事後報告になってしまいましたが、先週土曜日、TBS系の朝の番組 「知っとこ!」 で
『紙』 の特集の中で紹介して頂きました。 (artgeneニュース)
収録時、たまたま個展を見に来て下さっていた電気グルーヴのピエール瀧さんにも
急遽ご出演していただいたのですが、本当にたまたまのタイミングだったのに、
どうしても仕込みに見えておもしろかったです。
この日はギャラリーに対する問い合わせがすごいことになり、
ギャラリー自体にも推定400人くらいの人が足を運んで下さったそうです。ありがとうございます。
朝の早い時間に出たのですが、結構観ていらっしゃる方って多いのだなあと感じました。
私も午後にかけつけたのですが、みなさん真剣に作品に見入って下さっていたので、
カフェの方でおとなしくしていました (笑)。
ちなみに瀧さんはこの日、スペースシャワーTVのアワードにご出演のため
武道館でリハーサルをしていたのですが、夕方の本番までに時間があったからと
わざわざ来て下さいました。ありがとうございます。
電気グルーヴさんは今年、8年ぶりとなるオリジナルアルバムの制作で ”鬼いそがしい” 最中でした。
本当に、瀧さんのお心遣いありがとうございました。
他にも、桐野夏生さんにも来て頂き、本当に嬉しい限りです。
この日は雨で、人が少なかったのでみなさんでギャラリーのカフェでお茶をして
楽しい時間を過ごしました。この時のお茶メンバーは、
私、週刊文春の波多野さん (只今の連載担当の方です)、桐野さん、この日桐野さんが
ご一緒だったのが週刊新潮の方々という、ミラクルメンバーでした (笑)。
みなさんギャラリーの土蔵という建物に興味津々でした。
ギャラリーの2階には天井に作った方の銘が入っているのですが、気づかなかったといって、
もう一度観に行かれていました。
天井の梁。
三代目竹屋 (材木屋さんの名前) 長四郎、妻い勢、倅小二郎と入っています。すごい!
そして、もう1件の事後報告は、3月24日 (月) に、TOKYO FMの 「Tapestry」 という番組に
生出演させていただきました。DJの西任さんやディレクターの松浦さんにも
お忙しい中ギャラリーに事前に足を運んで下さりありがとうございました。
少しの時間ですが、楽しい時間を過ごさせていただきました。
西任さんの落ちついて、しかもかわいらしい話し方が素敵でした。
本番前
本番中。
このブースの中にいます。
さらに事後報告ついでに、個展の設営様子ものせてみます。
設営1日目。ギャラリー入り口の展示。
「KI RI GA」 のメインビジュアルです。
ここが決まればすべてが決まりそうだったので、何よりもここから始めました。
左は前回の個展でもお願いした山崎さん (通称いんちょう)。
フリーで内装や設営などをしてくれる方です。
いんちょうの人柄から場の雰囲気も和むし、毎回とっても助かっています。
映像作品の原画を選定しつつ、構成しなおしています。
こちらの花はアクリルに挟んで浮いているように展示するため、周りの紙を切っています。
私はこの日の朝まで新作の方に取り組んでいたので、とりあえず、ずーーーと切っています。
連続画像はなるべく1枚の中で構成出来るよう、
原画の切り絵アイテムを紙からはがす作業です。
あまりに数が多かったので、人海戦術です。
フィルの企画デザインの方でお手伝いをして下さっている成橋さん (左) もかり出されました。
手先が器用な方で、とても助かりました。ありがとうございました。
設営1日目は、170点ある 「たらちね」 の原画の中から何とか40点に絞り、
アクリルフレームに額装したところで深夜になり終了。電車はとっくに無かったのですが、
車できたのでみんなで楽しく帰りました。 (運転はいんちょうにお任せ。)
設営2日目 (レセプション前日)。フレームのテグス取り付け作業。
指紋がつかないよう、手袋をつけたりはずしたりと手間がかかります。
左から、マネージャーの増賀さん、フィルの市川さん、奥がいんちょう。
原画+αで45点あります。時間がないので黙々と行っています。
テグスをみんなで取り付けてもらってる間、私は次の日締め切りの週刊文春の挿絵を
蔵の中で制作させていただきました。(午前中に自宅で下絵を描いてきた。)
この日徹夜になる可能性があり、間に合わないのは危険なので
efさんから机をお借りして制作させていただきました。
その間にも、テグス作業と分担して1階の設営に入ります。
私はこの隅で切り絵をしながら、指示出しをしています。
その後、無事に納品作品を終了し、設営に集中するのですが、案の定徹夜作業になりました。
ここからは写真も撮ってる余裕も無く明け方まで頑張りました。
しかし、完成せず朝方とりあえず帰宅しました。
2階の40点が金具が足りなかったり、吊っているため、連続した物がどうしても
左右がガタガタしてしまい、どうしたものかと思いながらレセプション当日、
時間までに何とかしなければと悶々としていました。
しかし、私が文春の納品を済ませ、向かおうとすると、「全てが解決した。」 との連絡。
どうやらいんちょうの機転で、今回フレームを頼んだアクリル屋さんに連結するアクリルを
朝一で頼んで作ってもらい、午前中には届いたとのこと。
いんちょうは貫徹のまま金具も買いに行ってくれ全てが完了との事!本当にほっとしました。
いんちょうありがとう!プロ魂を感じました。
そして今回は浅草ということで、私はアクリルフレームを近所の蔵前にある名貴堂さんという
老舗のアクリル屋さん (もともとはブリキ屋さんだったそうです。) にお願いしていたので、
全てがものすごく運がよかったというか、浅草の下町人情を感じました。
名貴堂さんも本当に迅速な対応ありがとうございました。
そして、設営中ずっとギャラリーefのIzumiさんやIzumiさんのお母様の
お手製ご飯をいただきました!感動!
設営チームともども家族のように一つの大きい机を囲んでご飯を食べました。
徹夜になってしまった時にも、深夜にピザを焼いてくれて、
みんな半死みたいになっている時に (笑) 生き返りました。
本当に本当にありがとうございました。
ギャラリーの山口さん、Izumiさんの弟さんもボーイスカウトで鍛えたテグス結びでの
ご協力してくださり、大勢の方の力をお借りしました。本当にありがとうございました。
この後、おかげさまで涼しい顔してレセプションを迎える運びとなりました (笑)。
個展は4月13日まで、まだまだ開催中ー!