バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

細胞の栄養状態が逆分化の効率に影響を及ぼす事実を究明

2012年05月26日 | 細胞と再生医療
ソウル大チーム...副作用のない幹細胞治療剤開発に寄与の見込み

細胞の栄養状態が幹細胞の効率に影響をおよぼすという事実が明らかになった。副作用のない患者個人に適したオーダーメード型幹細胞治療剤の開発の可能性を示す研究成果との評価を受けている。

教育科学技術省はソウル大学校のユン・ホンドク教授チームが皮膚細胞が人工多能性幹細胞へ逆分化する過程において細胞の栄養状態によって逆分化の効率が大きく左右される事実を確認したと5月20日に発表した。おはよう大徳 2012-05-22



シロツメクサ 磐田市

副作用の少ない精神分裂症治療剤候補物質を開発

2012年05月26日 | 医療 医薬 健康

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化学研、ドーパミン受用体を調節する新薬候補物質

大徳所在の韓国化学研究院(キム・ジェヒョン院長)は新薬研究本部のパク・ウギュ博士、コン・ジェヤン博士研究チームが韓国で初めて精神分裂症の新薬候補物質を開発したと5月24日に発表した。

今回開発された新薬候補物質(KKHP-60159)は精神分裂症の原因となるドーパミンとセロトニン受用体に対する選択性および親和力が高く

、既存の治療剤の短所を相当部分改善できるものと研究チームは見ている。おはよう大徳 2012-05-25

鼻炎及び鼻漏に対して、優れた抑制効果のある医薬組成物

2012年05月26日 | 医薬工学 製剤 DDS

出願番号 : 特許出願2008-272212 出願日 : 2008年10月22日
公開番号 : 特許公開2010-100550 公開日 : 2010年5月6日
出願人 : 武田薬品工業株式会社 発明者 : 飯塚 貴夫
発明の名称 : 医薬組成物

【課題】抗ヒスタミン作用を主作用とする抗アレルギー薬の副作用(眠気など)を示さず、鼻炎(アレルギー性鼻炎症状など)及び鼻漏に対して、優れた抑制効果のある医薬組成物を提供する。
【解決手段】本発明の医薬組成物は、有効成分として、メディエーター遊離抑制薬(アンレキサノクスなど)と抗コリン薬(ベラドンナ総アルカロイドなど)を含有する。医薬組成物は、鼻炎及び鼻漏に対する予防治療薬(アレルギー性鼻炎及びかぜなどの鼻炎症状改善薬)として有用である。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

PKB(Akt)活性化剤を含有してなる抗うつ剤

2012年05月26日 | 加齢 老化制御

出願番号 : 特許出願2010-5081 出願日 : 2010年1月13日
公開番号 : 特許公開2010-111698 公開日 : 2010年5月20日
出願人 : 武田薬品工業株式会社 発明者 : 大川 滋紀 外1名
発明の名称 : 抗うつ剤

【課題】PKB(Akt)活性化剤を含有してなる、うつ病、不安症、躁うつ病またはPTSDの予防・治療剤を提供する。
【解決手段】式:

〔式中、R1、R2、R3は、H、炭化水素基等であり、Wは:式:



(式中、A環はベンゼン環;B環は5ないし7員含窒素複素環であり、R4は芳香族基等を含有するアシル基であり、R5は、H、C1-6アルキル等であり、R4cは芳香族基等であり、XはO、Sである。)で表される基であり、YはO等であり、C環はベンゼン環である。〕で表される化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグを含有してなる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


乳酸重合体またはその塩に、生理活性物質を高含量で取り込んだ徐放性製剤

2012年05月26日 | 医薬工学 製剤 DDS

出願番号 : 特許出願2010-101264 出願日 : 2010年4月26日
公開番号 : 特許公開2010-189427 公開日 : 2010年9月2日
出願人 : 武田薬品工業株式会社 発明者 : 山本 一路 外2名
発明の名称 : 徐放性組成物およびその製造法

【課題】生理活性物質を高含量で含有し、かつその初期過剰放出を抑制して長期にわたる安定した放出速度を実現できる新規組成物およびその製造法を提供する。
【解決手段】低分子量の乳酸重合体、特に重量平均分子量が5000以下のものの含量を低減させた乳酸重合体またはその塩に、生理活性物質を高含量で取り込んだ徐放性製剤。さらに、生理活性物質とヒドロキシナフトエ酸を乳酸重合体またはその塩の中に共存させ封入させた長期にわたる持続放出製剤。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


催眠作用及び抗ヒスタミン作用を有する薬効成分による点鼻睡眠導入剤

2012年05月26日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2009-42871 出願日 : 2009年2月25日
公開番号 : 特許公開2010-195716 公開日 : 2010年9月9日
出願人 : 武田薬品工業株式会社 発明者 : 飯塚 貴夫
発明の名称 : 点鼻睡眠導入剤

【課題】経口睡眠改善剤(又は睡眠導入剤)の問題点を著しく改善し、不眠症などにおける睡眠導入において、優れた治療効果のある睡眠導入剤を提供すること。
【解決手段】点鼻睡眠導入剤は、催眠作用及び抗ヒスタミン作用を有する薬効成分を含み、経鼻的投与(又は経鼻的全身投与)により睡眠に導入する。薬効成分は、塩酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン、塩酸プロメタジン、塩酸ヒドロキシジン、フマル酸ケトチフェン、塩酸アゼラスチンなどであってもよい。睡眠導入剤は、経鼻的に全身投与により、投与量が少なくても即効性が高く、一日当たりの薬効成分の投与量は、成人に対して薬効成分0.1~50mgであってもよい。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


安定化されたイミダゾール誘導体含有医薬組成物、イミダゾール誘導体の安定化方法

2012年05月26日 | 創薬 生化学 薬理学

出願番号 : 特許出願2010-224344 出願日 : 2010年10月1日
公開番号 : 特許公開2011-1382 公開日 : 2011年1月6日
出願人 : 武田薬品工業株式会社 発明者 : 平嶋 直樹
発明の名称 : 要約:

【課題】医薬組成物中の生理活性を有する化合物の安定性を向上させる方法、及び安定化した医薬組成物の提供。
【解決手段】式:
【化1】



(式中、nは1ないし3の整数を示し、Arは置換基を有していてもよい芳香環を示し、*はキラル中心を示す。)で表される化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグと、糖アルコールとを含有する医薬組成物。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

AMIGO2遺伝子のsiRNA又は抗AMIGO2抗体,抗体断片を含有する大腸癌治療薬

2012年05月26日 | からだと遺伝子

出願番号 : 特許出願2007-270345 出願日 : 2007年10月17日
公開番号 : 特許公開2011-1267 公開日 : 2011年1月6日
出願人 : 国立大学法人 東京大学 外2名 発明者 : 秋山 徹 外2名
発明の名称 : 大腸癌治療薬

【課題】大腸癌を治療する新規方法を提供すること。
【解決手段】AMIGO2遺伝子のsiRNA又は抗AMIGO2抗体若しくはその抗体断片を含有する大腸癌治療薬。すなわち、short interfering RNA(以下、siRNAとする。)は、AMIGO2遺伝子の転写産物(mRNA)であって標的とする配列と相補的なRNA(アンチセンスRNA鎖)および当該RNAに相補的なRNA(センスRNA鎖)が結合した二重鎖RNAであり、siRNAが細胞に導入されると、RNAi現象が生じ、相同な配列を有するRNAが分解されるが、本発明のsiRNAは、AMIGO2遺伝子のmRNAを標的として切断し、大腸癌に関与するAMIGO2の発現を特異的に抑制することができる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)