バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

驚異のゲノム編集技術「クリスパー」特許は誰の手に?

2017年01月10日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

特許裁判の判決が間近に迫る 
小林 雅一

私たち人類を含む、あらゆる動植物のDNAを自在に改変するゲノム編集「クリスパー(CRISPR Cas9)」。この驚異的な技術の基本特許は一体、誰の手に渡るのか――その大勢が今年前半には判明する見通しだ。

クリスパーは今後、「医療」「製薬」「農業」「バイオ」など、人類の存亡に関わる重要業界に空前の産業革命をもたらすことが確実視されているため、その基本特許の行方を業界関係者は固唾を飲んで見守っている。

http://gendai.ismedia.jp/list/genre/technology

「うつ病」は薬を売るための病名だった!?

2017年01月10日 | NEWSクリッピング
医療・健康・食 週刊現代

「うつ病」は薬を売るための病名だった!? 実は投薬のほとんどが無意味だと医者は知っている
「薬漬け社会」のタブーを斬る

「うつ病の人は'99年を境に急増しました。同年に抗うつ薬のSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)のルボックス(デプロメール)が認可されたのがきっかけです。

製薬業界はSSRIを売るために、うつ病啓発キャンペーンを大々的に展開しました。『うつ病は心の風邪』という言葉が流行して、本来は病気とは言えないような人もうつ病と認定されることになり、薬を処方されるようになったのです」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48911

VEGF−Aレセプター相互作用を阻害する結合タンパク質

2017年01月10日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸

出願人: モレキュラー・パートナーズ・アーゲー, MOLECULAR PARTNERS AG
発明者: ビンツ,ハンス・カスパル, フォレール,パトリック, シュトゥンプ,ミハエル・トビアス

出願 2011-533752 (2009/11/03) 公開 2012-507271 (2012/03/29)

【要約】本発明は、VEGF−Aに対して特異的な結合タンパク質、特に、VEGFR−2へのVEGF−Axxxの結合を阻害する、結合ドメインを含むリコンビナント結合タンパク質に関する。このような結合タンパク質の例は、所望の結合特異性を有するアンキリン反復ドメインを含むタンパク質である。これらの結合タンパク質は、癌および他の病理学的状態、例えば加齢黄班変性などの眼疾患、の処置において有用である。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2012507271/

PTK2阻害物質での治療に対する感受性についてのがん患者の層別化

2017年01月10日 | 医療 医薬 健康
出願人: ベーリンガー インゲルハイム インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
発明者: アドルフ ギュンター, ガリン−チェサ ピラール, ヒルト ウルリヒ

出願 2013-529666 (2011/09/26) 公開 2013-540108 (2013/10/31)

【要約】本発明は、がん患者がPTK2阻害物質での治療に対して感受性であるかどうかを判定するための方法であって、前記がん患者のがん試料におけるE−カドヘリンタンパク質の発現を検出するステップを含み、0~2のE−カドヘリンタンパク質免疫反応性スコア(IRS)が、がん患者がタンパク質チロシンキナーゼ2(PTK2)阻害物質での治療に対して感受性であることを示すステップを含む、方法に関する。がん患者のがん試料におけるE−カドヘリンタンパク質の発現の前記検出は、好ましくは免疫組織化学的(IHC)方法によって実施される。前記IHC法は、好ましくはE−カドヘリンに特異的な一次抗体および一次抗体に特異的に反応する二次抗体を使用する。本発明は、0~2のE−カドヘリンタンパク質免疫反応性スコア(IRS)によって特徴付けられるがんを有するがん患者の治療方法であって、治療的有効量のPTK2阻害物質を患者に投与するステップを含む、方法にも関する。さらなる態様において本発明は、0~2のE−カドヘリンタンパク質免疫反応性スコア(IRS)によって特徴付けられるがんを有するがん患者の治療における使用のためのPTK2阻害物質に関する。本発明は、治療的に有効なPTK2阻害物質に関するスクリーニング方法であって、(a)2、1または0(1は好ましく、さらに0はより好ましい)のE−カドヘリンタンパク質免疫反応性スコアによって特徴付けられるがん細胞またはがん細胞系を提供するステップと、(b)(a)のがん細胞またはがん細胞系をPTK2阻害物質と接触させるステップと、(c)PTK2阻害物質ががん細胞/がん細胞系にネガティブに作用するかどうかを評価するステップとを含む、方法も提供する。さらなる態様において本発明は、PTK2阻害物質での治療に対して感受性であるがん患者を層別化するための方法であって、前記患者のがん試料においてE−カドヘリンIRSスコアを判定するステップを含み、0~2(すなわち2、1または0)のE−カドヘリンタンパク質免疫反応性スコア(IRS)が、がん患者がPTK2阻害物質での治療に対して感受性であることを示す、方法に関する。本発明は、PTK2阻害物質と、(a)前記PTK2阻害物質が、2、1または0(1は好ましく、さらに0はより好ましい)のE−カドヘリンタンパク質免疫反応性スコアによって特徴付けられるがんを罹患している患者の治療のために使用されるものであることを示す説明書および/もしくは標示;ならびに/または(b)前記患者が本発明の方法によって層別化されることを示す説明書および/もしくは標示;ならびに/または(c)本明細書に定義の方法を実行するための手段とを含む医薬用パッケージにも関する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2013540108/

アスパラガス属植物の擬葉組織の乾燥粉末

2017年01月10日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
アスパラガス属植物の擬葉組織の乾燥粉末
出願人: 国立大学法人 北海道大学, 財団法人北海道農業企業化研究所
発明者: 鈴木 卓, 猪野毛 知一

出願 JP2005015449 (2005/08/25) 公開 WO2006022338 (2006/03/02)

【要約】本発明は、ルチン及び1g乾燥重量あたり少なくとも100mgの糖類を含む、アスパラガス(As?paragus)属植物の擬葉組織の乾燥粉末、特にアスパラガス(Asparagus)属植物の擬葉組織をマイクロ波減圧乾燥、遠赤外線減圧乾燥または真空(凍結)乾燥して得られる粉末である乾燥粉末を提供する。この粉末は淡いアスパラガスの香りと適度の甘味を呈する嗜好性に優れた飲食品として、あるいはかかる嗜好性とルチン補給能を付与する飲食品用素材として、利用可能である。

http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2006022338/

原発22キロ、常勤医ゼロの高野病院の危機を救え

2017年01月10日 | NEWSクリッピング
「福島の医療崩壊は、どこでも起こりうる」原発22キロ、常勤医ゼロの高野病院の危機を救え

The Huffington Post | 執筆者: 泉谷由梨子
投稿日: 2017年01月09日

東京電力福島第一原発事故後、原発がある福島県双葉郡内で唯一、入院できる施設として診療を続けてきた高野病院の高野英男院長(81)が死亡し、常勤医が不在になっている。病院のある広野町は1月9日、ふるさと納税を利用したクラウドファンディングによる支援金の募集を始めた。

高野病院をめぐっては、南相馬市立総合病院の医師らによるボランティア「高野病院を支援する会」が発足し、ボランティア医師の緊急派遣などを行っている。
http://www.huffingtonpost.jp/2017/01/09/takano-hospital_n_14046514.html