バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

IL−12/p40結合蛋白質

2017年05月29日 | 医療 医薬 健康
出願人: アボット・ラボラトリーズ, ABBOTT LABORATORIES

出願 2008-519612 (2006/06/29) 公開 2009-500018 (2009/01/08)

発明者: レイシー,スーザン・イー, フアン,エマ, ベルク,ジヨナサン・ピー, デイクソン,リチヤード・ダブリユ, ログスカ,マイケル, ヒントン,ポール・アール, クマール,シャンカール
【要約】本発明はIL−12p40結合蛋白質、特にヒトインターロイキン12(hIL−12)及び/又はヒトIL−23(hIL−23)と結合する抗体に関する。特に、本発明はキメラ抗体、CDRグラフト抗体及びヒト化抗体に関する。好ましい抗体はhIL−12及び/又はhIL−23に対する高い親和性をもち、hIL−12及び/又はhIL−23活性をin vitro及びin vivoで中和する。本発明の抗体は全長抗体でもよいし、その抗原結合部分でもよい。本発明の抗体の作製方法と使用方法も提供する。本発明の抗体又は抗体部分は例えばhIL−12及び/又はhIL−23活性が害をもたらす障害をもつヒト対象においてhIL−12及び/又はhIL−23を検出するため、並びにhIL−12及び/又はhIL−23活性を阻害するために有用である。
e-kouhou 特許公開・明細書公開 2009-500018

HLAクラスIを認識する抗体

2017年05月29日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願人: 中外製薬株式会社
発明者: 木村 直紀, 羽生 清

出願 JP2010066494 (2010/09/24) 公開 WO2011037160 (2011/03/31)

【要約】本発明はHLAクラスIを認識し、有意な細胞死誘導活性を有する抗体を提供することを課題とする。本発明者らは、上記課題を解決するために、まず、FLAGタグを付加した可溶型HLA=Aをマウスに免疫し、最終免疫の4日後、マウスの脾臓細胞とマウスミエローマ細胞を細胞融合した。次に、ハイブリドーマ細胞のスクリーニングを、細胞凝集誘導活性及び細胞死誘導活性を指標に行い、細胞死誘導活性の強かったモノクローナル抗体F17B1を選抜した。マウスモノクローナル抗体F17B1のH鎖可変領域及びL鎖可変領域の配列を決定し、抗体のヒト化を行なった。さらに、ヒト化抗HLAクラスI抗体H2=G1d_L1=k0による細胞死誘導を行なったところ、H2=G1d_L1=k0はIM9細胞株において、濃度依存的に細胞増殖を抑制することが明らかとなった。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2011037160/

グラニュリン変異をもつ前頭側頭葉変性症患者脳では、TDP-43以外のタンパクも蓄積する

2017年05月29日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
グラニュリン変異をもつ前頭側頭葉変性症患者脳では、TDP-43以外のタンパクも蓄積する
-従来の定義を見直す発見

プレスリリース 掲載日:2017.05.29
東京都医学総合研究所


(公財)東京都医学総合研究所・認知症プロジェクトの細川雅人 主席研究員、長谷川成人 参事研究員らは、グラニュリン遺伝子変異をもつ前頭側頭葉変性症の患者脳には、従来蓄積しないとされていたタウやα-シヌクレインが蓄積していることを明らかにしました。グラニュリン遺伝子変異脳に蓄積するタンパクの定義を見直す発見となりました。
https://research-er.jp/articles/view/58787

喘息から身体を守る仕組みが明らかに

2017年05月29日 | 医療 医薬 健康
~肺胞マクロファージ分化に必須の酵素を発見~

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2017.05.29
奈良先端科学技術大学院大学

 奈良先端科学技術大学院大学(奈良先端大、学長:横矢直和)バイオサイエンス研究科の川﨑拓実助教、河合太郎教授らは、肺組織に存在する白血球の一種で感染防御などの役割がある食細胞の肺胞マクロファージについて、その細胞の分化と代謝を制御することが、喘息の抑制に重要な役割を果たしていることを初めて明らかにしました。
https://research-er.jp/articles/view/58798

