バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

薬の世界を旅しよう 日本橋にミュージアム開館

2012年05月01日 | 医療 医薬 健康

 昨年、架橋100周年を迎え、にぎわいを見せる日本橋(東京都中央区)に新たな名所がお目見えした。身近でありながら、知識の乏しい薬について学べる「くすりミュージアム」。子どもたちにも理解を深めてもらおうと、遊びの要素いっぱいの体験型施設になっている。共同通信47News.,2012年04月26日



核と細胞質の間を輸送する新しい運搬体分子“Hikeshi(火消し)”を発見

2012年05月01日 | 細胞と再生医療
-細胞ストレスダメージ修復と分子シャペロンの核内機能が結びつく-

 ヒトの細胞内では、核と細胞質の間でタンパク質やRNA(リボ核酸)などを輸送する「核-細胞質間輸送システム」が働いています。核と細胞質を隔てている核膜にはタンパク質の複合体である核膜孔複合体が存在して、一定サイズ以上の分子を通さない関所のような役割を果たしています。ここを通れない大きな分子は「運搬体分子」という“関所通過用バス”に乗せて(結合して)運ばれます。理研・報道発表資料平成24年4月27日


集団化あるいは塊化した細胞を選択的に回収する細胞精製装置

2012年05月01日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2010-131384 出願日 : 2010年6月8日
公開番号 : 特許公開2011-257241 公開日 : 2011年12月22日
出願人 : 財団法人神奈川科学技術アカデミー 外3名 発明者 : 安田 賢二 外6名
発明の名称 : 細胞分析装置

【課題】集団化あるいは塊化した細胞を選択的に回収する細胞精製装置を提供すること。
【解決手段】本発明は、連続して細胞をマイクロ流路の特定の領域に連続配置する機能と、画像ベースで1細胞単位でその細胞の集団状態の有無と蛍光の発光を同時認識する機能と、その形状と蛍光の発光の情報に基づいて認識を行って細胞集団あるいは細胞塊を選択的に分離精製する機能を有する細胞濃縮精製装置を提供する。明細書pdf >> かんたん特許検索

腸内環境のアンバランスが全身の免疫系を過剰に活性化

2012年05月01日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
-腸内環境の改善が自己免疫疾患の症状軽減や予防に役立つ可能性示す-

「腸内環境を整えることが健康にいい」ということが理解され、腸内細菌への関心が高まっています。善玉菌、悪玉菌という言葉もすっかり定着してきました。腸内細菌は腸の免疫システムを活性化して私たちの健康を保っています。では、腸内細菌と全身の免疫システムの関係はどうなっているのでしょうか。(独)理化学研究所 報道発表資料平成24年4月27日

新規カテキン誘導体、その製造方法および抗インフルエンザウイルス剤

2012年05月01日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

出願番号 : 特許出願2008-219285 出願日 : 2008年8月28日
公開番号 : 特許公開2010-53066 公開日 : 2010年3月11日
出願人 : 静岡県公立大学法人 発明者 : 菅 敏幸 外2名

【課題】現在抗インフルエンザ薬として使用されている治療剤は、小児における安全性や副作用の危険、および耐性ウイルスの出現の可能性があることから、インフルエンザウイルスに対して有効でありかつ安全性の高い別の薬剤を提供する。
【解決手段】カテキン類やテアフラビン類について、その構造と抗インフルエンザウイルス活性との相関を研究し、一般式(I):



で表される化合物、この化合物を製造する方法、ならびにこの化合物を有効成分とする抗インフルエンザウイルス剤を得た。明細書 >> かんたん特許検索

インフルエンザに挑む(上)ウイルス学者・河岡義裕

2012年05月01日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
■理不尽な論文の差し止め
 鳥インフルエンザウイルスについての自分の研究論文の公表が一時、米国政府によって差し止められた。「テロリストが生物兵器に悪用する恐れがある」というのがその理由だったが、再検討した米国政府は一転して公開を認め、問題は一件落着した。しかし、後味の悪さは残る。MSN産経ニュース 2012.5.1

