福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

マラソン記録会とやら

2018年02月20日 | 日記


無事に作り終えて

撮影してきました。






いつもお世話になっている東京フォトアーガスさん。

今年もよろしくおねがいしまーす。




天気が良かったので
神楽坂から徒歩で向かったのですが




子育地蔵さんにもちゃんと御参りしてみました。


もう「子育地蔵」と書かれてる時点で素通りできません。

由来を読んでみると、そんなに「子育」と深い関係ではなさそうでしたが
トータル的に「子育」も入っている感じでした。





無事に期日に出し終えて


週末は娘の小学校のマラソン記録会を見に行きました。





先週は、再びインフルの蔓延により
娘の周りのお友達はお休み。


運動が得意な子たちがお休みで
運動が得意でない娘がインフルにもかからず、
マラソン週間を1日も休まず練習して
こうして記録会に参加できるのは
本当に驚くべきことです〜。


昨年時は、マラソン記録会の当日には参加していましたが
それ以前以後も含めて
基本的には体育に参加していなかったという先生の事後報告に閉口・・・。


ヘロヘロにまったく走れていない娘を見て

まあ参加してるだけエラいな〜と思っていましたが


今年は練習にも参加していましたので
昨年よりも走れていました。

(実際には娘の走る順番がわからず、走り終わり直後に到着・・・。
インフル蔓延で事前の走る順番みたいのが事前の告知なし。
来てみないとわからなくて「B」チームというのを頼りに来てみました。
昨年は事前に紙面でいただけたのですけどね〜。)

1年の成長と先生のご尽力はすごいですね〜。


ありがとうございます。


この日は、マラソンを午前中に終え
午後は地域の図書館の映画イベントへバスで向かいました。





図書館大好きなこどもたち。




好きなのは結構ですが、娘は読み始めると
他が何も聞こえなくなってしまうので
入り込まないうちに、声をかけ続けなくてはなりません。
でないと映画が観れなくなってしまいます。




映画で世界各国を紹介するイベントで
今回はスイス編で

実写版「ハイジ」




わたし、TVアニメのハイジもちゃんと見ていないので
ざっくりな内容しかわかっていなくて

こんなにも終始悲しい話だということにビックリ。
最後だけハッピーになったけど、いろいろな悲しいことばかりでしたよ。

こっそりですが、ずっと涙流れていました・・・。


号泣する娘がここで泣いたらどうしようかと思いましたが、
まったく泣かなかったのは何故???

意味わかってた?



実写版ですが、配役がとても素晴らしく
ハイジ役の子もかわいいし、
クララも白くてお嬢でいい感じ
おじいさんも良かったです〜。

アルプスの自然も美しく
素晴らしかったです。




こちらの企画は毎回映画の後に
その国の方をお呼びして
文化のことや言語のことを聞きます。

まあチーズが美味しそうでしたね〜。
410種類って言ってたかな。

あとチョコもすごい種類がありました。

海はないけど川や湖があって水が豊富なこと

自然がやはりともてもすばらしいですね。


そして、言語はまわりが他の国に囲まれていることもありますが
だいたい4ヶ国語喋れるとのこと。


スイスドイツ語、ドイツ語、フランス語、イタリア語です。


お家で家族の共用語で1カ国語、小学校で2カ国語は習得するらしいです。
選択でもう一カ国という感じらしいです。

いいですね〜。



最後はスイス人の講師のお姉さんと。



写真となると積極的にでて行く息子はなんなんだろうか。

意外とお調子者です。



そんなこんなで、またバスで戻り、
娘は習字にも行って、やっと夕食になりました。


長い一日でした。


こんなにマラソン→映画→習字
と一日で何個もこなせてしまう
体力のついた娘に本当に驚きです。


好き嫌いの多い娘ですが、
今年は嫌いなものも少しは食べるようになり、
何と言っても正月から食欲が旺盛なのも
ここまで体調を崩していない勝因だったとも思います。


夏の食べなさっぷりったら凄かったので、
冬で巻き返してくれて良かったです。


気づいたら、もう2年生も終盤!
早かったし、小学校に入ってから
グンと成長を感じる毎日です。








能楽の水鏡ー羽衣ー

2018年02月19日 | 日記


娘と一緒に「お能」を見てきました。



いつも大変お世話になっている
宝生流の家元が出演して

アーツカウンシル東京が主催する


ー映像に映すイマジネーションー

「能楽の水鏡」

演目  「羽衣」


を見てきました。




娘は初の「お能」です。





今回のイベントは
アーツカウンシルが主催ですので
外国の方にもわかりやすく構成されており、

まず、ホールに衣装と面が展示されていて

演目の前に

家元と現代語訳を担当した いとうせいこうさんとのトークショーがあり
こちらで、「能」についてわかりやすくお話ししてくださいます。
外国の方のために英語の通訳の方もいらっしゃります。

