横浜美術館でのワークショップ開催期間中、
「KI RI GA」
「たらちねTarachine 切り絵原画集」
「オリジナルてぬぐい」
が、横浜美術館ミュージアムショップで販売中です。
販売の様子はこちら。
『エトワール』初来日中の「ドガ展」観賞ついでに、
ミュージアムショップへも足をお運びください。
横浜美術館でのワークショップがスタートしました。
ワークショップの日程を決める数ヶ月前から
懸念はしていたのですが、
案の定、APEC国際会議のど真ん中で、
世界中の首相が集まるって言うんで、
みなとみらい駅はえらいことになっていました。
大きい商業施設は閉館になっていたので、
いつもは家族でにぎわう横浜の土曜の昼間というのに、
警官がうようよいて、ものものしい感じになっていました。
ロッカーや自動販売機も閉鎖で、
美術館の別のホールでこどもの発表会があったみたいで、
飲み物の確保に困っていました。
そんな中、無事に第1回目が行われました。
今回は、いつもの講座のお部屋からでて、
美術館の入り口付近にあるスペースで行われました。
夜は、大人の木工教室にも使われているみたいで、
楽しい雰囲気の場所です。
こんな感じです。
みなさん、真剣です。
共同作品、かんせーい!
きれいですねー。
パズルみたくなっているので、1枚1枚も作品だし、
全員の作品をあわせても絵柄がそろうようになっています。
こちらの◯△□シリーズは残り2回です。
横浜美術館はただいま、あの「ドガ展」をやっています。
ドガの作品「エトワール」はパステル画なので、
海外に持ち出す事ができなかったのですが、
今回初めて海外での展示が可能になったようです。
ぜひ見たいですー!
ドガ展とは関係ないのですが(笑)、
私のワークショップも入り口でやっているので、
是非のぞいて見てみて下さいね。
このシリーズの後、能面シリーズもあるのですが、
こちらはすでに定員になり抽選だとか。
多くの方が希望して下さり、ありがたいですねー。
そして、婦人画報12月号が発売されました!
私が、今年からスタートさせていただいた
切り絵シリーズの第1回目と同じ、
宮沢りえさんです。
本当にー、宮沢さんかわいすぎて、
鼻血がでそうでした(笑)。
少女のようといいましょうか、
立ち居振る舞いも笑顔もかわいすぎました。
はー、しあわせ。
今回は雪の結晶です。
キラキラ光ってカラフルになりました。
そんな私の最近。
桐野夏生さんと別冊文藝春秋チームと
「アポカルプシス」の打ち上げがあったのですが、
私が時間を間違えていて、
2時間も早く現地に行ってしまったため、
急にポカンと2時間のフリータイムができました。
恵比寿だったので、とりあえず、
東京都写真美術館に行ってきました。
「Love's body ラヴズ・ボディ-生と性を巡る表現」をやっていました。
エイズのテーマの作品があり、本当に切なかったです。
いろいろな「生と性」の捉え方の作品があり、おもしろかったです。
他にもやっていたのですが、時間が遅くて終わってしまいました。
久々にガーデンプレイスなんかをのぞいて、
つかの間の自由時間をいただいちゃいました。
その後の打ち上げも、
楽しいお話とおいしいお食事をいただいて、
いい時間が過ごせました。
桐野さん、編集者のみなさま、ありがとうございました。
その週末には、娘と初コンサート。
家族ででかけました。
「らくがきブビビのコンサート」
ちっちゃい子がいっぱいで楽しかったです。
娘も、最後まで楽しんで聞けたみたいでよかったです。
こういうの大好きなので、また家族で行きたいものです。
そして、実は京都帰りから娘がグズグズ体調を崩していたのですが、
それから1週間後に突然の高熱!
39.4℃!
びっくりしましたー。
3日くらい続いて、熱がさがってきたら体に発疹!
