出願番号 : 特許出願2006-329484 出願日 : 2006年12月6日
公開番号 : 特許公開2007-181454 公開日 : 2007年7月19日
出願人 : 学校法人慶應義塾 発明者 : 堀澤 健一 外1名
発明の名称 : 分子ディスプレイ法により特異的に選択された蛋白質をコードするDNA配列のマイクロアレイによる高感度検出方法
【課題】分子ディスプレイ法により選択された分子の高感度検出方法を提供する。
【解決手段】候補蛋白質をコードするmRNAの配列情報に基づき設計されたプローブを固定したタイリングアレイであって、プローブ間のギャップが平均で25塩基以下、又は、プローブ間のオーバーラップが平均でプローブ長の50%以下となるように設計されているタイリングアレイを準備し、蛋白質と該蛋白質をコードする核酸とが結合した対応付け分子を用いるスクリーニング法で選択されたDNAを、RNA-DNAハイブリダイゼーションを阻害しないリガンド物質で標識されたヌクレオチドの存在下で、RNAポリメラーゼによりRNA増幅に付し、増幅されたRNAをタイリングアレイへハイブリダイズさせ、前記リガンド物質に結合するアダプター物質と蛍光物質又は化学蛍光若しくは化学発光を活性化する物質の結合体を用いて標識し、蛍光又は発光の強度を測定し、その測定結果の解析により相互作用を検出することにより、標的分子と相互作用する蛋白質をコードする核酸を検出する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)