その後、「羽衣」の公演が始まるのですが、
お能自体は通常通りなのですが、
舞台の一番手前にうっすら紗がかかっており、
そこに日本語の現代語訳と英語が現れます。

そして、うっすらと演じられている情景の映像
(羽衣がはためいてる感じとか、山々や水など)
が重なってくるのです。

邪魔にならない程度の映像でとても美しくて
わかりやすくて
初めてみる「お能」としては最適だったかと思います。

しかも、演目は「天女伝説」ですので
娘も昔話として知っており、

宝生流の羽衣は、衣装の長絹(ちょうけん)を
わたしが手書き鳳凰をしたという(約9年前)こともあるので
是非に〜!
ってことで、二人で見に行きました。




カタログより。

こちらの長絹の手書き鳳凰を描いています。
娘がお腹にいる時のお仕事でした。





祝日の大手町の日経ホールに向かったのですが、



祝日のオフィス街は

コンビニすら休みで本当にひと気が無いです。



そんな中、トイレに行きたいと言いだす娘に閉口・・・。
またこのパターンです。

写真奥のコンビニもやっていませんでした。


東京駅までわたしの母を送り、そこから歩きでホールに向かっていたのですが
東京駅で言ってくれればまだ良かったものの
ビル風に苦戦しながら結構歩いて半分くらいきたところかな
そこで「トイレに行きたい」とのこと〜。

会場の開場時間までも少しあったので
会場に着いたところでおトイレに行けるかもわからず、
本当に焦りました〜(涙)。


結果日経ホールの地下街のトイレだけ空いてて「ほっ」。
そこまで本当にどこもなくて
お店はすべて閉まっていました。
スタバとか、そういった類も全てやっていませんでした。




さてさて、

開演前にホールの面と衣装を見学。





いつもお世話になっている、宝生流のお弟子さんです。

お疲れ様でーす。


今回は、宝生流専用の
「節木増(ふしきぞう)」さんが来ていました。



江戸初期ぐらいのものとかで、

「増(ぞう)」の面(おもて)でも

鼻の上に「節(ふし)」があるのは宝生流だけのものらしいです。

今回の「羽衣」も面は「増」が使われます。
それは「泣き増」を使うそうです。
(「増」でもいろいろ種類があります。)

「小面」は若い女性でまるっこいのですが
「増」はちょっと小面より年上の女性で、小面より
ほっそりとして美しい女性の面です。


そして





「大飛出(おおとびで)」も来ていました。



荒神面で人間でない方の時に使われます。

年季の入った金ピカで美しいです。

こちら1800年くらいに作られたものとか。







そして



能の衣装体験コーナーもありました。

娘はチャレンジしてくれませんでした(笑)。


せっかくのチャンスなのにね〜。
恥ずかしいそうです。




普通の舞台ですので、
映像で能舞台が映されていました。

この前に1枚紗がかかるのですが、
とても自然でした。





座席はテーブルがついてて
新幹線の席みたいで楽しかったです。

ここに当日配られたパンフレットを置いたりできました。

便利。





緞帳は東山魁夷さまでございました。


かっこええな。




そして、最初のいとうせいこうさんと家元のトークショーも聞き

わかりやすい「羽衣」の舞台もおとなしく見た娘でした。


能は、舞台美術なるものがほとんどなく
本当にイメージの世界なのですが、
やはり小学生にはわかり辛く
今回のように映像がやんわり出てくれると、とってもわかりやすかったです。

また英語も出てくるので
読みにくい漢字も、そっちの訳でわかったり、
とっても良かったです。
(英語訳は翻訳家、日本文学研究家のジェイ・ルービンさん)


また家元が言うには

歌舞伎のように、何日も講演するものでなく
基本的には1講演のみの
本当に「一期一会」の世界だとおっしゃられて
能の舞台を観に来れることがとても特別な神秘的な体験をしている
感じがしました。



実のところ、
ものすんごくかる〜い感じですが
娘も地域のお能講座に通っており
(2週間に一回とか)
3月に発表会があるのです。



「仕舞い」と「謡い」をやるのですが、

本当のお能を見ていないのに、イメージするの難しいなと思い

こうやって本物を見せることができて良かったです。

(しかも衣装がわたしが描いてるっていう)


そして前日におばあちゃんと雛壇を飾った娘は
五人囃子の並べ方で
「謡い」「笛」「小鼓」「大鼓」「太鼓」を学んでおり、
能舞台の奏者の方たちが
その並びがまったく一緒だったので
感激!

