キッズアートプロジェクトin天竜
最後の学校は、天竜川をさらに上流に上った所に位置する横山小学校です。
2年前に近くの小学校と合併したのですが
それでも今回の出前講座の対象の5,6年生が8名という
山の中の小規模の小学校です。
近くには天竜川が悠々と流れ、
夏には鮎を放流したり
ボートを体験したり(ボート競技の会場でもあります)、
自然豊かな素敵な学校です。
最寄り駅から車で天竜川に沿ってぐんぐん上がっていくと
こちらの小学校があります。
その行くまでの風景もすばらしくて心が洗われます。
林業のさかんな天竜らしく木調の家具が置かれた
玄関がお出迎え~。
ありがとうございます~。
本日のアシスタントは玉木直子さんです。
昨年のキッズアートでもお手伝いいただきました。
準備のために授業を行う教室へ
2階をあがるとランチルームがありました。
このお部屋で全校生徒が一緒にランチするそうです。
授業中でした。
噂には聞いていましたが、初めて見ました
「対面授業」。
教室の前後に黒板があり、
1,2年生、3,4年生など2学年が同じ教室で先生1人で授業を行うというもの。
1学年を授業して子供たちが問題を解いている間に
もう片側の学年の授業を行うのです。
少ない小学校ならではの授業スタイルです。
国語の授業だけ合同とは行かないそうで、
この学校は6年生が1人なので、
6年間、先生とマンツーマンの国語の授業を行っているそうです。
ほ~。
国語ほど答えがなく、いろいろな人の意見を聞きたい所ですが
なかなか難しい事ですな~。
今回の教室はこちら。
図工など多目的な授業を行う教室かと思われます。
今まで大人数だったので、通常の教室で行うのは初めてですが
いいですね~。
キッズアートの事務局の皆様がいらっしゃいます。
今回は静岡の駿府博物館から山下館長さんもお忙しい中いらっしゃってくださいました(一番左)。
ベランダから見える風景は「山」。
川も近くて、マイナスイオンがあふれていて
気持ち良すぎです。
さてさて、子供達も揃い
授業開始です。
開始のご挨拶。
今回も学校名編です。
こどもが8人ですので、先生2人が入り
10名で、2通りの学校名を作ります。
まずは、学校や地域の特色を発表してもらいます。
同じ天竜でも学校によって微妙に特色が違っていて面白いです。
ここの地域では、天竜川にかかる橋や
動物(たぬき、シカ、サル、キツネ、リス)など、
動物園いらずの野生動物との遭遇があげられました。
というか、みんな当たり前すぎて特色だとも思っていない様子です。
特色が出揃った所で文字を選んでもらいます。
前回「細いフォントの文字が人気なかった」ことを伝えると
あえて、その字を選ぶ「試す人になれ」な子がいました。
(注:ここは本田宗一郎さん出身校ではありません。秋野不矩さんが教鞭をとった学校ではあります。)
特色を書き込んだ黒板。
みんなデザインに悩むので、いろいろなヒントを伝えていきます。
みんな下書きがまとまってきた所で切り方の説明。
通常、私の実践で切り方をお伝えするものの
ここまで50人くらいの授業だったので、それができず、
やっとこの8人授業では実践でお伝えすることができました。
人数が少ないと充実の内容です。
デザインを考えるのに時間がかかりましたが
なんとかみんな切り始めました。
もくもく・・・。
周りを気にせず、いち早く下絵、切り絵を完成させた彼は
色つけにも入りました。
すばらしい!
彼も色つけです。
なかなか丁寧な仕事をされています。
山の字が鮎に!
どんどんできてきましたよ~。
先生はできた子供たちに囲まれややプレッシャー(笑)。
もう少しで全員完成の予感。
なんと時間内に全員完成!!!
一人一人に聞いていきます。
天竜には「夢の架け橋」という名前の橋があり、こどもたちも
デザインの題材に数名入れていました。
そのなかでも、橋を円状につなげた子がいて、とてもおもしろい発想でみんなビックリしました。
みんな素敵なデザインで、とってもよくできました~!
パチパチパチ(拍手)!!!
私の切り絵作品を見せて、おしまい。
(この日もみんなの反応が良かった。うれしい~。)
みんなで記念撮影。
(一番後ろの大人が玉木さん)
まさかの時間内に完成、講評を終えることができ
最後は「有終の美」といった所でしょうか。
前日、アシスタントの玉木さんと打ち合わせをし気合を入れただけあります。
人数の少ない学校の先生と子供達との距離、
下級生と上級生の距離も普通の学校にはないもので
みんな兄弟とか家族のような雰囲気。
支え合っているんだな~とほんわかした気持ちになりました。
本当に素晴らしい体験をありがとうございました。
今回のキッズアートプロジェクトも
全て私にとってとてもたのしくて素晴らしい経験となりました。
事務局の皆様、ご協力いただいた小学校の先生方、こどもたち
本当にありがとうございました~。
そして、無事に終了し学校を後にして
道の駅みたいな所で昼食。
やっばり全てにおいて木が使われています。
毎年ボート競技の会場だったりするせいか
以外と飲食店があり、どこもとても気持ちの良い空間と美味しい料理です。
窓の外に、「夢の架け橋」が!