うわさの「突発性発疹」でした。
いやいや驚きました。
高熱時は食事が取れなくなっていたので、
すっかりやせ細ってしまいましたが、無事に食欲も復活。
ただいま、元気に過ごしております。
病後、天気が続いたので庭の掃除と水やりに、
娘とグラムを解き放ってみました。
娘、久々の外。
靴に馴染んでいないので、仁王立ちで動きません。
歩けるようになってからの庭は初です。
そこへ、意気揚々とグラム登場。
縦横無尽に嗅ぎまくります。
娘、まだ仁王立ち。
病後の急激な体重減に、
からだがフラフラしていたみたいで、
なんだかすぐにこけていました。
靴に慣れてきて、色んなところに歩いていきます。
しかし、ズザーッ!とこけます。
グラム、その音にビビって、背中の毛が立っています(笑)。
鉢にも興味津々。
気づいたら、中の水を触っていました。(汚いんだけど・・・。)
そこへ、グラム。
食べ物じゃないよ!
ズザーッ!
気づいたらこけてます。
水をかけて、つやつやのマンリョウが珍しくて興味津々。
でも、ブチッと葉っぱをちぎっていました(涙)。
ズザーッ!
主人が持つホースからでる水に興味津々。
「冷たいからね、かからないようにあっちいこうねー。」
そっちには行かないよー。
ズザーッ!
というわけで、
水をあげたばかりの植え込みに尻持ちで、
びちょびちょの泥まるけになったので、
これにて引き上げました。
服を着替えたら、温かくなってそのまま寝てしまいましたー。
久々の外の冒険も満足したようでした。
水は冷たかったのですが、
子どもは関係ないみたいで楽しかったようです。
今年の夏は暑かったのですが、娘の髪の毛は伸ばしていました。
前髪は何度か切ったのですが、後ろ髪は横の毛とあわせるために
一回ちょこっと切ったくらいです。
ですが、1歳を前にばっさり切りました。
ばっさり。
後ろの毛だけですが、けっこうな量になりました。
後ろがすっきり。
気持ち良さそうです。
まだ前の家の写真ですねー。
8月くらいでしょうか?
本当は、初めての髪の毛で筆を作ろうと思ったのですが、
前髪が目にかかって来た頃に切った毛は短すぎて、
筆にできないということで、
ほとんど手を加えていない横の毛と後ろの毛で再チャレンジ!
10cmくらいあるといいというので、
暑そうだなーと思いつつ、のばしていました。
そして、いよいよ結構な長さになったので、
これはいける!と思い、
遊んで気がそれている時に、さっと切りました。
今まで、前髪は美容師であるうちの母が
切ってくれていたのですが、今回は私が切りました。
それが適当に切ったわりには、うまいこと切れたので、
調子にのり、前髪にもチャレンジしてしまいました。
そしたら、こんな前髪に!
短かっ!
ヨーグルトを、まだ使えないスプーンで果敢にチャレンジ中。
おでことかにもついていて、もれなく顔中ヨーグルトになります。
私的にも、ちょっと短かったかなーとは思ったのですが、
横の毛が顔にかかるのもうざったそうだったので、
ばっさりいっちゃいました。
切った直後は、主人から「ヘルメットみたいだ!」と不評でした(笑)。
ちょっと伸びて、馴染んできましたが、ヘルメットな感じの娘。
髪の毛だけ、別ものっぽいです。
切った直後は、おじいちゃん(私の父)が
「キョンシーくん」(古い!)と呼んでいました。
はぁ?
何となくイメージはわかりますが、意味不明です。
あの、私たちが小学生くらいに流行った中国のおばけ
「キョンシー」の事だと思うのですが、
どこの部分でしょう?
あのキョンシーの帽子をかぶった状態を指しているのでしょうか?
斬新な例えすぎて、目からウロコでした。
表現の自由なので、
せめて「キョンシーちゃん」にしてもらいました(笑)。
そうこうしているうちに、1歳の誕生日頃に
おじいちゃん(私の父)からすてきなプレゼント!
あの、切った髪の毛が立派な筆になりましたー!!!
結構太くてびっくり。
素敵ー!
すごーい!
とってもいい記念になりました。
おじいちゃん、おばあちゃん
ありがとうございます!
