福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

来年の告知

2018年12月28日 | お知らせ(個展・ワークショップ他)


本年は大変お世話になりました!


早めですが、年内最後のブログになります。




今年は本当にありがとうございました!

わたしが今年一番手応えがあったのが
福島県の二本松市の芸術祭「重陽の芸術祭」です。

高村智恵子の生家での展示と
切り絵の原点でもある
東北に残るお正月の伝承切り絵を制作している修験道の寺院であるところに
2年に渡って取材ができ、
地元の子供達にワークショップでご紹介できたことです。

昨年はやや消極的であった養泉院さんとも明るい方向で交流ができたことです。

芸術祭というイベントを通して地元でも知られていなかった
そして消えそうになっていた伝統切り絵の文化をご紹介できたことは
切り絵アーティスト名利につきました。




本当にありがたいです。



そして10年間関わらせていただいた
宝生流家元主催「和の会」がファイナルを迎えたことです。

10年間はいろいろなことがありましたが、関わっているみんなが成長し
とても意義のあるものとなりました。
そして私の手元にも素晴らしいお能の作品が10点揃いました。
このお能の作品は、毎回本当に自分の赴くままに作ることができ
苦しくも大変嬉しい制作時間をいただいておりました。
これらを宝にこれからも益々作品づくりに励みたいと思っております。


展示とワークショップで怒涛の日々の中、
PARCO池袋での展示で京団扇の透かし団扇を制作させていただいたのも
とても楽しかったです。

ワークショップはどこも楽しかったです。


充実した2018年でした。




そして、来年ですが
ざっくりこんな予定になっております。


書くのが怖すぎますが、忙しすぎて告知が滞ってしまうので早めに〜!!!


2019年 1/12〜3/24
神戸ファッション美術館にて
巡回展 11人の切り絵作家による「切り絵展」


2019年 4/3~4/8
日本橋三越本店6階にて
多摩美術大学卒業生による「E.O」展


2019年 4/19~6/9
大分市美術館
巡回展 11人の切り絵作家による「切り絵展」
(こちら、私が現地に行きギャラリートークなどあります。)



2019年 5〜6月
静岡にて個展(まだタイトル未定)


2019年 5/18~5/21
静岡新聞主催 直島クルージング企画に同乗します。


2019年 6/29~8/25
東京にて「個展」!

します!!!!!!



これは展示予定だけですが、
他にもワークショップやら講義やら、出版!などなど来年の予定がすでに満杯に!!!

うれしい悲鳴すぎる!!!

ありがとうございます。


私の目下の目標は


2019年 6/29~8/25
東京にて「個展」!


です。

自分でも楽しみにしているのです!



来年は「和の会」が無くなり、「重陽の芸術祭」もないのですが
スケジュールってよくしたもので
それと入れ替わるように次から次へと忙しくさせていただいております。

ありがたや〜です!!!!。

頑張りまーーーす!

来年は展示が多いのでどこかで皆様と元気にお会いできればと思います。


皆様にとっても楽しい年末、そして良いお年をお過ごしできるようお祈り申し上げます!!!!




福島県二本松市の養泉院さんの35代続いている東北に残る正月用の伝承切り紙です。
皆様の益々の繁栄をお祈り申し上げます。



日本テレビ「Stories~あなたのライフを探す家」

2018年12月27日 | お知らせ(個展・ワークショップ他)



日本テレビさんの
「Stories ~あなたのライフを探す家」
というミニ番組に出演させていただきます。


http://www.ntv.co.jp/stories/

土曜日深夜の5分番組ですが
私が出演予定の12月29日は年末の番組編成で
やや時間に変動があるそうです。

こちらの時間ということです。

<放送日時>
日本テレビ
12月29日(土)23:24~23:30(今週土曜日)

