美味しく立ち喰い♪ 「源屋」(サンプラザの「鳥光」)

8月23日、土曜日。曇り時々雨。 
 玄関を出て、思いがけない風の涼しさに首をすくめた。髪を下ろす日も近そうである。 

 今日は二人して寝坊。中休みのあるお店にはいけないねぇ…と話しつつ、所用を済ませて三宮へ向かう。  
 何週間か前、立て続けに博多らーめんの店の臨時休業で振られたことがあり、豚骨スープにありつける他の店を探してみた。で、そのお店を今日のお昼ご飯に提案したのだが、「えっ、立ち喰い?」と、かなり疑い深い反応が返ってきた。以前、三宮の立ち喰いらーめんで不味い経験をしたので仕方ないか…。
 
 そこで折衷案。まずは軽~く他店で別のものをお腹に入れ、〆にらーめんを頂くことにした。えっ?そんな事をしていたら太るって? …はいその通り。でも、休日のランチは楽しむこと最優先! 

 まずは三宮サンプラザへ。飲食店の多さにびっくりした。気になるお店が何軒かあったので、いずれまた。
 本日の私たちの選択は、軽く呑んで焼き鳥もつまめる「鳥光」。
 

 あれば必ず頼むネック。地元名古屋のお店では、“せせり”と呼ばれていた。個人的には、“せせり”と呼ぶ方が好きだな。
 しっかりとした弾力があって、美味しいお肉だったよう。

 なんこつと、ねぎ身。
 とても久しぶりに、納得のいく軟骨をばりばり頬張る。
 頼んだものをしたため終える頃には3時近くになっていたのに、食事のお客さんが途切れることはなかった。評判の良いお店らしく見受けられた。

 「鳥光」を出るとさていよいよ、件のらーめん店へ。 
 駅から歩いてすぐの、「源屋」でっす。
 探すまでもない看板…。

 店内に入りカウンターの方を認めると、「立ち喰いですが、よろしかったでしょうか?」と声をかけられたので、「はい」と答える。それだけのことでも、良い印象だった。
 「“硬め”って言いそびれたなぁ…」と呟きつつ待つ。隣ではだーさんが、「あまり(豚骨が)匂わないね」と声をひそめずに言っている。

 でも…。 ふふ。
 こちら、だーさんの“源屋らあめん”+煮玉子。


 私の、“源屋らあめん”。
 元気の源…!

 レンゲでスープを一掬い口へと運び、ぐびりとのどの奥へ流し込んでみたらば…。うわああ、豚骨臭が鼻から向けたよう~。てな訳で、大変満足な一杯であった。麺も美味しかったし、ネギが多めなのも嬉しかったけれど、やっぱり博多らーめんにおいて肝心要の豚骨スープがとても良かったのが、いいわー。
 散々危ぶんでいただーさんが、「今日の店、美味しかったよ。意外だったなぁ」と感想をもらしていたので、提案した立場の私はにんまりよ。贅沢を言わせてもらえば、“ばりかた”でお願いしてみたいところです。ご馳走さまでした♪

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