そして・・・。
娘は只今、完璧なおかっぱです。
本当に、岸田劉生の「麗子像」的な模範的なおかっぱです。
昭和です(笑)。
お散歩をしていると、おじいさんやおばあさんのウケがいいんですよー。
寒なってきた今日この頃。
赤いちゃんちゃんこが、よく似合います。
今回の京都での「葵縁日」は、
家族でよんでいただきました。
スタッフさんたちも、みな家族で参加されていて
アットホームでいい雰囲気でした。
娘にとってはじめての京都になり、よい思い出ができました。
ありがとうございます。
早朝の新幹線移動にも関わらず、
お昼頃まで絶好調だったのですが、
上賀茂神社の芝生に着いたら深い眠りに・・・。
私がワークショップをする間、
芝生で遊べてるといいなと思い、最近歩き始めたので、
靴を用意し、小さいボールも用意し、カメラも用意したのですが、
私がお仕事中は、ほぼ寝ていたようです。
主人は、娘をひざに、芝生にビールでのんびり読書。
ワークショップ終了後は、一眠りしてまた快調な娘に再会。
フルートとチェンバロの演奏の中、
バナナとおやつを食べてご機嫌でした。
靴が嫌いということで、
裸足で大丈夫そうなテントの中ではしゃぎます。
テントの中には、近所の小学生が
葵プロジェクトの一貫で制作した
日本画の絵と俳句が飾られていました。
それを娘は指差して「あー、あー!」と言っていました。
暗くなってきたら涼しくなってきたので、早々にひきあげ、
その日はホテルで過ごしました。
次の日は、まるまる観光です。
またまた、河井寛次郎記念館です。
素敵なお家とアトリエにおいてある様々な椅子に座って
ぼーっと過ごしました。
気持ちのよい所です。
娘が、奥の登り釜のところで、地面の土をいじっていたのですが、
その土も炭って感じで真っ黒でした。
お次ぎは建仁寺。
ここでも、ひたすら枯山水のお庭を見て、
畳でぼーっと過ごしました。
雨がしとしと降って来て、とても風情がありました。
建仁寺と言えば風神雷神図屏風も有名ですが、
近年はこちらも。
法堂(はっとう)の天井画「双龍図」です。
2002年に創建800年を記念して小泉淳作さんが描いたものです。
写真だと大きさがいまいち伝わりませんね。
畳が108畳分らしいです。
すごく大きくておもしろかったです。
その他にも、襖絵がとってもよかったです。
畳の上でご機嫌な娘。
なんだか、雨が降って来たのですが、
円山公園の東屋で昼食をとり、知恩院へ。
浄土宗の総本山。
入り口の三門です。
世界最大級の木造門らしいです。
これが「門」なんですものね。
デカい!
ここ、おもしろかったです。
自分が小さくなったのかと思うくらいの大伽藍堂で、
きもちのいいお経を聞きながらまたまたぼーっとしてました。
知恩院七不思議とか、
みどころも多くて(基本的にお墓なのですが)、
雨じゃなかったら、もう少しお庭とかも見たかったです。
でも、ここは15時半には終了なので、時間も時間でした。
そして、たまたま京都で展示をしている
主人の知り合いのフォトグラファーP.M.Ken氏による
エキシビジョン“CROSS POINT”を見に、河原町方面へ。
これまた偶然に、主人の知り合いの”LOWERCASE”の
梶原由景さんがプロデュースしていらっしゃるということで
行ってきました。
昨年の代官山での個展にて、
おもしろかったので作品を購入させていただきました。
今回は、京都の見慣れた風景が海外の風景と
うまいことクロッシングしていておもしろかったです。
デジタル処理ってすごいなー。
というわけで、充実した京都観光でした。
子どもがいたので、余裕をもったスケジュールで動いたのですが、
京都は導線を決めればいろいろ見れますね。
こんどはお山の方へのんびり行きたいなー。
娘の風邪が心配だったので、
名古屋1泊をやめ東京へ。
実は、実家にグラムを預けてあり(静岡留学)、
名古屋1泊の帰りに受け取るはずでしたが、受け取れず・・・。
グラムがいないと本当に寂しいものです。
娘も、あの毛むくじゃらで機敏な動きの
生き物がいないことがつまらなそうです。
(現在は、無事帰京。よかった。)
行ってきました!
京都!
上賀茂神社!
