福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

茨城県しもだて美術館へ

2018年10月30日 | お知らせ(個展・ワークショップ他)


さらに翌日は
茨城県にあるしもだて美術館へ〜!


連日、通勤ラッシュ&旅ガラス生活続いております。





初めて来ました。

下館駅。

ステンドグラスの素敵な駅です。







しもだて美術館へ。


これまた素敵な建物だったのです。



入ってすぐに



豪華な山車の展示。



わーすてきー。


なんて優雅な気持ちになりつつも
会場へ。





現在絶賛巡回中の
11人の切り絵作家による「切り絵アート展」が開催されております。

私も参加させていただいているのですが


どうも、カビ?なのかアクリル面に出て来てしまったため
確認と除去など処理に来ました。





素敵な会場だわ〜。




2年に渡って貸し出している作品たち。




展示期間中は福岡の倉庫にあるので
私もどんな状況かわからず。

5月に福岡で会場にお伺いした後も
長野の方に巡回してますし
どうなっているのだろうかと
かなり不安です。


作品の状況を確認して

ひとまずお昼を食べたら作業開始です。



1階のカフェのメニューらしいのですが
ご用意していただき、
大変美味しかったです!


ありがとうございます。


そして、ひたすら展示作品を持って来て作業〜!!!



額縁の無い、アクリルだけで挟んである作品に起きているとの事。




一番小さい作品から始めましたが

なんか大変な作業でした・・・。




汚れがわかるように黒い紙を敷いて。





しもだて美術館の副館長さんをはじめ





多くの方のご尽力をいただき


無事に





汚れを取り除きました。


3点のうち、一番古いものはカビも含まれていましたが

アクリル画面の汚れと思われるもののほとんどが、
アクリルのネジとその穴部分に集中しており
そこから擦れて落ちるアクリルの破片による「キズ」であることが判明しました。




元の位置へ。


この時点ですっかりお外は真っ暗に〜。





みなさん遅くまでありがとうございました。






ここで突然発生したわけではなく
今までもどこからか出ていたであろうと思われ、
しもだてさんがご連絡くださったので
こうして原因究明と処理ができてよかったです。


アクリル作品は移動する度に
カスが落ちてキズが出てしまうのですね。


うーん。

どうしたもんかな。



とりあえず、どうしようもないので
多分ひどくなったら新しいのに取り替えるしかないでしょうね。






無事終了の記念撮影。





こちらでも記念撮影。


しもだて美術館の入っている複合施設の3階正面なのですが
渡り廊下になっていました。

ここから、山と日の入りが見れて
とてもいい場所です。



というわけで、
無事に任務終了。

急いで1時間に一本しかない電車へ飛び乗りました。



本当にしもだて美術館の皆様には
大変おせわになりました。

みなさんとても温かい方々で
大変な作業でしたが、
無事終了できました。


ありがとうございます。

しもだて美術館もとてもいいところですので
ぜひオススメです。


実際、地元の方々も
11人の切り絵の作品の凄さに
しかも1人10点ですから110点もあるわけで
見応え十分で満足度が高いそうです。

良かった良かった。



実は参加作家のお一人「関口コオ」さんの訃報が入りました。

今回のメインビジュアルにもなっており
とても残念です。

ご冥福をお祈り申し上げます。


どこかで見たことあるなっていう
昔からご活躍の作家さんですので
遺作となってしまいましたが、ぜひご覧になっていただけるとありがたいです。


これからは神戸、鹿児島、大分かな。

関東圏は最後かもしれないので
是非に〜。



詳細はこちらから


http://www.shimodate-museum.jp







静岡新聞広告賞2018表彰式

2018年10月29日 | お知らせ(個展・ワークショップ他)

午前中に母校訪問2件終えて

午後に向かったのは

静岡新聞広告賞2018の表彰式です。


本来はこのために静岡に来ています(笑)。





静岡新聞社代表取締役
大石剛様。





グランプリの受賞です。


今年は異例の2連覇!

昨年同様ホワイトウィングスさんです!


素晴らしい〜!!!!




おめでとうございます。



諸々の他の方の受賞を終え、

公募部門の授与です。





グランプリの方への表彰状などの授与です。




審査員長のコピーライターの巨匠
一倉宏さんから授与されます。


おめでとうございますーーー!!!


今年の公募展のグランプリは
とてもドラマチックだったのです。


全て一倉先生の眼力があってこその受賞です。


見る目って大事ー!
(自分はまだまだだと思う)



私も授与のプレゼンターさせていただきました。





おめでとうございます!