良かったらご覧くださいませ〜。






クリスマス映画

2018年12月26日 | 日記



クリスマスは、日本の文化ではないので
なんか私も説明しずらくて

他の国の文化として映像で雰囲気を楽しむのもいいですね。




毎回行っているのですが

地域の図書館でボランティアさんが企画している
世界の児童映画を上映するものに行ってきました。




今回はブルガリア編です。



直接クリスマスとは関係のないものですが
冬のお話はクリスマスにぴったりで雰囲気があって良いですね。


短編で6本もフィルム映画が観れて大満足です。



1960〜1980年代のアニメでした。

面白かった〜。


DVDになっていないアニメーションが観れるのは本当にありがたいですね〜。


子供達も楽しんでいました。





そして24日はお休みですので
前々から作りたがっていたクリスマスケーキを作ることに!


毎年購入していたSWEETCHさんのケーキ予約が遅れてしまい
今年は何やらすぐに予約が一杯になってしまったそうで
うれしい悲鳴!ですが、
毎年恒例だったSWEETCHのクリスマスケーキ無しのクリスマスだったのです。


もう作るしかないです(笑)。


自分の仕事で朦朧としながらも
前日までに材料を買い揃え、
子供達と朝からブッシュ・ド・ノエルを作りましたよ!





わーー。

意外と簡単だった〜。
確かに「失敗が少ない」と紹介されているだけあって
本当に失敗なくできました。

これは子供が作るにもいいですね。
簡単で見栄えがいいのです。
主人も手伝ってくれたし。


初めは子供達が卵のわり方でもめて喧嘩が始まりましたが
「そんなんじゃサンタさんは来ないね」の一言で沈静化。
便利な「良い子の味方サンタさん」です(笑)。




ちょっと小人が戦っていますが(苦笑)
飾りつけは娘がやってくれて

息子は途中からチョコクリームのつまみ食いがひどくなり離脱。

娘は心置きなく平穏な気持ちで飾りつけに取り組めました。
良かったね。


その後、クリスマスイブは映画にお出かけ。




息子はこんななってました。
(観たのはスターウォーズ関係ないです。)


映画館でも

こんな感じでした。
(ドラゴンボールでもありません)



ディズニーの実写版「くるみ割り人形と秘密の王国」を観たのです。





24日はゆっくりちょっと豪華な食事を家でしたいところですが
連休中はこの時間しか予約できなかったのです(笑)。


まあ、ケーキを作ったことでかなり子供達
クリスマスイベントが充実しています。

肉が嫌いな娘はチキンなんて食べないし
クリスマスを意識したメニューは娘が手をつけない可能性があるので
映画を観る前に軽くおにぎりでいいのです(笑)。



映画はとても良かったです。
かなり本来のくるみ割り人形からアレンジしていますが、
クララはかわいいし
全ての役柄がとても良く
装飾も豪華。
娘にとっても心情的にタイムリーな内容だった気がします。

主人とも、「(娘にとって)いいクリスマスになったね」と話していたのですが
当の本人はあくまでも他人事のようで
相変わらず響いてはおりませんでした(笑)。


息子は、ビビリなので席を取ったのに
ずっと私の膝で手に汗握ってみておりました。



昨年は娘とおばあちゃんと
「くるみ割り人形」のバレエ公演を観に行きましたが
最後の最後で娘がトイレに行きたくなり席を立つというハプニングがありましたが
今回は最後まで席で観れました。


クリスマスにクリスマス映画もいいですね。










クリスマス

2018年12月25日 | 日記


クリスマス
どうお過ごしでしょうか〜?