いろいろやってみせるものですね〜。



いろいろ有意義なな能鑑賞でした〜。






その後、東京で息子と主人と合流。

男子たちは、何やら
ビッグカメラのおもちゃコーナーでお楽しみだったようです・・・。




なんか手に持ってるよね・・・。



まあ、楽しかったようで何より。






わたしが関わらせていただいている
宝生流の家元主催の「和の会」は今年で
10年の節目ですので
ビジュアル制作にさらに気合が入りました。

早く制作に入りたい気持ちです。
(しかし、その前に1つ仕事があるのですが)

頑張りまーす。










今井くん誕生日

2018年02月18日 | 日記



数日前から誕生日アピールが始まっていた主人。




何かにつけて

「ああ〜あと3日で誕生日だよ。」

と呟くわけで、


悪気はないのですが

どんどん歳とるっていうことの嘆きでもあるようで

ついつい口から出てしまっていた様子。




なので、毎年本人からのアプローチがやんわりあるので

私も忘れずにいられるっていうか


おざなりにできないって言うか〜(笑)。



しかし、
主人の誕生日はバレンタインの前日なので
全てが一緒くたになるのと、

バレンタインのチョコでごった返すデパ地下などのお菓子屋さんで
ホールのケーキを見て回るっていうのが
毎年恒例です。


バレンタインも、前日にパーッとやっちゃうもんだから
後の祭り的な雰囲気で迎えてます。




今年も恒例




魚屋さんでお刺身の盛り合わせをオーダーしました。


すごい量ですが、

お刺身大好きな彼は

長い時間をかけて全てを食べきります。

(私とこどもも少しいただきますが、ほとんどは彼が食べます。)



SWEETCHさんからチョコも届いていますが

ホールのケーキがないと

らしくないので


買います。






今年は、娘の習い事を待っている間に

チョコでごった返すお菓子売り場を分け入って見てきました。


娘の希望で紅茶のシフォンケーキに。



こちら、甘すぎなく軽いので
食後にも食べれて良かったです。
(ただし、甘党の息子はクリーム部分だけしか食べませんでしたが・・・)


そして、誕生日プレゼントは
基本は刺身の盛り合わせが私からのプレゼントですが

いつまでも若く元気なお父さんでいてね


ってことで





顔パックを。



というか、これおもしろすぎて
やってるとこを私が見たいだけの理由で買ってます(笑)



シートがダースベーダーとか
スパイダーマンになっているので
パックするとその顔になるのです。


楽しみすぎる。





ドラえもんとか、シートの状態がこどもたちにウケていました。
(でもこれ、子供用って買いてあった)



使用の仕方の書き方も凝っていて



ドラえもんだと

タケコプターとどらやきが出てきちゃったり






スパイダーマンだと蜘蛛の糸が書かれていたり

面白いです。



まだつけてくれていませんが

早く見たいです。




はやくつけてほしいな〜。
(自分はつけないつもり)


子供達も楽しみにしています。



10年以上の夫婦ですので、
センスのあるユーモアと遊び心が大事かと思っていますよ(笑)。








バレンタイン

2018年02月17日 | 日記



今年は、連休があったのもあり
バレンタインのお菓子を手作りする事に。


娘の友チョコはギャグ的なものがいいだろうと
いつもややユーモアありきなものを
市販で買っていましたが、

小2の作りたガールなお年頃の娘は
手作りにこだわっていましたので
まあ、そうすることにしました。


日曜でしたが、
午前中はこどもたちTVタイムですので

私は仕事をさせていただき

午後から一緒に作ることになっていましたが、

息子と主人が見ている戦隊ものは娘はあまり見たくなく
早々にアトリエに来て、
チョコを作りたいアピール。


そうすると弟もアトリエに来てしまうので

お仕事終了〜。





息子がいるので
ある程度の覚悟はしてお菓子作りです。


今回はクッキーチョコにして
最初にクッキーを焼き、
その後にチョコをコーティングしました。





チョコは3種類で、ハートとお花の白とピンク。
緑のクッキーで葉っぱを作り、春らしい感じにしました。




息子の途中のつまみぐいがひどいのと、
服をチョコまみれにされたのはさすが4歳児です。



娘の作りたい気持ちを何度も悪気なく邪魔する4歳男児ですので

途中何度かおもちゃで気を引き、

おもちゃに夢中になっている間に進めます。





結構こだわってやってました。


えらいなあ。


息子くんも、
葉っぱのクッキーは集中してつくっており、
葉脈なんかもちゃんと入れていて、
感心しましたし、
そこの時だけ大人しくて助かりました。



そんなこんなで無事に制作終わり、
今年は男子にあげる予定はないそうで、

女友達や近所の八百屋さん、お魚屋さん、焼き鳥屋さんに
配ると意気込んで、ラッピングもしていたわけなのですが・・・



バレンタイン当日は
いつも遊びに来るお友達や、近所のお友達が
みんなインフル!