実はこの橋は鉄道計画が途中で頓挫したもものの名残で
車は通れない(自転車まではOK)橋としてみなさんに親しまれているもの。
このお店の名物という「花桃カレー」をいただきました。
美味しかったです。
多分ほかのメニューのそばとか何食べても美味しいと思われます。
そして、さらに浜松市美術館の飯室館長さん(飯室さんは今年の3月まで天竜の光明中学の先生でした。)にお願いして
浜松市美も見学させていただきました。
「エリック・サティ展」を見させていただきました。
エリック・サティにまつわるアートの紹介なのですが(Bunkamuraミュージアムの巡回展)、
なんせ浜松は音楽の街!
YAMAHAさんから、最新のスピーカーやら
展示室の真ん中に自動演奏するグランドピアノやらすばらしいご提供があり
サティのおしゃれ音楽の世界にひたりながら見ることができます。
ここの美術館、古いらしいのですが環境がすばらしくて
目の前は森!
浜松城のすぐ下にあり、もと動物園だった場所が緑の豊かな公園になっており
その中にあります。
ぜひぜひ散歩がてら寄ってみてください~。
ということで、行ってみました。
浜松城!
出世城とも言われており、なんとも縁起の良いお城です。
父が浜松出身でよく来ていたのに、浜松城には行ったことありませんでした。
まあ~、おもしろかったですよ~。
城っておもしろいですね。
こころがザワつきますよね。
ここで歴史のあんなことやこんなことがあったのか~。
と思いを馳せますよね。
やはり城があるって強くて、年間を通して結構な来場者があるようです。
静岡は駿府城が建てられなくて本当に残念だ!
浜松を一望!
以外に歴史好きなアシスタントの玉木さんも大喜び。
素敵な浜松の旅でございました~。
(飯室館長ありがとうございました。)
みなさま、お疲れさまでした。
最後の学校は、天竜川をさらに上流に上った所に位置する横山小学校です。
2年前に近くの小学校と合併したのですが
それでも今回の出前講座の対象の5,6年生が8名という
山の中の小規模の小学校です。
近くには天竜川が悠々と流れ、
夏には鮎を放流したり
ボートを体験したり(ボート競技の会場でもあります)、
自然豊かな素敵な学校です。
最寄り駅から車で天竜川に沿ってぐんぐん上がっていくと
こちらの小学校があります。
その行くまでの風景もすばらしくて心が洗われます。
林業のさかんな天竜らしく木調の家具が置かれた
玄関がお出迎え~。
ありがとうございます~。
本日のアシスタントは玉木直子さんです。
昨年のキッズアートでもお手伝いいただきました。
準備のために授業を行う教室へ
2階をあがるとランチルームがありました。
このお部屋で全校生徒が一緒にランチするそうです。
授業中でした。
噂には聞いていましたが、初めて見ました
「対面授業」。
教室の前後に黒板があり、
1,2年生、3,4年生など2学年が同じ教室で先生1人で授業を行うというもの。
1学年を授業して子供たちが問題を解いている間に
もう片側の学年の授業を行うのです。
少ない小学校ならではの授業スタイルです。
国語の授業だけ合同とは行かないそうで、
この学校は6年生が1人なので、
6年間、先生とマンツーマンの国語の授業を行っているそうです。
ほ~。
国語ほど答えがなく、いろいろな人の意見を聞きたい所ですが
なかなか難しい事ですな~。
今回の教室はこちら。
図工など多目的な授業を行う教室かと思われます。
今まで大人数だったので、通常の教室で行うのは初めてですが
いいですね~。
キッズアートの事務局の皆様がいらっしゃいます。
今回は静岡の駿府博物館から山下館長さんもお忙しい中いらっしゃってくださいました(一番左)。
ベランダから見える風景は「山」。
川も近くて、マイナスイオンがあふれていて
気持ち良すぎです。
さてさて、子供達も揃い
授業開始です。
開始のご挨拶。
今回も学校名編です。
こどもが8人ですので、先生2人が入り
10名で、2通りの学校名を作ります。
まずは、学校や地域の特色を発表してもらいます。
同じ天竜でも学校によって微妙に特色が違っていて面白いです。
ここの地域では、天竜川にかかる橋や
動物(たぬき、シカ、サル、キツネ、リス)など、
動物園いらずの野生動物との遭遇があげられました。
というか、みんな当たり前すぎて特色だとも思っていない様子です。
特色が出揃った所で文字を選んでもらいます。
前回「細いフォントの文字が人気なかった」ことを伝えると
あえて、その字を選ぶ「試す人になれ」な子がいました。
(注:ここは本田宗一郎さん出身校ではありません。秋野不矩さんが教鞭をとった学校ではあります。)
特色を書き込んだ黒板。
みんなデザインに悩むので、いろいろなヒントを伝えていきます。
みんな下書きがまとまってきた所で切り方の説明。
通常、私の実践で切り方をお伝えするものの
ここまで50人くらいの授業だったので、それができず、
やっとこの8人授業では実践でお伝えすることができました。
人数が少ないと充実の内容です。
デザインを考えるのに時間がかかりましたが
なんとかみんな切り始めました。
もくもく・・・。
周りを気にせず、いち早く下絵、切り絵を完成させた彼は
色つけにも入りました。
すばらしい!
