バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

インフルエンザウイルスが便から検出されるメカニズムを解明

2017年05月18日 | 医療 医薬 健康

~インフルエンザウイルスは粘液に包まれることにより消化管内の環境下でも生存可能~

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2017.05.18
京都府立医科大学

京都府立医科大学大学院医学研究科感染病態学中屋隆明教授、消化器内科学伊藤義人教授、廣瀬亮平助教ら研究グループはインフルエンザウイルスおよびその遺伝子(RNA)が粘液存在下において消化液(胃液・胆汁・膵液等)に耐性を獲得し感染力を有したまま存在可能であることを発見し、本研究に関する論文が2017年5月17日(水)に科学雑誌「The Journal of Infectious Diseases」のオンライン速報版に掲載されましたのでお知らせします。
https://research-er.jp/articles/view/58466

ナッツ摂取でガンの再発と死亡率が大きく低下、米研究

2017年05月18日 | 癌 ガン がん 腫瘍
[シカゴ 17日 ロイター] - 米国の研究チームが、週に57グラム以上のナッツを食べた結腸ガン経験者の再発率とガンによる死亡率が、食べなかった人よりはるかに低いとの研究結果を発表した。この量は、アーモンドなら48粒、カシューナッツなら36粒の量となる。

研究は、ボストンのダナ・ハーバー・ガン研究所の博士らが実施。ステージ3(リンパ節まで拡散した段階)の結腸ガン患者826人に食事に関する質問に答えてもらった。全員が手術と化学療法を受けていたという。

その結果、回答者の19%が週に57グラム以上のナッツを食べており、その全員が、食べていなかった人に比べて再発率が42%、死亡率は57%低かった。ナッツには、マメ科のピーナツとピーナツバターは含まれない。

今回の研究は、ナッツの摂取が、ガン再発やがん死亡につながるとされる肥満や糖尿病の予防になることがすでに分かっているのを踏まえて行われた。同研究所は、ほかのステージのガンについてもナッツ摂取が好ましい影響をもたらすかどうかさらに研究する必要があるとしている。msnニュース.,2017-05-18

無血清条件下でのクローン性間葉先駆体及び間葉幹細胞株の作製

2017年05月18日 | 細胞と再生医療


出願人: ウイスコンシン アラムニ リサーチ ファンデーション発明者: ヴォドヤニク マクシム エイ, スラクヴィン イゴル アイ

出願 2013-500186 (2011/03/16) 公開 2013-521806 (2013/06/13)

明者: ヴォドヤニク マクシム エイ, スラクヴィン イゴル アイ

【要約】多能性アペリンレセプター陽性側板中胚葉細胞、間葉幹細胞及びメサンギウム芽細胞を無血清条件下で入手する方法が開示される。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2013521806/

Opitz(オピッツ)症候群の原因遺伝子の新たな制御機構を発見

2017年05月18日 | からだと遺伝子
Opitz(オピッツ)症候群の原因遺伝子の新たな制御機構を発見
―脳や心臓などに正中部形成不全(奇形)を呈する遺伝性疾患の治療法開発に期待―


日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2017.05.17
 京都府立医科大学  神戸大学

神戸大学バイオシグナル総合研究センターの上山健彦准教授と齋藤尚亮教授のグループ及び京都府立医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科のグループらは、多発性で種々の正中部形成不全(奇形)を呈する遺伝性疾患であるOpitz(オピッツ)症候群の原因遺伝子 Midline 1 (Mid1) の新たな制御機構を発見しました。今後、Opitz症候群が呈する症状多様性の発症機序解明や新たな戦略に基づくOpitz症候群の治療法開発に貢献することが期待されます。
https://research-er.jp/articles/view/58442