水曜日で商店街が休み



誰一人にも渡せないっていう状況になりました。



辛うじて、外の自転車かごに入れておくっていう
間接渡しで1人にあげれたものの

娘的にはちょっと残念なバレンタインでした。



翌日には商店街もやっているので
無事におじさま達にもお渡しし、
登校中に家のポストに投函とか、
連絡帳を渡しにきたお母さんに渡すなどで

工夫して渡していました。




学校には持っていけないので

親同士が連絡を取り合える仲でないと
学校以外のところで渡せないですよね〜。


主人や弟、私も用意してくれて
やさしい娘です。


材料調達からラッピングまで全て私が段取りして
お手伝いするのですが

私へのチョコをラッピングと手紙を書くのは
私のいないところでコソコソやっておいてくれたようです。




そして、毎年、楽しみなのが
SWEETCHさんのオーダーチョコ!
http://sweetch.jp

これは私から主人とこどもへという名目で
注文しておくのですが

なんせ、自分が一番食べたい!


今年も美味しかった〜。




瀬戸内レモンの
レモンピールチョコとレモントリュフ。


美味しすぎる!

今年は、娘もレモンピールのチョコにはまり
たくさん食べていました。




もう一つは今年初めてのシュートリュフ!

こちら甘さ抑えめで、仲にコーヒーも入っていて美味しかったです〜。

甘すぎるのが苦手な主人と娘も大感激!
美味しい美味しいと感動して食べていました。




弟の甘党っぷりはすごいのですが、

今年は娘がだんだん大人の味覚になってきているのを感じました。




と、まあいろいろ楽しいバレンタインでした。













雛人形

2018年02月16日 | 日記


先週末は

制作してましたね〜。



合同展のものですがテーマがあるようで無いような・・・。
どうしたものかと迷いに迷い

結局、好きなものを切りました。




制作途中の様子。


制作中のお供は
このひと。






膝下で寝ています。

夜は私がこどもたちに挟まれて寝ているため
一緒に寝ても本当の安眠にはなっていないようで
こうしてこどもがいない時間に、私の机の下で寝るのが一番安眠のようです。

安心して深い眠りのグラムを見るのが、私の癒しです。







そんな中、


「雛壇を飾りたい」とのことで

おばあちゃん(私の母)が上京していました。



私はすっかり忘れていましたが
もうそんな時期。


なるほどと思い、やる気なおばあちゃんに感謝です。



そして、その話を聞きつけ

「私も飾りたい!」との事で

土曜学童を早めに帰る事にし

娘が飾り付けに参加する事になりました。

(息子も便乗で「やりたい!」になりましたが、それは大惨事になるので
また今度という事で・・・。)








私は忙しかったので、
おばあちゃんと娘にお任せしました。





細かい事を注意してしまう私より

おばあちゃんと娘の二人でやった方が平和的だと思うのですよ(笑)。

娘もその方が楽しいはず。

(というか本当に忙しくて時間がなかったです。)




三人官女や、五人囃子の並べ方に注意するよう
マニュアル本を渡し
進めてもらいました。


娘はとても楽しかったようで

早々に並べ終わり
おばあちゃんとお雛様に備えるお菓子や花を買いに行き、
弟のお迎えも行ってきてくれました。


一応、息子も少し飾れるように残しておいた部分もあったので
それを飾って息子も満足。


よかったよかった。






今年もきれいに飾れました。



これらは、私が生まれた時に買ったもので
40年以上経っていますが
母がとても大事にしてくれていたので
こうして現在も飾る事ができます。

もともとは7段飾りで、私が小さい頃は
毎年、部屋の半分がこちらに占領されていましたが
現在の我が家の小さい和室では
3段飾りのできる雛人形用収納ケースを購入し、
こんな感じでコンパクトに飾っております。

手前の市松人形と三枚笠人形のガラスケースなど
結構ガタきてます。


雛壇の前にある、一刀彫の立ち雛が娘のものになります。



お雛さんを飾ってあげないと
人形が泣くって言いますよね。


今年も無事に出してあげれて
ホッとしております(笑)。




おばあちゃん、ありがとう。




息子を膝に乗せ、TVを見るおばあちゃん。
息子とおばあちゃんは似ており、親子に間違えられる事もあるとか。
現在、髪型も似ていてよりそっくりな二人です。



おばあちゃんは美容師なのもあり
市松人形の髪とか櫛で梳かしてくれたり

口のある人形はお供えしないとダメなんだよ

といろいろ助言してくれてありがたいのですが、


本当にお雛様には魂が宿っていそうで
出して飾ってあげないと、夢でうなされそうです・・・。



まだまだ私を見守ってくれている存在です。