生活習慣病及び/又は癌の診断剤

2012年05月01日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2009-254820 出願日 : 2009年11月6日
公開番号 : 特許公開2010-151800 公開日 : 2010年7月8日
出願人 : 国立大学法人 熊本大学 外1名 発明者 : 尾池 雄一 外6名

【課題】生活習慣病及び/又は癌の診断、特に予後の予知及び再発の予知を可能とするようなマーカーを見出し、これを利用した生活習慣病及び/又は癌の診断剤及び検出方法を提供する。
【解決手段】ヒトアンジオポエチン様因子2(ANGPTL2)に対する抗体を含む、生活習慣病及び/又は癌の診断剤であって、生活習慣病が肥満、インスリン抵抗性症候群、虚血性心疾患、又は炎症性疾患であり、生活習慣病が、糖尿病性網膜症、腹部大動脈瘤、狭心症、又は生活習慣が病態悪化に関与する皮膚筋炎、リウマチなどの膠原病を含む慢性疾患である。また癌が、乳癌、卵巣癌、腎臓癌、肝癌、子宮癌又は皮膚癌である。明細書pdf >> かんたん特許検索

フラボノイドを含んだ気力改善剤

2012年05月01日 | 健康・栄養機能性成分

国際出願番号 : PCT/JP2009/065644 国際出願日 : 2009年9月8日
国際公開番号 : WO2010/029913 国際公開日 : 2010年3月18日
出願人 : 株式会社林原生物化学研究所 発明者 : 山下 亜紀 外2名
発明の名称 : 気力改善剤

 ストレスや精神的疲労などによる気力低下を改善し、意欲、注意集中力、作業性などの低下を改善する作用を有する、経口的に摂取しても安全な、気力改善剤を提供することを課題とし、有効成分として、フラボノイド及び/又は糖転移フラボノイドの1種又は2種以上を配合した気力改善剤を提供することにより上記課題を解決する。明細書pdf >> かんたん特許検索

プレニルフラボノイドの水溶解性及びバイオアベイラビリティーを増加させる方法

2012年05月01日 | 健康・栄養機能性成分

出願番号 : 特許出願2008-524282 出願日 : 2006年7月31日
公表番号 : 特許公表2009-502973 公表日 : 2009年1月29日
出願人 : バイオアクティブズ,インコーポレイティド 発明者 : クーツ,エリック
発明の名称 : プレニルフラボノイド製剤

プレニルフラボノイドの水溶解性及びバイオアベイラビリティーを増加させるための方法及び製剤が開示される。該製剤は、癌を含む疾患状態を治療するために使用されることができる。明細書pdf >> かんたん特許検索

ウロン酸残基を有する高分子で被覆したフラボノイド組成物

2012年05月01日 | 健康・栄養機能性成分

出願番号 : 特許出願2003-389701 出願日 : 2003年11月19日
公開番号 : 特許公開2005-145933 公開日 : 2005年6月9日
出願人 : 太陽化学株式会社 発明者 : 伊藤 俊宏
発明の名称 : フラボノイド組成物

要約:

【課題】 フラボノイドは、茶、リンゴ、ブドウや豆類等の各種植物体に含まれており、強い抗酸化作用をはじめとする様々な生理効果を有するところから、最近では健康食品素材として注目され、研究が進み、様々な飲食品に利用されているが、フラボノイドには独特の強い渋味があるため、そのまま摂取する場合、自ずとその量が制限されることになる。フラボノイドを大量に摂取した場合、口腔内にひどいしびれを伴う不快感を生ずるため、大量のフラボノイドをそのまま摂取することは、極めて困難であった。本発明は、幅広い飲食品に使用可能な糞便消臭効果をはじめとする生理効果を残したまま渋味を低減したフラボノイド組成物及びそれを含有する飲食品を提供することを目的とする。
【解決手段】 フラボノイドを主成分とする植物抽出物を、ウロン酸残基を有する高分子で被覆することにより上記課題を解決する。明細書pdf >> かんたん特許検索