の主人も一緒です。

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な、なんと!松井さん(左)から今年から幅家のファミリーになった貫太くん(右)へ
プレゼント!貫太くん、松井さんを見ています。
自分へのプレゼントということがわかるのでしょうか。


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プレゼントは松井画伯直筆のウーパールーパー!
幅さんの奥様まみこさん(左)が「なんだか貫太に似てるねー。」って。本当!似てる!
貫太くんかわいすぎ。松井さんは「赤ちゃん欲しい!」を連呼です(笑)。


赤ちゃんがいるって、なんだか幸せですねー。
お部屋も素敵な上にさらに幸せ空間で、こちらも何だかとっても幸せ。
まみこさんのご飯も美味しくておよばれ3人は大感激です。
後半、幅さんの知人のご夫妻も参加してさらに盛り上がりました。
みんなのお話もおもしろくて時間があっという間でした。
幅さん夫妻もお忙しい中お時間いただきありがとうございました。また遊びましょう!

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福井から、ギャラリーefさんには虎屋ミッドタウン店のホールインワン最中のセット。
(そう、最中なんです!)
幅家にもホールインワン最中を入れた和菓子セットをお送りしました。
どちらにも好評でよかったです。


お知らせ。

ちょろっとですが展示します。

Mobile in Forest Exhibition
日時:7/1(火) レセプションパーティーなど
   7/2(水)~7/6(日) 一般展示
会場:CASA jingumae
住所:渋谷区神宮前6-14-5

KDDI株式会社の主宰で携帯をモチーフにした作品展示です。
お近くに来た際はぜひどうぞ。

* * * *

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札幌巡回展3日目
札幌巡回展2日目
札幌巡回展1日目
個展in浅草 終了
事後報告
オープニング報告
個展オープン
N.Y展




恒例父の日

2008年06月26日 | 過去のBLOG記事

福井家の毎年恒例行事、「父の日」がありました。

福井家の最年長は祖父なのですが、
毎年ほぼ父の日と誕生日がかぶるので同時に祝います。

祝われるべき人は私の父、いとこの父、祖父なのですが、
やはり主役は誕生日というビッグカードを持っている祖父になります。
今回は、静岡の名所「浮月楼」の個室を借りてお祝いしました。

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福井家は母方なので、近所に住む母の姉夫婦なども参加します。
お酒飲むチームは奥側にかためられます。


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「浮月楼」は徳川慶喜公の蟄居跡地にある料亭です。
その中にある、カジュアルな「浮殿」にて会食です。こちらはお庭の様子。
慶喜公の頃の物はこのお庭の一部しか残っていないそうです。
建物は戦争や静岡大火などで2度焼けてしまったそうです。


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芝生が美しいですね。静岡の都心のど真ん中にあるため、周りはビルで覆われています。
目の前は西武デパート(現 PARCO)です。鯉好きの兄が、庭の鯉を見て喜んでいました。
ほうっておいたらずーと見ているかもしれないです。すかさず鯉の品評会をしていました。


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会食のお部屋は、庭へ簡単に出られるお部屋になっています。


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おじいちゃんとおばあちゃん。


おじいちゃんがすごく元気になって、憎まれ口をたたいていたので驚きました。
かなりご機嫌なようです。
食事を配達する女中さんにもちょくちょくからかって声をかけていました。
私はおじいちゃんの向い側に座ったので、そのフォローに必死でした。
浮月楼の女中さん達ご迷惑おかけしてすみません。
お食事も美味しくて本当に楽しい時間が過ごせました。

おじいちゃんは、元来発する言葉のすべてがふざけていて、
おばあちゃんがいちいちパー子のように「やだ!おじいちゃん。」と
反応するのが常でしたが、昨年、「もうダメか・・・」と
誰もが思うくらい何度も救急車で運ばれ、弱って痩せて静かになっていました。

ところがそこから驚異の復活です。今年はポロシャツをあげたのですが、
かなり痩せたからなーと母にサイズを聞こうと電話をしたら
「最近、また太ってきたみたいよ。」というので、「へー。」なんて思っていたのですが、
またまた驚異の食欲でした。みんなにお皿が配られている途中から食べていました。

おじいちゃん曰く「三途の河まで行ったけどな、やめて帰って来た(笑)。」
とのことでした。毎回言う台詞なので軽く聞き流しておきました(笑)。
一応自分がヤバかったということは認識してるんだと思いました。
久々に昔のおじいちゃん節が戻って来たので、
にくまれ口なのに「よかった。」と安堵してしまいました。


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次の日は、午前中には東京に戻り、
シアターコクーンで「渋谷・コクーン歌舞伎」を観ました。


演目は「夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)」です。
主演は18代目中村屋の中村勘三郎さんです。
すごいおもしろかったです。毎年大人気というのも頷けます。
演出・美術が串田和美さんという方なのですが、この演出がすばらしいです。
現代風にアレンジされている所も絶妙です。
中村家は勘太郎、七之助と中村父子が頑張っていましたねー。
いやいやよかったです。私は仕事の関係で招待していただきました。
席は埋まっていて、左側の柱付近に無理矢理椅子を出していただいた席だったので、
最後の肝心なところがみれなくて「えー!」ってな感じでしたが(笑)、十分楽しめました。
発売と同時に完売みたいな公演が観れただけでも幸せです。
本当にありがとうございました。