着いた日は、本当に秋の晴れ間で、晴天に恵まれて、絶好のイベント日でした。
気持ちよすぎる参道。
両側に芝生が広がります。
5月5日の競馬会神事には、ここをお馬さん達が駆け抜けるわけですねー。
この日は、「葵縁日」といって、
上賀茂神社の「葵の森」を再生しようとするプロジェクトの一貫で、
「葵」をテーマに様々なイベントやお店が出展しました。
のんびりのびのびな空間です。
近所の方達が多く、ベビーカーや子ども連れが多かったです。
この芝生の上でのランチはいいですよねー!
本殿の方は、伊勢神宮に合わせて立て替えが始まっていました。
こちらが、私がワークショップを行う会場。「庁屋」です。
とっても古くていい雰囲気な会場です。
寺子屋とかやっていたような感じです。
「庁屋」では、こんなプログラムが行われました。
私は、切り絵と言うか、それを使ってゲームすることにしました。
さてさて、いよいよ始まりました。
まずは、自己紹介。制作のポイント、説明などです。
バックの能舞台のような松がいい感じです。
今日の私は、汚れるとみたのでエプロンしてみました。
小学校3年生くらいから上かな。
みんな、わりと切り絵を知っていたし、作った事もあると言っていました。
子ども達が制作している写真がなくてごめんなさい。
私も、マネージャーの増賀さんも、子どもたちにかかりっきりでした。
一人に同じ色の色紙を2枚渡して、2枚同時に切ってもらい、
対になる、まったく同じ絵柄をつくってもらいます。
それを双葉葵になる、2枚の葵の葉の裏に貼って、
同じ模様の葵を2つ作ります。
これが、カードとなり、神経衰弱ゲームをしました。
色紙は、何色が配られるかわからなかったので、
「グレー」をもらった子が、「この色やの?」とショックのようでした(笑)。
そうなるだろうなと思って、配色には気を使ったつもりでしたが、
「グレー」は人気無かったですねー(笑)。
でも、できた作品はとってもモダンでかっこよかったですよー。
というわけで、みんな素晴らしい対の双葉葵を作ってくれたところでゲーム!
(本当に、子ども達の作品がなくてごめんなさい。
終了後にカメラみたら、一枚も無かったです・・・。)
あらためて、ゲームの説明。
4つのチームにわかれてもらい、カードをめくる順番を決めてもらいます。
ブルーシートの上に置いた葵の葉が
水に浮いているみたいできれいでした。
ハートに見えますが、ちゃんと葉脈を緑色で書いてあります。
みごと同じ模様だった葉は、奥の川の両岸に並べます。
というのは、上賀茂神社で双葉葵が生息している場所が、
神社の中に流れる小川の岸だからです。
そのイメージで、そこの葵がわんさか育つといいなと思い、
川の両側に置く事にしました。
2チームごと、対だった葵を置いていきます。
真ん中が一応川にみたててあります。
早く出来上がった子が、この川に魚などを書いてくれました。
25人参加で50枚の葉があるので、なかなか同じ絵柄にならないのですが、
時々、覚えていて当てていく子がいるので、会場が沸きました。
長期戦になってきたころに、流れを変える人物が登場!
京都の市長さんがいらっしゃったので、急遽参加していただきました。
はい、1枚目。
はい、2枚目。
同じ所ばかりをめくっていた子ども達にとって、大ヒントになりました。
市長さんありがとうございました!
時間が無くて、すべてはめくれなかったのですが、後半は大盛り上がり。
逆転の逆転が続いていましたが、最後にみんなで数えたらなんと同点!
ピースフルな終焉を迎えてよかったです。
みんな、自分の作った葵を大事そうに抱えて、帰っていってくれました。
はー、楽しかった。
おもしろいなあ、子どもって。
当たり前だけど、みんな京都なまりで(笑)、かわいかったです。
無事にワークショップを終えて、もろもろお片づけを終えたら、日が暮れました。
夕方からは、馬場殿というところで、
尺八やピアノやいろいろな催しが行われました。
幻想的です。
社務所にて、私のポスター発見。
素敵な一日でした。
ご尽力頂いた、
西村様、高瀬川様、立石様、須藤様
本当にありがとうございました。
やっと形になってきた「葵プロジェクト」、
これからもよろしくおねがいします。
●葵プロジェクト WEBSITE