てなわけで、
しばらくしてから階下のお義母さんの寝室に見に行く事に。
そしたら、私たちが階段を降りている時から
ガシャン!ガシャン!
と捕獲器の中で暴れているらしき音!
完璧捕まってるわ~!!!
と思いつつ、上着で隠れているので本当かどうかわからず
めくってみると
いた~!!!!
大・成・功!
分かり辛いですが、背中の毛が全て立っています。
逃げ出そうと前後に突進して頭からぶつかりまくっています。
もうシャー!シャー!しすぎて
口からよだれが垂れていて、
せっかくの懐石猫缶にも手をつけていない様子。
落ち着くよう、もう一度お義母さんの上着をかけて
水が飲めるよう買っておいた水飲み器を挿しておいて
私たちは眠りにつきました・・・。
翌朝、水差しは暴れて飛んでましたが
懐石はいただいたようです。
押入れにあった枕カバー2枚を切ってカバーにして包み、
タクシーに乗って動物病院へ~。
サイズぴったりで驚きですが
棺桶に見える・・・と主人と話していました(笑)。
結構これ大きくてですね。
レオ様が怖がって片方に寄るのでバランスが取れず
なかなか大変でした。
タクシーの運転手さんがまたいい人で、
高齢の猫ちゃんを飼っているとの事で
私たちの様子を見て、すぐに猫を運んでいると判断、
親切に対応してくださりました~。
世の中の愛猫家の多さを実感。
タクシーに乗ってから、病院まで
本当に!
まさしく!
借りてきた猫!!!
あんなに実家で威張りまくっていたのが嘘のように
ちぢこまって大人しいレオ様。
診察台で
捕獲器を開けても出ないので
逆さにされ、下に落ちてくるところを
袋に入れてキャッチ。
麻酔をかけている間にできる限りのあれやこれやを全てしてもらう事にしました。
夕方取りに来るまで
家に戻り、再びお家の片付け。
電車でワンブロックですが歩いて帰る事に。
道路の先にあんなものが・・・。
科学館との事。
すごいな名古屋。
毎回、正月に子供と来る以外は
掃除しにしか来ていないので
名古屋の街を歩く事がなかったので
何だか新鮮。
猫も捕獲できたし、
とても清々しい気分で帰途につきました。
今回、大活躍の捕獲器を綺麗に洗浄して返却。
本当にありがとうございました~(涙)!!!
そして毎回ですが終わりの見えない片付けを
なんとか区切りをつけ、
いよいよ夕方、猫のお迎え&東京へ!!!
用意しておいたキャリーにカラーをつけておとなしく入っているレオ様。
血液検査からレントゲンから
おしっこまみれの体を洗浄してもらったり
去勢手術に合わせて、獣医さんのお勧めする全てをやっていただきました。
検査の結果は至って健康!
安心して、主人と東京に戻ったのでした。
まあ、それはそれは大人しくてですね、
毎回鳴きまくるグラムよりよっぽど移動に手がかかりませんでした。
自分の城から出た未知の世界に混乱中~。
はじめての新幹線に固まるしかないレオ様。
レオ様の新居。
(東京に帰ってきた日に主人と徹夜で組み立て~。)
これからはゲージの中で生活していただくので
大きめのものをご用意いたしました。
「・・・・・・・」
連れてこられた当日は、うちの両親や子供たちも触れるくらい
大人しかったレオ様でしたが
薬入りのご飯を食べ
痛みも取れてきて元気が出たのか
もう翌々日からは
人が近寄るとずーと
「フー」して、
「シャー」して
猫パンチ炸裂でゲージに手が入れられません。
トイレの砂を変えるのがひと騒動で、あまりに猫パンチがひどくて
主人がどなってしまったので、もう険悪この上ないです。
私は毎回餌を運ぶ事と、やさしく声がけ
毎日できるだけ撫でるを実行しており
(撫でててもフーしてシャーしてるんですけどね~。)
「フー」以外の「にゃーん」的な声も出していただけるようになりましたが
手を舐めてきたな~と思ったらカプッと噛まれ
ゆがんだ愛情表現に怯えています。
床の掃除もさせてもらえず、
首についてるカラーも取らせてもらえるのか不安。
獣医さんの
「本当に凶暴な子は目がギラギラしているけど
この子は飼い猫だったんだし、そんなことないよ。」
の言葉や
伯母さんの
「毎日撫でてあげれば絶対慣れるから」
という言葉を信じて、頑張ろうと思います。
というか、私が愛情を注ぐ対象がまた1人増えてしまい
どんだけ~!!!!
と思うのでした・・・(笑)。
また関係性に進展があったらご報告します・・・。
どうでもいい猫捕獲のお話に長々とおつきあいいただきありがとうございました。