我が家にも無事にサンタが訪れ、
ご機嫌なクリスマスかと思われます。

小学校も冬休みに入り、
子供達は嬉しくてたまらないでしょうね〜。



2学期はなかなか娘が大変でした・・・。
担任の先生曰く、「感受性が豊かなため感情の起伏が激しい」とのこと・・・。
自分の仕事と、娘の何やかんやですごかったなあ の12月です(ため息)。


そんな我が家のクリスマスです。



まずはお友達の展示販売へ〜。

主人と私の古くからのアーティスト仲間である
フトリさんです。

http://www.graphictakora.com


最近はフトリさんのデザインがテキスタイルになっていて
バッグや洋服をはじめ
色々なもののデザインになっています。



終業式を終え、歯医者を終え、
歯医者の麻酔でほっぺたがおかしいという子供達の気を紛らわすためにも
この時間に組んでおきました。


1〜2時間ダメですからね。
麻酔。
気を紛らわさないと娘の不機嫌からくるわめき散らしは本当に酷いので
どうにかごまかす時間を作らねばです。


前回は、初めての麻酔の息子がほっぺの違和感に戸惑い、
その時は軽めで楽勝だった娘が今回はがっつり麻酔だったようで
娘が違和感を抱えていましたが、フトリさんの人柄もあって楽しく過ごせました。

よかったよ〜。





夫婦で共同で使うバッグを買いました。
クリスマスカードも。


子供達にはサンタさんからプレゼントあるようですが
大人はないからね。
ちょっとしたプレゼントです。

今回も素敵なものがいっぱいあって
もう逆に目の毒でしたが、何とかこちらの1アイテムで納得して帰りました(笑)。

危険すぎます(笑)!



息子の希望で



こちらのオーナメントも買いました。





我が家のツリーは、



こんな感じでして、

毎年ちょっとづつオーナメントを買っていて

今年は



こちらの2羽の鳥を購入していました。


それにフトリくんのオーナメントも加わりました。





これは「ニルスの不思議な旅」的なオーナメントで
極小ですが、よくできていてお気に入りです。



ツリーの足元にあるのは、馬小屋です。



正しくは家畜小屋なのですが、一応イエス様が生まれた馬小屋のイメージで
娘の部屋から引っ張り出して置いてあります。
実際にはもっと素朴な馬小屋でしょうけど
うちのは明らかに飼っている馬たちもゴージャスな感じです(笑)。


この家畜小屋、6年くらい前のロンドンにて
高級デパートのおもちゃ売り場でセールにて発見しトランクに詰めて持ち帰ったものです。

小屋は立派だったのですが、ついていた動物は積み木みたいなものにプリントされたものだったので
我が家にて、人形はリアル系のシュライヒなどにすり替えられております。


私がドイツのギャラリーで展示した時に娘も連れて行ったのですが
あちらでは女の子の習い事のステイタスみたいのに
「乗馬」があり、
おもちゃ売り場にも塗り絵のアイテムにも「馬」グッズが充実しておりました。

動物園での馬(たてがみの三つ編み)にも娘が魅了されており
何となく「馬」に愛着のある娘でして
ちょこちょこ馬周辺を集めていたらこんな感じに。
(シュライヒもドイツの会社だから馬が充実してます。)




結構機能的で、滑車みたいので2階に物が運べます。
一階のドアの開閉もちゃんとしてます。


2階の屋根は取れるので



屋根裏には猫一家や餌や飼育道具を置いたりしています。


よくできてますよねー。


私のお気に入りです(笑)。





今年は息子がサンタの絵を描いて、ツリーに吊るしていました(笑)。




サンタさんの持っている袋の中にいっぱいプレゼントの箱も入っていて
かわいい〜。
癒される・・・。

朝の保育園前の時間にサササッと描いていました。
長い時間は集中できませんが、短時間なら集中して絵を描く息子です。



そんなツリーの下に




無事にプレゼントたちが届いたのでした。

(真ん中のすみっこぐらしは、英単語の機械のポーチになっているそうです。
娘はトカゲ?がお気に入りらしいです。
おもちゃ系は主人担当。)


良かったね〜。

















タータンとかムナーリとか

2018年12月12日 | 日記




週末はタータンの展示を見てきました。







なんか、珍しくないですか。


「タータン」に特化するって意外とないですよね。





入り口ホールにあるソファにて
いろいろなタータンになれます(笑)。







タータンについて知らないことばかりで

色の使い方で家紋みたく一族を表していたり
いろいろ面白かったです。

何よりも、タータンの空間が可愛いです。


子供たちはタータンの模様探しクイズを頑張っていました。



そしてついでにこんなのも出ていたので





早速購入。


私は、これを見た時、随分前に発売された絵本だと思っていたのですが
この展示に合わせた最新刊でした!!!

