28日 日曜日 第22回 乳がん市民公開講座が
アクトシティ浜松コングレスセンターで開催されAさんと待ち合わせ参加してきました
主催はNPO法人 がん情報局
今回のテーマは「乳がん薬物療法の副作用を考える」
第1部 基調講演
「正しく知り 正しく対処しよう 自分のために」
お話しくださったのは 浜松オンコロジーセンター腫瘍内科医 渡辺 亨先生
2013がん体験者の悩みや負担などに関する実態調査報告書
「がんと向き合った4054人の声」
によると2003年の調査に比べ 薬物療法に関する悩みや負担の割合が顕著に増加している
乳がんでも薬物療法の多様な副作用症状 治療終了後も続く症状(末梢神経障害による手足のしびれ違和感 脱毛)
治療の個別化 効果の見える化により副作用を乗り切る
サブタイプに合わせた治療の選択 → 個別化
術前治療による治療の効果評価 → 見える化
最近では術前化学療法 術前ホルモン療法が主流になっているそうで
術前に受けることによって効果が分かり 辛い副作用を乗り切る励みにもなる
…そうよね 私は術後抗がん剤を受けたから 効いているのかどうか分からなかったもの…
パネルで症例 薬剤など示してのお話し
確かに副作用はつらいが 効果あったればこその薬物療法
艱難辛苦を乗り越え 最善の努力をすることで良い結果を得ることができる
抗がん剤と認知症の相関関係
化学療法後の物忘れなどの認知機能障害ケモブレインとかケモフォッグとよぶことがある
しかし 認知機能には 年齢 栄養状態など様々な要素が関与しているので
明らかに抗がん剤が認知症を引き起こすとは言い切れません
などなど
第2部 パネルディスカッション
あなたの疑問に答えます
パネリスト
総合病院乳腺外科の医師 乳がん看護認定看護師 がん化学療法看護認定看護師の方々
質問事項は 前もって参加申し込み時に書き込み
それぞれに各先生方が応えて
ホルモン療法の副作用
乳がん特殊型(微小乳頭がん)の診断 それについての分かりやすく教えてほしい
リンパ浮腫について
乳がんにおける免疫療法の今後について
食事との関連性
術後疼痛について
乳がんの新しい診断 治療
初期治療
などなど パネルをつかって分かりやすく解説
詳しくはこちらに
閉会後 駅までの行き方を問われ
ちょうど駅まで行く私たちは
「一緒に行きましょ」と案内しながら 話しながら
なんとこの方 名古屋からの参加ですって
そういえば 会場で隣に座った方も電車で1時間半ほどかかるっておっしゃってたっけ
名古屋から参加された方 手術からもう5年半ほどだそう
帰りに「うなぎを頂いてから帰ろうと思うの…」っておっしゃって
「お元気で…」
これからも元気でいましょ お互いにエールをおくりあったのでした