バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

マグネシウム摂取量増加に伴い、2型糖尿病発症リスクが低下、久山町研究から

2012年05月21日 | 健康・栄養機能性成分
第55回 日本糖尿病学会 【開催期間:2012年5月17日~19日】

 マグネシウム(Mg)摂取量と2型糖尿病発症の関連を検討した疫学研究は欧米で行われたものが多く、また一致した結論は得られていない。そこで九州大学大学院医学研究院環境医学分野の秦明子氏らは、福岡県久山町の住民を対象とした久山町研究の追跡データを基に、Mg摂取量と2型糖尿病発症リスクの関連について検討し、最終日5月19日の一般口演で報告。秦氏はMg摂取量の上昇に伴い、2型糖尿病の発症リスクが有意に低下したと解説した。

慶応大など 脳梗塞悪化の仕組み解明

2012年05月21日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸
 脳梗塞が起きた際、死んだ細胞から放出されたタンパク質が、さらなる症状悪化の引き金となることを、慶応大医学部の吉村昭彦教授(免疫学)らが発見し、20日付の米医学誌ネイチャーメディシン電子版に発表した。

 脳梗塞は、発症直後に投薬治療を始めることが、まひなどからの回復のため重要とされる。だが、今回分かった症状悪化の仕組みは発症の少し後に働くため、このタンパク質の働きを邪魔することで治療開始が遅れた場合の有効な治療法に結び付く可能性がある。中日新聞(Web版) 2012年5月21日

癌の検出のための尿遺伝子発現比

2012年05月21日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2008-554172 出願日 : 2007年2月9日
公表番号 : 特許公表2009-528817 公表日 : 2009年8月13日
出願人 : パシフィック エッジ バイオテクノロジー リミティド 発明者 : ギルフォード,パリー・ジョン

本発明は、低発現腫瘍マーカー(TM)および少なくとも一つの他のTMの発現レベルの分析に基づき、対象における癌の存在を判定する方法に関する。具体的には本発明は、少なくとも一つの低発現TM、詳しくは低発現膀胱TM(BTM)および少なくとも一つの過剰発現TM、詳しくは過剰発現BTM、の発現レベルの、比、回帰または分類分析を行うことによる、癌、特に膀胱癌の判定に関する。種々の態様では、本発明は、これらの方法を実施するためのキットおよび装置に関する。明細書pdf >> かんたん特許検索


ピラゾロン誘導体を含む動脈瘤の予防・治療剤

2012年05月21日 | 創薬 生化学 薬理学

出願番号 : 特許出願2007-280160 出願日 : 2007年10月29日
公開番号 : 特許公開2009-107955 公開日 : 2009年5月21日
出願人 : 田辺三菱製薬株式会社 外1名 発明者 : 橋本 信夫 外2名

【課題】動脈瘤の予防及び/又は治療のための新規な医薬を提供すること。
【解決手段】3-メチル-1-フェニル-2-ピラゾリン-5-オンなどのピラゾロン誘導体若しくはその生理的に許容される塩、又はそれらの水和物若しくは溶媒和物を有効成分として含む、動脈瘤の予防及び/又は治療のための医薬。明細書pdf >> かんたん特許検索


関節リウマチ疾患の検査方法および検査用キット

2012年05月21日 | 診断 分析 検査 予防 実験動物

出願番号 : 特許出願2008-240279 出願日 : 2008年9月19日
公開番号 : 特許公開2010-71833 公開日 : 2010年4月2日
出願人 : 国立大学法人京都大学 外1名 発明者 : 臼井 崇 外1名

【課題】本発明は、関節リウマチ(RA)疾患の検査方法に関し、簡便かつ再現性の高い疾患マーカーを解明し、効果的な検査方法を提供することを課題とする。さらには、本発明はRA疾患について、簡便かつ再現性の高い検査用キットを提供することを課題とする。
【解決手段】採取した血液中のIL-17FをRA疾患の診断用および治療効果判定用のマーカーとし、被験者の血液中のIL-17F量を測定することによる。具体的には、免疫学的手法により、IL-17F量を測定することによる。RA疾患検査用キットは、少なくとも、抗IL-17F抗体を固着させた固相担体を含む。明細書pdf >> かんたん特許検索