がんの信号を抑える心臓ホルモンのメカニズム解明-

2017年05月29日 | 医療 医薬 健康
からだに優しいがん転移予防薬の実現に向けて
-がんの信号を抑える心臓ホルモンのメカニズム解明-

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2017.05.26

国際電気通信基礎技術研究所 国立循環器病研究センター 日本医療研究開発機構

国立循環器病研究センター(大阪府吹田市、理事長:小川久雄、略称:国循)研究所の野尻崇(生化学部ペプチド創薬研究室長)、寒川賢治(研究所担当理事)らの研究グループは、 株式会社国際電気通信基礎技術研究所(京都府相楽郡精華町(けいはんな学研都市)、代表取締役社長:平田康夫、略称:ATR)佐藤匠徳特別研究所河岡慎平主任研究員らのグループ、東京大学および大阪大学との共同研究で、心臓から分泌されるホルモンである心房性ナトリウム利尿ペプチド(Atrial Natriuretic Peptide; ANP)の投与により様々な種類のがんの転移を予防・抑制できること、また、そのメカニズムについて明らかにしました。

https://research-er.jp/articles/view/58753

ヒトC反応性蛋白遺伝子導入ウサギ

2017年05月28日 | からだと遺伝子
出願人: 国立大学法人佐賀大学, 国立大学法人山梨大学n, モアハウス スクールオブ メディシン
発明者: 渡辺 照男, 範 江林, 小池 智也, 北嶋 修司, 森本 正敏, ユークゥイン イー. チェン

出願 2009-141742 (2009/06/15) 公開 2010-284125 (2010/12/24)

【要約】【課題】本発明は、ヒトC反応性タンパク質(CRP)の上昇が関与する疾病の病態の解析や、それらの疾病の予防・治療薬のスクリーニングに用いうるトランスジェニックウサギを提供することを目的とする。【解決手段】ヒトCRPをコードするDNAを含むDNA構築物が染色体上に導入され、ヒトCRPを発現することを特徴とするトランスジェニックウサギを用いることを特徴とする。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2010284125/

量子コンピュータのデータはDNAに保存される可能性がある

2017年05月28日 | 生命科学 生物誌

バイオのp杜 2017年5月19日 バイオコラム/トピックス,


 今後5年以内に「量子コンピュータ」の販売を開始する目標を、グーグルが発表しています。量子コンピュータは非常に強力な演算応力をもちますが、データを保存する方法が今のこところ確立できていないことが課題。
量子コンピュータとは、文字通り「量子力学」の原理を情報処理に応用するコンピュータのことで、従来のスーパーコンピュータで数千年もかかる問題をわずか数秒で計算してしまう能力があるとされています。
http://pat.intellectual-info.com/bio-mori/column/29340/

iPS細胞のみに毒性をもつペプチドの合成に成功

2017年05月28日 | 医療 医薬 健康
バイオの杜 2017年5月22日 バイオニュース/研究・開発,

iPS細胞に対してのみ毒性をもつペプチドの合成に京都大の研究グループが成功しました。再生医療の際に未分化のiPS細胞を除去することで安全性を高められると期待されます。
iPS細胞を特定の細胞に分化させて移植する際に、未分化のままのiPS細胞が残っていると移植後に腫瘍が形成される可能性があります。

http://pat.intellectual-info.com/bio-mori/news/29384/

ノロウィルス不活化剤及びその製造方法

2017年05月28日 | 医療 医薬 健康

整理番号 (S2014-1268-N0)
掲載日 2017年5月9日
出願番号 特願2015-524537
登録番号 特許第5806434号
出願日 平成27年2月23日(2015.2.23)
登録日 平成27年9月11日(2015.9.11)
国際出願番号 JP2015055070
国際出願日 平成27年2月23日(2015.2.23)
優先権データ
特願2014-032313 (2014.2.21) JP
特願2014-157145 (2014.7.31) JP
特願2014-189487 (2014.9.17) JP
発明者
高橋 肇
佐藤 美紀
宮下 隆
笹原 亮
出願人
国立大学法人東京海洋大学
キユーピー株式会社

発明の名称 ノロウィルス不活化剤及びその製造方法、ノロウィルス不活化方法、ノロウィルス不活化用リゾチーム類の製造方法、ノロウィルス感染の予防薬又は治療薬、並びにノロウィルス不活化用皮膚外用剤

発明の概要 ノロウィルス不活化剤が、リゾチーム及び/又はその塩、並びにこれらの変性物から選ばれる少なくとも1種であるリゾチーム類を含有する。 J-Store >> 国内特許コード P170014114

海外の富裕層が押しかける「がん診療所」 

2017年05月28日 | NEWSクリッピング
海外の富裕層が押しかける「がん診療所」 ほとんどの日本人が知らない理由

関西国際空港の近くにある病院を目指して、わざわざ海外からやって来る人が増えている。病院名は、IGTクリニック。がん治療専門のクリニックに、なぜ外国人の患者が増えているのか。その理由は……。産業経済新聞ニュースonline.,2017-05-28