バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

細胞処理施設における安全管理システム

2012年05月09日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2009-83377 出願日 : 2009年3月30日
公開番号 : 特許公開2010-233478 公開日 : 2010年10月21日
出願人 : 株式会社日立プラントテクノロジー 発明者 : 坪倉 徹哉 外2名

【課題】細胞処理施設における作業者や製品に係る安全方法及び装置を提供する。
【解決手段】製品製造の各工程において各種製造情報を製造番号に関連付けて管理する情報管理システム部38、作業室を含む作業設備の環境状態を一定間隔で記録するモニタリングシステム部36、前記工程情報と環境状態データとからなるマトリックス情報によって得られる環境状態データが一定の閾値内にあるか否かを監視する環境状態監視手段、前記データが閾値から外れた作業設備が検出された場合に偏差に応じた警告を発する警報手段と、予め該当作業工程に対応したデータレベルに応じた警告処理データを格納するデータベース96を備える安全管理システム。警報手段は、閾値から外れた設備における工程を情報管理システム部38から取得して、対応した警告処理データをデータベース96から読み出し、レベルに応じた警告処理を該当設備に付帯するモニタ毎に個別表示する。






がんの約6分の1は感染症に起因、研究成果

2012年05月09日 | 癌 ガン がん 腫瘍
【5月9日 AFP】毎年世界で新しく報告されるがん発症例のおよそ6分の1にあたる約200万件、死亡例約150万件が、おおむね予防や治療が可能なウイルスやバクテリア、寄生虫などを原因とする感染症によって引き起こされていたとする国際がん研究機関(International Agency for Research on Cancer、IARC)の報告が9日、英医学誌「ランセット・オンコロジー(Lancet Oncology)」の電子版に発表された。AFP BB News.,2012-05-09

ライオン 田七人参由来PT 血糖値改善を示唆

2012年05月09日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
 ライオンは日本チャールス・リバー(横浜市港北区)と共同で、田七(でんしち)人参に含まれる「パナキサトリオール(PT)」で血液から筋肉への糖の取り込みが促進されることを実証した。グルコースクランプ法を使い、機能性食品の有効成分として生活習慣病に関係するインスリン抵抗性の改善を確認したのは初めて。これまで血糖値の低下は示唆されていたが動物レベルでの確かなデータは得られておらず、今後の製品開発に役立てる考え。詳細を17日から横浜で開く日本糖尿病学会で発表する。化学工業日報.,2012年05月09日

細菌感染、発熱で攻撃する体の仕組み解明

2012年05月09日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
感染すると、発熱して細菌などから身を守る体の仕組みを、大阪大医学系研究科などのグループが突き止めた。
 科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ電子版に9日、発表する。
 グループは、白血球の一種で、体内に侵入してきた病原体を食べる好中球を調べた。好中球は活性酸素を使って異物を殺す。活性酸素をつくるには、水素イオンが必要だ。読売新聞(web版)2012-05-09

ALSの症状再現 ヒトES細胞で世界初 京大、治薬開発に期待

2012年05月09日 | 細胞と再生医療
 筋萎縮性側索硬化症(ALS)の症状を再現する細胞を、ヒトES(胚性幹)細胞から作ることに京都大物質―細胞統合システム拠点の中辻憲夫教授や饗庭一博講師らのグループが成功した。ALSの発症メカニズムの解明や治療薬の開発に近づく大きな成果で、米科学誌ステム・セルズ・トランスレーショナル・メディシンで9日発表する。

 ヒトES細胞に、遺伝性のALSで原因の一つとなる遺伝子(変異型SOD1遺伝子)を導入して強く働かせた上で、運動神経細胞と、神経細胞の突起を支持したり機能を維持するために働く細胞(アストロサイト)に分化させることに成功した。京都新聞(Online).,2012-05-09