彼も色つけです。
なかなか丁寧な仕事をされています。
山の字が鮎に!
どんどんできてきましたよ~。
先生はできた子供たちに囲まれややプレッシャー(笑)。
もう少しで全員完成の予感。
なんと時間内に全員完成!!!
一人一人に聞いていきます。
天竜には「夢の架け橋」という名前の橋があり、こどもたちも
デザインの題材に数名入れていました。
そのなかでも、橋を円状につなげた子がいて、とてもおもしろい発想でみんなビックリしました。
みんな素敵なデザインで、とってもよくできました~!
パチパチパチ(拍手)!!!
私の切り絵作品を見せて、おしまい。
(この日もみんなの反応が良かった。うれしい~。)
みんなで記念撮影。
(一番後ろの大人が玉木さん)
まさかの時間内に完成、講評を終えることができ
最後は「有終の美」といった所でしょうか。
前日、アシスタントの玉木さんと打ち合わせをし気合を入れただけあります。
人数の少ない学校の先生と子供達との距離、
下級生と上級生の距離も普通の学校にはないもので
みんな兄弟とか家族のような雰囲気。
支え合っているんだな~とほんわかした気持ちになりました。
本当に素晴らしい体験をありがとうございました。
今回のキッズアートプロジェクトも
全て私にとってとてもたのしくて素晴らしい経験となりました。
事務局の皆様、ご協力いただいた小学校の先生方、こどもたち
本当にありがとうございました~。
そして、無事に終了し学校を後にして
道の駅みたいな所で昼食。
やっばり全てにおいて木が使われています。
毎年ボート競技の会場だったりするせいか
以外と飲食店があり、どこもとても気持ちの良い空間と美味しい料理です。
窓の外に、「夢の架け橋」が!
実はこの橋は鉄道計画が途中で頓挫したもものの名残で
車は通れない(自転車まではOK)橋としてみなさんに親しまれているもの。
このお店の名物という「花桃カレー」をいただきました。
美味しかったです。
多分ほかのメニューのそばとか何食べても美味しいと思われます。
そして、さらに浜松市美術館の飯室館長さん(飯室さんは今年の3月まで天竜の光明中学の先生でした。)にお願いして
浜松市美も見学させていただきました。
「エリック・サティ展」を見させていただきました。
エリック・サティにまつわるアートの紹介なのですが(Bunkamuraミュージアムの巡回展)、
なんせ浜松は音楽の街!
YAMAHAさんから、最新のスピーカーやら
展示室の真ん中に自動演奏するグランドピアノやらすばらしいご提供があり
サティのおしゃれ音楽の世界にひたりながら見ることができます。
ここの美術館、古いらしいのですが環境がすばらしくて
目の前は森!
浜松城のすぐ下にあり、もと動物園だった場所が緑の豊かな公園になっており
その中にあります。
ぜひぜひ散歩がてら寄ってみてください~。
ということで、行ってみました。
浜松城!
出世城とも言われており、なんとも縁起の良いお城です。
父が浜松出身でよく来ていたのに、浜松城には行ったことありませんでした。
まあ~、おもしろかったですよ~。
城っておもしろいですね。
こころがザワつきますよね。
ここで歴史のあんなことやこんなことがあったのか~。
と思いを馳せますよね。
やはり城があるって強くて、年間を通して結構な来場者があるようです。
静岡は駿府城が建てられなくて本当に残念だ!
浜松を一望!
以外に歴史好きなアシスタントの玉木さんも大喜び。
素敵な浜松の旅でございました~。
(飯室館長ありがとうございました。)
みなさま、お疲れさまでした。