ビフィドバクテリウム属細菌

2012年05月21日 | 腸内細菌 プロバイオティクス

出願番号 : 特許出願2008-215753 出願日 : 2008年8月25日
公開番号 : 特許公開2008-289502 公開日 : 2008年12月4日
出願人 : 株式会社ヤクルト本社 発明者 : 水澤 直美 外2名

【課題】 リノール酸から生理効果の高いcis-9,trans-11型共役リノール酸のみを選択的かつ効率良く産生する能力を有する細菌をスクリーニングして得る。
【解決手段】 リノール酸をcis-9,trans-11型の共役リノール酸に変換する能力を有するビフィドバクテリウム属細菌であって、次の (a) 及び (b) 工程によって、培地中に少なくとも0.5mg/5mlの共役リノール酸を産生する能力を有することを特徴とするもの。
(a) リノール酸-BSA-複合体を含むMRS培地にて少なくとも24時間前培養する工程、
(b) リノール酸-BSA-複合体を含む乳培地に、工程(a) で得られたビフィドバクテリウム属細菌を3.8%接種し、144時間振盪培養する工程、
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細菌リポタンパク質局在化因子LolAおよびLolBの結晶構造

2012年05月21日 | 生命科学 生物誌

出願番号 : 特許出願2003-170689 出願日 : 2003年6月16日
公開番号 : 特許公開2005-8520 公開日 : 2005年1月13日
出願人 : 国立大学法人京都大学 外2名 発明者 : 竹田 一旗 外5名

【課題】LolAとLolBの結晶構造を解明する。
【解決手段】細菌リポタンパク質局在化因子であるLolAおよびLolBからなる群から選ばれるいずれかの結晶。明細書pdf >> かんたん特許検索

アルカロイド類の生産方法

2012年05月21日 | 医療 医薬 健康

国際出願番号 : PCT/JP2008/060759 国際出願日 : 2008年6月12日
国際公開番号 : WO2008/153094 国際公開日 : 2008年12月18日
出願人 : 国立大学法人京都大学 発明者 : 佐藤 文彦 外1名

本発明は、基質であるドーパミンを、モノアミンオキシダーゼ、ノルコクラウリン6-O-メチルトランスフェラーゼ、コクラウリン-N-メチルトランスフェラーゼおよび3'-ヒドロキシ-N-メチルコクラウリン-4'-O-メチルトランスフェラーゼの作用に供することを含む、アルカロイド類、例えば、レチクリンを生産する方法を提供する。明細書pdf >> かんたん特許検索

温度感応タンパク質、ポリヌクレオチド、温度感応タンパク質発現プラスミド及び発現細胞

2012年05月21日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

国際出願番号 : PCT/JP2007/061321 国際出願日 : 2007年6月4日
国際公開番号 : WO2007/142208 国際公開日 : 2007年12月13日
出願人 : 国立大学法人京都大学 発明者 : 森 泰生 外2名
発明の名称 : 温度感応タンパク質、ポリヌクレオチド、温度感応タンパク質発現プラスミド及び発現細胞、温度感応タンパク質の利用方法

温度センサとして生体細胞の温度を感知することができる温度感応タンパク質を創出するとともに、当該温度感応タンパク質を利用した生体細胞の温度計測方法を提供するために、温度感応タンパク質として、温度変化に伴って構造変化を生じる複数のペプチド鎖からなる温度感受性領域と、この温度感受性領域を複数結合させたペプチド鎖からなり該温度感受性領域の構造変化に起因して所定のシグナルを呈するシグナル領域と、を含有して構成されるものを構築し、この温度感応タンパク質を形質導入した細胞における前記シグナルを計測することで、細胞の温度計測を可能とした。明細書pdf >> かんたん特許検索