そして毎年恒例
一倉先生の講義。



万葉集の「東歌」と「雪」


公募展のグランプリ受賞者の題材である
「雪」にちなんであります。

でも、万葉集に注目するところが
素敵すぎる。

気持ちが優雅になります。
今年もとても面白く、ためになる講義でした。
一倉先生の頭の引き出しがすごすぎて
毎年感動です。


そして
授賞式後の懇談会。



審査員会の時のお話をさせていただきました。




今年は公募展が印象的だったので
主にそのことについて話させていただきました。




一倉先生と、グランプリの方のコメントに
補足をさせていただきました。



受賞者の方々とも交流させていただきました。




受賞した専門学校の生徒さんたち。

毎年、素晴らしいです。

いつからか学生の作品のレベルがすごくなりました。




一倉先生と受賞式の司会進行を担当した
アナウンサーの柳澤亜弓さんと談笑。
柳澤さん、抜群の安定感と爽やかさです。
素晴らしい〜。


今年はたまには



一倉先生と。

かれこれ9年くらいご一緒させていただいております。

いつも勉強させてもらっています〜!!!!





静岡新聞広告賞グランプリを2年連続受賞した
ホワイトウィングスさんの社長さんと。

おめでとうございます!



ということで、無事に着物の着付けも間に合い!
全てのスケジュールを無事にこなして
実家で着物を脱ぎ、
ダッシュで東京に帰ったのでしたー。


よかったーーー。



お疲れ様でした!






母校へ

2018年10月27日 | お知らせ(個展・ワークショップ他)


今の時期は毎年忙しいですねー。

芸術の秋に忙しくさせていただいていて
ありがたいことです〜。




お仕事で静岡に行って来ました。


この日の私は、案件3件でございます。



ははは。






まずは母校の高校へ。



卒業以来ほとんど来たことがなく
(部活のOB会で大学時代は体育館には来たことある)

実に25年ぶりくらいになります。



こうして卒業生として母校に呼ばれちゃうなんて
本当にありがたいことです。

私が入学した年は校舎建て替えの時期でして、
1年時はプレハブでした。

3年生で建て替え第1号の新館の校舎に入り、
その後どんどん建て替えたということで、
私が校舎よりいたんじゃないかっていう体育館とか
すんばらしい体育館に生まれ変わっており・・・・。


ほとんどが面影のない母校にお客様状態としてお呼ばれして来ました。


しかし!




ちゃんと鴻志会館が健在で感動!


あれがあればどう変わっても母校です(笑)!!!!




諸々構内を見学。




この辺り下駄箱のあった玄関ですので、懐かしいはずなのですが
あまり覚えておらず・・・。

なんでだろ?


授業の後、部活のために体育館に行ってしまうため
ここからあまり帰った記憶が無いのだろうか?


この階段だと自分の教室に近くないため、あまり利用していなかったのか・・・・。



この校舎はギリギリ3年生で入れているので
覚えているはずなのです。






しかし!






ここを見た瞬間、





わーーーーーーーーーーーーー!!!!!!



なーーーつーーーーかーーーーしーーーーいーーーーー!!!!



になりました。



さすがに覚えてる。
写真にあるわ。


休み時間にここにたむろってた!!!


校舎出来立ての私たちの時代に比べたら
だいぶ年季入りましたが

ここはそのままです。






そうそうこの先が自分の教室の3年2組でした。



懐かしいなあ〜。






懐かしさを満喫して
他の教室もご案内いただきました。



えっ!


大学ですか?


っていう講義室とか。
あってびっくり。



そして衝撃の体育館。
生徒さんたち授業中でして、お写真は撮りませんでしたが


広い!広くなってる!!!!

そして観客席とかあるし、2階はランニングコースになっている・・・・。


私たちの頃は、男子バスケ、バレー部、体操部などと体育館は取合いでして
毎週1回は女子バスケは使えない日があり、そこはお外へランニング(という名のマラソン)
雨だったら校舎をランニング&廊下で縄跳び各種300回と筋トレとかだっけかな?


まあそれはそれでいい思い出なんですけどね。


私、マラソン大嫌いだったので
それはそれは苦痛な日でした。
(だって長距離得意な子ばかりで、あり得ない速さだったから。)

ランニングって言って最初はおしゃべりしながら楽しく行くのですが
どこからかもう競争になるわけで、
先輩とか学校内のマラソン大会なんて陸上部を差し置いて
1位、2位争いをしている方達なので
ついていけないのです。




もう、本当に部活の思い出だらけです。


楽しかったなあ。



肝心な打ち合わせも終えて、この日は終了。



帰りにここを確認。




鴻志会館。


かつてはここの一階が食堂でして
カレーうどんなどが人気でしたが、
女子の制服が真っ白なカラーのセーラー服でして、
つゆがカラーにつかないよう
カラーを外して食べるという本気度を見せることになるわけで(笑)。


そしてここで部活の合宿ね。
朝から晩までバスケですから。
全ての練習後にまさかのサーキットとか
コートのダッシュ。
辛かったな。

先輩が寝言でパス回しをしていた話は有名です(笑)。



そして田安門。



学校の初期に使われていた門で、
徳川家にゆかりのものらしいです。

卒業アルバムなど記念の時にはここで撮影です。




そして、



弓道場は変わってなかったーー!

プールもテニスコートも体育館、部活棟など
ことごとく変わっていたのに
弓道場はそのまま!