高額療養費制度が変わった! 外来でも支払いは一定限度額内に

2012年05月09日 | 医療 医薬 健康

 高額療養費は、患者の医療費自己負担を軽減する制度。4月から制度が改正
され、外来でも患者が高額な支払いをしないで済むようになった。特に外来での
薬物療法は医学の進歩と共に高額化しており、こうした制度変更はがん患者に
とっては朗報だ。この制度を上手に活用する方法を探った。
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_152421_14070_4

ヒト再構成皮膚を構築する方法

2012年05月09日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2003-420025 出願日 : 2003年12月17日
公開番号 : 特許公開2005-176672 公開日 : 2005年7月7日
出願人 : 花王株式会社 発明者 : 八谷 輝 外1名
発明の名称 : 再構成皮膚の構築方法

【課題】 ヒト培養細胞を用いて、メラノサイトを有し、組織学的及び機能的にヒト皮膚に類似し且つ的数量的及び利便性に優れたヒト再構成皮膚を構築する方法を提供する。
【解決手段】 ヒト皮膚組織を非ヒト動物の体表面で再構成する方法であって、(a)細胞注入が可能な筒型のチャンバーを免疫不全非ヒト動物の背部皮膚に埋植し、(b)チャンバー内にヒト培養線維芽細胞、ヒト培養ケラチノサイト及びヒト培養メラノサイトを含有する細胞懸濁液を注入し、(c)細胞移植後7日以上経過後に、当該チャンバーの上底部を切断することにより筒部を全面開口せしめ、次いで、(d)チャンバーを脱離することを特徴とするヒト皮膚組織の構築方法。明細書pdf >> かんたん特許検索

親油性IL-2産生抑制物質含有医薬組成物

2012年05月09日 | 医薬工学 製剤 DDS

国際出願番号 : PCT/JP2008/069250 国際出願日 : 2008年10月23日
国際公開番号 : WO2009/054463 国際公開日 : 2009年4月30日
出願人 : アステラス製薬株式会社 発明者 : 吉田 高之 外7名

親油性IL-2産生抑制物質、および該親油性IL-2産生抑制物質を経口投与により血中曝露量を抑制しリンパ送達し得る基剤を含有してなる医薬組成物を開示する。前記医薬組成物によれば、親油性IL-2産生抑制物質の副作用低減のために血中曝露量を抑制し、かつ所望の薬理作用を発現し得る。明細書pdf >> かんたん特許検索


エンドサイトーシス依存性DNA取り込み抑制剤

2012年05月09日 | からだと遺伝子

出願番号 : 特許出願2007-98925 出願日 : 2007年4月4日
公開番号 : 特許公開2008-253188 公開日 : 2008年10月23日
出願人 : 学校法人東京理科大学 外1名 発明者 : 田沼 靖一 外1名
発明の名称 : エンドサイトーシス依存性DNA取り込み抑制剤、エンドサイトーシス依存性DNA取り込み促進剤、ウイルス感染阻害剤、ウイルス感染予防剤、及びウイルス感染促進剤、並びに、遺伝子マーカー、モノクローナル抗体、ハイブリドーマ、及びそれらの使用方法。

【課題】エンドサイトーシス依存性DNA取り込み抑制剤、エンドサイトーシス依存性DNA取り込み促進剤、ウイルス感染阻害剤、ウイルス感染予防剤及びウイルス感染促進剤、並びに、遺伝子マーカー、モノクローナル抗体、ハイブリドーマ及びそれらの使用方法を提供すること。
【解決手段】DNaseXタンパク質の機能を増強することによって、エンドサイトーシス依存性のDNAの取り込みを抑制することができる。ここで、DNaseXタンパク質の機能を増強する因子としては、DNaseX遺伝子発現ベクター等である。一方、DNaseXタンパク質の機能を抑制することによって、エンドサイトーシス依存性のDNAの取り込みを促進することができる。ここで、DNaseXタンパク質の機能を抑制する因子としては、例えば、DNaseX遺伝子を標的とするsiRNA等である。また、DNaseX遺伝子のhmRNA、mRNA、タンパク質等の発現レベルによって、ウイルス感染に対する易感染性予測やウイルス感染後の病状推定を行うこともできる。明細書pdf >> かんたん特許検索