バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

モノクローナル抗体の作成方法

2012年05月10日 | 抗体 免疫 抗原 

出願番号 : 特許出願2006-295202 出願日 : 2006年10月31日
公開番号 : 特許公開2008-110943 公開日 : 2008年5月15日
出願人 : 国立大学法人 新潟大学 外1名 発明者 : 内海 利男 外2名

【課題】モノクローナル抗体の作成方法とそのモノクローナル抗体の作成方法により得られたモノクローナル抗体を提供する。
【解決手段】タンパク質・RNA複合体を動物に投与、免疫化し、免疫化された動物から得られた目的の抗体産成細胞をミエローマ細胞と融合させ、ハイブリドーマ細胞を得、得られたハイブリドーマ細胞を培養することによりモノクローナル抗体を得る。タンパク質としてはリボソーム構成タンパク質、中でもP0及び/又はP1及び/又はP2が好適に用いられる。RNAとしてはリボソームRNA、中でもリボソーム28S RNAが好適に用いられる。タンパク質・RNA複合体としては、P0・P1・P2・RNA複合体が好適に用いられる。動物としてはマウス、中でも自己免疫モデルマウスが好適に用いられる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

移植による免疫拒絶反応の発生を抑制することができる人工骨

2012年05月10日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2007-21208 出願日 : 2007年1月31日
公開番号 : 特許公開2008-183324 公開日 : 2008年8月14日
出願人 : 国立大学法人 新潟大学 外1名 発明者 : 生越 章 外6名
発明の名称 : 人工骨の製造方法

【課題】移植による免疫拒絶反応の発生を抑制することができる人工骨を効率的に製造する。
【解決手段】骨基質を産生する細胞を永久株化する永久株化工程S01と、永久株化された細胞を骨補填材に付着させる付着工程S02と、生体組織補填材に付着した細胞を増殖させることにより、前記骨補填材を足場として骨形成作用を生じさせる形成工程S03と、細胞を不活化させる処理工程S04とを含む人工骨の製造方法を提供する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

DNA濃度推定方法及びDNA増幅検出法

2012年05月10日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2007-42794 出願日 : 2007年2月22日
公開番号 : 特許公開2008-194019 公開日 : 2008年8月28日
出願人 : 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 外1名 発明者 : 奥田 充 外2名

【課題】電気泳動等の処理を必要とせずに、増幅反応後、反応チューブ内で直ちに増幅の有無を検出することのできる、DNA増幅検出法を提供する。
【解決手段】DNA増幅反応の温度よりも融点が高いパラフィンワックスにDNAと特異的に反応する染料水溶液を内包させたマイクロカプセルを用い、このマイクロカプセルの存在下において、DNA増幅反応を進行させ、DNA増幅反応後に反応液を加熱してマイクロカプセルからDNAと特異的に反応する染料水溶液を放出させ、反応液の色の変化に基づきDNA増幅の有無又は程度を検出する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

培養人工骨及びその作製方法

2012年05月10日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2007-51153 出願日 : 2007年3月1日
公開番号 : 特許公開2008-212265 公開日 : 2008年9月18日
出願人 : 国立大学法人 新潟大学 発明者 : 川瀬 知之

【課題】多孔質ハイドロキシアパタイト(HAp)・ブロック体を基材として用いた培養人工骨及びその作製方法を提供する。
【解決手段】 多孔質HAp・ブロック体を酸水溶液に浸漬後、蒸留水で洗浄し、乾燥させた前記多孔質HAp・ブロック体に細胞を播種、培養し石灰化を誘導することにより作製する。使用する多孔質HAp・ブロック体としては、気孔率が70%以上であることが好ましい。使用する酸水溶液はリン酸水溶液であることが好ましく、使用する細胞としては、造骨細胞への分化能を有する前骨芽細胞又は骨膜細胞、又は歯根膜細胞を培養した細胞が好適に用いられる。培養はローテーターを用いて回転培養により行うことが好ましい。このような作製方法により得られた培養人工骨は、歯科分野のみならず人工骨関連分野全般に使用することができる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

