木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

健康太極拳&えっ?貴女も…

2011年05月21日 | 日々つれづれ

講師のY先生のお知り合いのF先生が見学にいらっしゃいました

F先生は東京で企業戦士として一線で活躍される一方で
「楊名時太極拳」の創始者 故楊名時先生のもとで太極拳をやっていらっしゃった方です
最近生まれ故郷である浜松に帰って来られたそうです 
私達が教えて頂いているY先生の恩師とお知り合いとの縁で
F先生のところにY先生が通い一緒に演舞するうちに今回の話が持ち上がった様です

白髪のF先生はとっても体格がよく70歳を過ぎていらっしゃるのに矍鑠として背筋はピン
緊張している私達と一緒に演舞をしてくださいました 
そして休憩中 「模範演舞を見たい」との声が上がり
 お疲れなのにこころよく承知くださり二十四式演舞を見せて頂きました 

皆が見つめる静かにシーンとした中
 穏やかにゆったりと流れるように なのに力強くどっしりと
周りの気がどんどん浄化されていくような演舞でした

Y先生がF先生の演舞を最初見たとき
 「“ビビッ”と電気が走ったような感じ…」とおっしゃった意味が分かったような気がしました
そして故楊名時先生とあまりに似た演舞をなさるのでそれにも驚かれたそう…

演舞が終わる頃 
「あぁ~っ お許しを得てできることなら動画を撮らせて頂けば良かった… 」
残念!
 あとの祭り…

素晴らしい演舞でした

その後 もう一度皆で演舞した後 一時間延長してF先生を囲んで茶話会
その中で「皆さんは太極拳の他に何かやってますか?」の質問に

私はスクエアダンス あとKさんは陶芸 
 ヨガ…ヨガを20年近くもやっていらっしゃるNさんはもうすぐ講師の資格をとられるそう 
凄いです 継続は力なりですね
 Tさん達はバウンドテニス
などなど

その中で私が怪我でお休み中に太極拳のお仲間になったOさん
 …たぶん私より10歳以上も若いでしょうね 

「ボーリングをやっていたけれど病気をしてからやれなくなって…」

病気をしてから… やれなくなった… 

何故か私は「ひょっとして…」と気になったんです
 で、茶話会も終わってお掃除のとき Oさんにそっと「病気って?」とお聞きしました

明るくサラッと「乳がん」という彼女にわたしも「私もよ」と即座に応え…

帰り際 外で立ち話
なんと術後4年目ですって
 よくよく聞いたら彼女は3年半前の11月 わたしはその翌年1月の手術
3ヶ月も離れていません(@_@)

術後化学療法も受けられて…
 その副作用で術側の手じゃないけれど筋が突っ張ってボーリングができなくなったそうです

掛かっている病院こそ違え同じ病気のお仲間がこんな近くにいらっしゃったなんて…
経過や気持ちや大変だった事などいろいろ話し
「うん そうそう」
…思ってもなかなか話せないこと…家族でも心配するだろうなと思うとなかなか話せないもんです 
とっても明るく笑顔が可愛いOさん
 同じ病気で闘っているもの同士

聞きたいこと 聞いてほしいこと 不安とかいつでも話し合おうね 
 お互いによく頑張ったよね これからも元気で生きようね
と エールを送りあったのでした

10数人しかいない太極拳のお仲間の中に病友が…
 やはり16人に1人の罹患率といわれるだけありますね

F先生がおみえになって茶話会が開かれ「他に趣味は?」って話になって…
 それがなかったら…
人と人の繋がり 出会いって…不思議
 新たなめぐり合い

F先生の演舞に魅せられ
 分かち合える友人に又ひとり恵まれ 心強く嬉しい日になりました