* * * *

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資料
息抜き
お見舞い




札幌からの恩恵

2008年06月20日 | 過去のBLOG記事

札幌での個展が無事に終わり東京でいつもどおり生活している訳なのですが、
今度は札幌で親しくなった「札幌芸術の森美術館」の学芸員今井さんが
東京の美術館巡りで上京したり、個展を企画していただいたインプロバイドの猪熊さんから
アスパラを送って頂いたりと札幌からの嬉しい余波が続いております。

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東京、横浜などの美術館巡りで上京された今井さん(左)。
今年都内の大学1年生になったばかりのいとこの方(右)と
私の主人と4人で一緒にお食事しました。
札幌にお住まいの方にこちらで美味しい物ってなんだろうかと悩みましたが、
結局いつもの中華料理屋へ。喜んでいただけたようでよかったです。
しかし、今井さんは本当にお話がおもしろいです。
年齢も私と同じなので話題がドンピシャです。
また私も札幌行きたいし、次回会えるのを楽しみにしています。
今井さんはこの次の日は横浜へ移動。澁澤龍彦さんの奥様とランチだそうです。素敵。


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猪熊さんからのアスパラが美味しすぎて、毎日アスパラ祭りでした。
この日は中華あんかけ風にして海老なんかも入れてみたり。
なんでこんなに美味しいんでしょうねえ。
北海道の恵みに万歳!ですよ。猪熊さんありがとー!


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はいはい、お仕事です。日経BP社からでている「日経パソコン」誌の取材です。
事務所にて。そろそろ発売かと思います。


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道具を説明。やはり「切り絵」というと多くの方が漫談ではさみをちょきちょき…
のイメージを持ってる方が多いようです。あれって本当にすごいですよね。
残念ながら、私はカッター派です。特別なカッターは使っていませんが、
何となく用途に分けて3種類くらい持っています。


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お次は「+81」。毎回いろいろお世話になっております。
近々、こちらの企画で合同展がある予定です。
制作はもう終わっていて、掲載するBookのコメントの取材でした。
展示もすぐなのでもろもろ打ち合わせしました。


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「+81」の制作も終え、いろいろな展示を観に行きました。初の国立新美術館
ミュージアムショップで遊んでいました。いいところですね。楽しい。
この後、サントリー美術館にも行き、ミッドタウンデビューしました。
ミッドタウン結構好きかも。国立新美術館もサントリー美術館も火曜休みなのがいいです!
月曜日に行くことができ、ゆったりできました。
サントリー美術館の「KAZARI」展はかなりいいです。
昔の人って純粋というか、こうしたい!って思ったらそのまま形にしてしまうんですね。
変形兜とか面白すぎました。「平田一式飾り」も見ものです!
どうやって現地から持って来たのかなあ?


あと、ワタリウム美術館に行ったり、森美術館「ターナー賞」展も行きました。
ターナー賞は作品の社会的メッセージがクローズアップされがちですが、
やはり何よりも単に作品として美しかったりよい物であるということを感じました。
いろいろお勉強になりました。


* * * *

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札幌巡回展1日目
札幌巡回展2日目
札幌巡回展3日目
ラジオ収録




津村さん個展

2008年06月11日 | 過去のBLOG記事

雑誌『Art it』の妄想オーダーでお世話になった、
ファッションブランド「FINAL HOME」のデザイナーでもある
津村耕佑さんの個展「夢神」のオープニングに行ってきました。
場所は渋谷の「NANZUKA UNDERGROUND」です。

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津村さんと私。津村さんのこちらの見えている手には
ワイングラスが持たれているのですが、もう一方の手にはやはり「鬼ころし」が!
徹夜だったんでしょうか。
そして、ストローでちゅうちゅう吸う感じがお好きなんでしょうかー(笑)。面白い方です。


津村さん自ら、作品について語って下さったので、
作品の意図がわかりとてもおもしろかったです。
今回の作品の中には、名画の贋作を用いた物があるのですが、
自然すぎて一瞬どこがおかしいのか気がつかないくらいのものがあり、
津村さんのお話を聞いて「なるほどー!」という感じでした。

津村さんはファッションブランドを抱えながら、
ご自分の作品制作も果敢にチャレンジしていて、
ものすごいバイタリティの持ち主です。私も見習わなくては!