絵の感じとか、何だかノスタルジックじゃないですか?


作者さんがアイドルがチェック柄を着ていたのもあってタータンチェック好きが嵩じて
現地訪問までされてタータンを研究されているのですが、

そのアイドルが
展示にもあったスコットランド出身の70年代のアイドル
「ベイ・シティーローラーズ」なのだと思っていたのですが

もしかして
「チェッカーズ」のことかもしれないと
思い始めました(笑)。



チェッカーズがブームの頃は私は小学生でしたので
作者さんの感じだとあり得るのかも〜

とか、

どうでもいいいですね(笑)。



なぜだか娘が最近タータンチェックの服を着たがったので
ちょうど良いタイミングで見に行ったのでした。


そして翌日は
ムナーリ展の全国巡回の最終地で国内最大の展示ということで
世田谷美術館の「ムナーリ展」に行ってまいりました。





ここまでたどり着くために、子供たちは砧公園で散々遊びました。


公園内でランチをしようと思っていたのですが
公園内の売店が一斉にリニューアル工事で閉鎖。

超寒空の中、直前に握ってきて何となくあったかいおにぎりと
水筒に入れてきた温かいお茶でしのぎましたが

外でのランチですっかり冷え切ったところで美術館へ〜。


息子はこういうの全く落ち着いて見れないのですが
ムナーリ展は必ずムナーリの知育玩具キットで
子供が遊べる場所があります。

そこで遊ばせている間に、夫婦交代で見てきました。


娘は展覧会は好きなのですが、この日は朝からずっと不機嫌で手に負えなかったので
何だか大変でした。


見終わったあと、美術館のレストランで休憩した時に
「ケーキセットがプリンしかない」と言われたのですが
そのプリンがとーっても美味しかったので(大きいワイングラスに入っていたのです)
そこで娘の機嫌が良くなったのは良かったです。

主人は温かいご飯が食べたくて、普通にパスタ頼んでました。
それも美味しかった。



ムナーリの展示は本当に何度見ても素晴らしかったです。

イタリア人の友人がイタリア人は保守的なので
「ムナーリみたいな作家が出るのが奇跡に近い」と言っていて
本当に面白いなあ〜と思っていました。

私が以前勤務していたところは、
ムナーリが初めて日本で子供のためにワークショップをしたところで
その時の写真とか見ると本当に陽気な可愛いおじいちゃんで、
登場するだけでハッピーな感じがしたそうなんです。


天性の才能なのだと改めて感じます。


前回の葉山からこのムナーリ展で、
子供のためのワークショップが取りやめになってしまったことが
悔やまれます。


ムナーリはどう思っているのかな〜?
と思ったりしました。

もうムナーリの作品を管理している方々が代替えされているので
いろいろ著作権とか難しいようです。

日本でもそうですが故人の作品管理は厳しいですよね。



そして、葉山の時はほとんどが売り切れで無かった物販関係が
割と揃っていたので

ついに




こちらの
「緑ずきんちゃん」と「+ー (プラスマイナス)」を購入しました。

「黄色ずきんちゃん」は持っていましたが
「緑ずきんちゃん」は持っていませんでした。

イタリア語なので、詳細はわかりませんが絵本なので絵でお話がわかります。

プラスマイナスは私も勤務時代によく親しんでいたのですが
日本では手に入りませんでした。

近年手に入るようになったので、欲しかったのです。


子供に遊ばせようか、保管しておこうか
迷っています・・・(笑)。



最近感じるのは、東京オリンピックに向けて
いろいろな所が、特に公共施設ですかね
色々と動いているので
お出かけ情報は事前にチェックしないと、リニューアルとかで入れないとかになってしまう
ということを痛感している昨今です。