ありがたい〜(笑)。


運動場では体育をやっており、



常にこのレベルで富士山が見えている静岡。

素晴らしいですね。



いやあ、本当に母校訪問楽しかった。

同行の企画会社の方も
「生徒さんたちが学校生活楽しそう」
と言っていた通り、
楽しいのです。


そして現在人気校らしいのです。


私の頃から、程よく進学校で
運動も勉強も出来つつ、都会的で明るい校風な学校なのです。
最近は数年前に理系の先進的なクラスが加わり
ますます注目されているようです。

素晴らしいですな。


私はあまり過去に戻りたいと思ったことはないのですが
唯一、高校時代は戻れるなら戻ってみたいです。
学校生活で一番楽しかったです。


なんて郷愁に浸りまくっていましたが
仕事です!

重大な任務を仰せつかっているのです!

後輩のために頑張ろうと思います。



そんな高校時代を思い返しつつ

お次も母校へ。





今度は小学校です。


6年くらい前にワークショップをやらせていただいていますが
卒業してから約30年くらい経っています。


こちらは創立70周年ということで
コメント取りや諸々させていただきました。


ここにはいとこの娘ちゃんも現在通っており
私も兄も、いとこも通ったし、私の母も通っていました。

三代でお世話になっております。


校長先生、副校長先生
担当者の方、本当にありがとうございました。


こうして母校で温かく迎えていただけるなんて
本当にありがたいことです。


余韻に浸る間もなく
駆け足で諸々を終え、
お次は本題のお仕事へ〜。





息子誕生日

2018年10月20日 | 日記



息子の誕生日がありました。







5歳だってー!





やだー。早いなー。


おめでと〜!!!!




そして、ですね・・・・・・。




ついに








手に入れたのです・・・・。



ライダーベルトです。




ていうか





今井くんが欲しかったんだよねー


っていう感じにしか思えない


ご本人による商品解説。

いかにこの商品が素晴らしいかを力説してくださっています。

(私は「へー」って言いながら撮影してる有り様)





ちょっと本人力説しちゃっていて目が輝いちゃっているので
顔はぼかしてあげましょうね(おもいやり)。





良かったねー。


私はノータッチなのですが、
ずいぶん前に

「売り切れてしまうから」

ということで買っておいた様子です。


その間、息子の誕生日プレゼントが何がいいかが
毎日変わるのでハラハラしたものです(笑)。


おかげで、朝晩と戦いごっこで
えらいことになっております。


息子っていうか、主人の念願が叶ったっていう誕生日でございました。

















世田谷児童絵画展2018表彰式

2018年10月19日 | お知らせ(個展・ワークショップ他)



福島から帰ってきた翌日は

娘の学校の公開授業。

前日の深夜に南相馬から無事に帰ってきた主人と
留守中に子供達をお願いしていた私の母とで
手分けして、息子の習い事に行ったり学校に行ったりしました。

普通の授業の他に防災授業もあり
訓練も兼ねて引き取り下校なのです。
(今まで仕事で行ったことなかったのですが、今回は「絶対引き取って欲しい!」と切望されました。)



そして午後は



世田谷児童絵画コンクールの表彰式です。


審査員をやらせていただきました。

世田谷美術館の石橋さんが受賞者に賞状をお渡ししています。





私も数名担当させていただきました。






みんなこういった学校外のコンクールに出すってことが素晴らしいよね。






うちの娘は、こういうの出しません。
紙すらもらって来てくれません。


中には学校単位で夏休みの宿題に任意で入っているところもあるみたいなのですが

高学年とかは意欲のある子だと思います。



素晴らしいです。

たくさんのことがこなせる子は
頭の中で段取りとか整理ができているのだと思います。






伊佐社長が入賞者にお渡ししています。


そして準グランプリも私が担当させていただき

(コメントも書かせていただきました。)


いよいよグランプリ!





審査委員長の坂口さんが登場です。






いやあ、坂口さんは3月まで天下の東京藝大の油画科の教授でしたが
本当に「仏(ほとけ)の坂口」です(笑)。

温厚で、優しいです。
児童絵画コンクールだし、厳しい先生だったら凹みますよね。


色々な風景がありましたが
今回は世田谷区ならではのイベントにちなんだもので
とても臨場感があってよかったです。


グランプリの方、おめでとうございます!


こちらです

http://www.isahomes.co.jp/art-contest/index.html




いやいや良かった。



そしてその間、私の子供たちは
会場の伊佐ホームズの目の前に広がる
駒沢公園にて私の母に見てもらっていました。
ありがたやー。





学校後で急かしたので
最初は行かないといっていたのに
(主人が仕事が溜まっているので家において行くわけにいかないのです)

すごく楽しかったー!!!
と大満足でした。

そりゃそうだ。

以前この近くに住んでいましたが、

いいところですよね〜。


電話中の私の母。

今回、とっても助かりました。
ありがとうございます。

実は母の姉が難病の判明で入院してしまい
実家の方が大変でした。

しかし、うちの母は本当に明るくて
おばあちゃんが来ると家が明るくなります。
(その中にはおっちょこちょいも含まれていて、家の中が破損する危険もあるのですが・・・笑)





子供達が無事に元気に過ごせていて
良かったです。