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「ゴブラン織り」を使った立体作品。ざっくりしているようで実に緻密です。
織りのほつれ具合も、計画的でなければこうはなりません。
ファンキー(←死語?)でありながらやっぱり繊細な作品達です。
高貴な臭いのする物の変換を楽しんでしました。
名画を使用したのもゴブラン織りを使用したのも同じ意図から成るものです。
展示は6月22日まで。是非御覧になってください。アグレッシブです。(笑)


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津村さんの個展会場にて松蔭浩之さんと。同じく「Art it」でお世話になりました。
カメラマンとして一作家として楽しく熱く撮影をして下さいました。素敵な笑顔です。


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こちらは私が、「Art it」の撮影時に津村さんから頂いたもの。
毎回「妄想オーダー」の撮影後には制作したお洋服をくださるそうなんですが、
私の時はかなりインスタレーション的な感じで、服らしい服はなかったので、
こちらを頂きました。いうなれば私の「化身」という感じらしいです。
大切に飾らさせていただいています。
ここから今回の個展に発展したんだなあと思うとすごくおもしろいし、何だか嬉しいです。


わたくし事ですが、理論社「ミステリーYA!」から発売された児童文学、
山田正紀さんの「オフェーリアの物語」に切り絵を提供させていただきました。

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表紙の様子。人形と人形師の不思議なお話です。
表紙のモチーフもお話の中に登場する女の子とお人形のイメージからきています。


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表紙カバーをめくるとここにもあります。本の中にも、章ごとに切り絵が入っています。
児童文学なのでとても読みやすいです。ぜひぜひどうぞ。


* * * *

【関連記事】
切り始め
「ART IT」 メーキング




山形取材旅行

2008年06月04日 | 過去のBLOG記事

山形に行ってきました。

現在、週刊文春で連載中の桐野夏生さんの小説「ポリティコン」の、
取材旅行に同行させていただきました。
お話はお米の有機農法に触れているので、ただ今、田植えの時期という
山形県新庄市の有機農法を取り入れている農家の方に作業を見学させていただきました。

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作業を見学中の文春チーム&桐野さん。麦わら帽子の方は農家の方。
息子の田植え作業をじっと見ています。


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はー、気持ちいいですね。お天気が心配されましたが、この時は大丈夫でした。
暑くなかったのでむしろよかったです。


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2件目の農家の田んぼに行ったら、知り合いのお子さんという方が
泥にまみれて田植えをしていました。
田んぼの中の生物や植物が気になり、ついつい一緒に遊んでしまいました。


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わーい。雨蛙。かわいい。1件目では殿様蛙がいたのですが、
私が見る前に逃げてしまいました。「悔しいですっ。」(byザブングル)


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にゃんこ先生。


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「あぜぎわクラッチ」。農機具の部品です。名前が気になったので。


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「イルカ」。普通にスーパーの鮮魚売り場で売られていました。
となりには「くじら」もありました。ちょこっと写っている右のかたまりです。


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こちらは新庄市名物「くぢら餅」。上の写真にもある、
海にいる「クジラ」とは関係なくて「久寿良」と書きます。めでたい感じですね。
おひな祭りになどに家庭料理として作られるお餅だそうです。
胡桃、うるち米などに醤油や黒糖で味付けしてありました。
しいて言えば「ういろう」に近い感じでしょうか?ちょっと違うけど。素朴なお味です。


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「ラーメンドロップ」。
駅前のラーメン屋さんでメニューサンプルと一緒にガラスケースに入っていました。
かなりの色あせ具合で、現在は販売されていないものと思われます。気になります。


とまあ、取材は濃厚な感じでいろいろありましたが現在お話は進行中なので、
それとは全く関係ない、私の独断と偏見で
新庄市の気になるものを紹介させていただきました。

あと、写真は撮らなかったのですが、新庄市の至るお店の軒先に
「仙台四郎」さんを拝見しました。もともとは宮城県仙台市の伝説と言うか、
出来事だったらしいのですが、山形でも熱く崇められていました。

「仙台四郎」さんとは、「福助」のモデルになったとも言われている
商売の神様と言われている方です。「ざしきわらし」のお話にも近いのですが、
無垢な四郎さんが立ち寄ったお店は繁盛すると言われていて、
四郎さんのブロマイド的な写真をお店の軒先に飾ることでも効果があるとされています。
私はTVで知ったのですが、実際に飾ってあるのは初めて見ました。
貼り絵で有名な山下清さんにも通じる所があります。

話はそれましたが、桐野夏生さん!新刊がでました。
旅行中に取材をして下さった方に御配りしていて、私も頂いちゃいました!やったー!

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その名も「東京島」。
「無人島に漂着した31人の男と1人の女」というフレーズだけでワクワクしまくりです。
本屋に立ち寄った時、「どれどれ」なんて新刊コーナーで探してみたら、
その場所だけ売り切れですっからかんでした。すごい!


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しかもサイン入り!嬉しいー!宿泊するホテルのロビーで書いて頂いたのですが、
嬉しすぎて証拠に写真を!と撮ったつもりが
撮れていなくてがっかり&びっくり。桐野マジック!


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桐野さん、ファンへサービスショット?
取材をさせて頂いた農家の方のお家にいたワンちゃんと桐野さん。
「お手したいんだけどー、してもいいかなー?やだー、もー、恥ずかしいー。」
みたいな鳴き声をだしながら、ワンちゃんは恐る恐る手をだしていました。雄です。


桐野夏生小説「ポリティコン」は毎週、週刊文春にて絶賛連載中!
よろしくおねがいします。


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