今週は、家以外で切り絵をしました。一件は取材のため、事務所で切り絵を披露しました。
今回は、医療関係の方に配られる冊子の取材でした。
落ち着いた大人の方々で、とてもいい雰囲気で取材ができました。
カメラマンの方は、最近中国に行って切り絵の巻物を購入したそうです。
私はまだ中国には行った事はないのですが、いつかは剪紙(せんし)や刻紙の工房に行ってみたいなと思ってます。
中国では、切り絵の事を剪紙と言います。細かく分けるとハサミで切る方を剪紙、ナイフの方を刻紙と言うそうです。
私も数枚持っていますが、制作の仕方や着彩など、気になる事がいっぱいです。
もう一件は、STUDIO4℃でスペースをお借りして、切らしていただきました。
その日は夕方から映像の打ち合わせでしたが、午前中に別の仕事があり、
空き時間がもったいなかったので、わがままを言ってお借りしました。
広い机でかなりのびのびと、集中してできました。
わからないことがあったら、すぐに相談できるし合理的だなと感じました。
私も4℃に通おうかな。(笑)
ごみ箱に切りカスの山。左手前の線の切りカスと思われます。
午前中は炎天下の中、外だったのでちょっと疲れました。
そして夕方からスタッフが揃い、7月のうちに進める分の打ち合わせをしました。
7月分とか言っている場合ではなくて、本当はできていなければならないのですが、
私が書いて切って、CGの廣田さんが動かすという2人作業なので、
お互いが他の仕事を抱えながら思うように進まない状態です。
それでも何とか形になってきて、みんなでモニターをチェックしました。
絵コンテではなかなかイメージが見えない部分も、
動き出すと「ああした方がいい。」「こうした方がいい。」と見えてくるのでおもしろいです。
まだまだ切らなくてはならない部分も見えてきて、課題はいっぱいです。
焦って汚い切り絵は作りたくないので、時間を気にしながらも落ち着いて切ることができるように心がけてます。
左から制作の山田さん、眼鏡の私、CGの廣田さん