プロテアーゼ阻害剤ならびに抗菌剤

2012年05月10日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸

出願番号 : 特許出願2007-251996 出願日 : 2007年9月27日
公開番号 : 特許公開2009-84161 公開日 : 2009年4月23日
出願人 : 新潟県 外1名 発明者 : 太養寺 真弓 外2名

【課題】歯周病の予防や治療に有効な、安全性に優れ、医療用途や食品成分として用いることのできるプロテアーゼ阻害剤ならびに抗菌剤を提供する。
【解決手段】本発明のプロテアーゼ阻害剤は、イネ(Oryza sativa)に含まれる等電点5.0~6.5の蛋白質又はその部分ペプチドを有効成分として含有する。有効成分の蛋白質又はその部分ペプチドは、特定のアミノ酸配列を有し、歯周病菌ポルフィロモナス・ジンジバリスプロテアーゼに対する阻害活性と抗菌作用を有する。本発明の口腔用組成物又は食品は、本発明のプロテアーゼ阻害剤、又は本発明の抗菌剤を添加してなる。本発明の核酸は、特定の塩基配列を有し、プロテアーゼ阻害活性又は抗菌作用を有する蛋白質をコードする。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

キノコ由来の炎症性物質放出抑制剤の製造方法

2012年05月10日 | 健康・栄養機能性成分

【課題】キノコ由来の炎症性物質放出抑制剤を食品及び医薬品として利用するためにキノコから該炎症性物質放出抑制剤の有効成分を選択的に抽出する方法を開発すること。
【解決手段】キノコ組織を80-100°C、pH9-14の抽出溶液に浸漬するステップ及び/又はキノコ組織に200-600MPaの圧力を加えるステップを含むことを特徴とするヒスタミン放出抑制剤の製造方法と、該方法により製造されるヒスタミン放出抑制剤を含むことを特徴とする食品組成物及び医薬品組成物とを提供する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


コンパクト回転培養システム及び培養容器

2012年05月10日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2007-298869 出願日 : 2007年11月19日
公開番号 : 特許公開2009-118820 公開日 : 2009年6月4日
出願人 : 国立大学法人 新潟大学 外1名 発明者 : 川瀬 知之 外1名

【課題】再生医療のさらなる普及を図るため、中小病院や診療所でも負担できるように、低コストで、省スペースかつ操作が容易な3次元高密度細胞培養用培養システムの提供。
【解決手段】キャップ11付の試験管10であって、該試験管の側壁には1個又は2個以上の貫通孔13が設けられ、該貫通孔は、通気性があり、かつ、透水性のない膜14で閉塞されていることを特徴とする試験管と、該試験管を1本又は2本以上装架することができる回転培養装置と、前記試験管及び回転培養装置を収容する気密容器と、該気密容器内のガス組成及び/又は圧力の制御装置と、前記気密容器内温度の制御装置とを含む回転培養システム。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

ヒト歯根膜細胞株、この細胞株から分化した造骨細胞およびこの造骨細胞から作製した人工骨

2012年05月10日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2007-147906 出願日 : 2007年6月4日
公開番号 : 特許公開2008-295420 公開日 : 2008年12月11日
出願人 : 国立大学法人 新潟大学 発明者 : 川瀬 知之

【課題】ヒト歯根膜細胞株、この細胞株から分化した造骨細胞およびこの造骨細胞から作製した人工骨を提供する。
【解決手段】 ヒト歯根膜組織の幹細胞由来であり、造骨細胞への分化能を有するヒト歯根膜細胞株およびこの細胞株から分化した造骨細胞を提供する。このヒト歯根膜細胞株は、培養日数に応じて細胞密度は上昇するが、それに伴ってALP活性が顕著に上昇する。そして、多量のI型コラーゲン、オステオポンチン、オステオカルチンを産生するものであり、形質転換成長因子-β1、塩基性線維芽細胞成長因子、インスリン様成長因子-I、上皮細胞増殖因子などの細胞増殖因子に旺盛な応答性を示す。そして、本発明の人工骨は、このような造骨細胞から作製したものである。ekouhou 特許公開・明細書(全文)