バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

微小液滴を用いてタンパク質の結晶を1個だけ得る方法

2012年05月14日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸
-発生する単結晶の数を抑える技術-

、液滴が小さくなると内部の液体が動きにくくなり、宇宙空間など微小重力下での挙動に類似してくることに着目して開発された。このような、液体が動きにくい状態では、物質は液体によって運ばれることがなくなり、単純拡散によってのみ移動すると見なせる。これまで微小重力下でなければ実現しないと考えられてきた拡散律速による結晶成長を、この技術によって達成できた。さらに、この技術による結晶化に特有の現象を盛り込んだ理論式により、適した液滴の大きさを計算できる。この技術は、タンパク質の立体構造解析をより簡単にし、これまで結晶化自体が難しかったタンパク質の立体構造解析にも道を拓くことから、生命現象の分子レベルでの理解や医薬品開発等の産業応用への貢献が期待される。 産業技術総研・プレスリリース 2012年5月7日

max遺伝子含有クローニングベクターの構築

2012年05月14日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2011-502198 出願日 : 2009年4月3日
公表番号 : 特許公表2011-516047 公表日 : 2011年5月26日
出願人 : ユニヴァーシダード フェデラル ド リオ デ ジャネイロ 発明者 : リンデン,ラファエル 外2名
発明の名称 : MAX遺伝子含有ベクター

本発明は、max遺伝子含有クローニングベクターの構築に関する。具体的には、本発明は、輸送ベクターを用いたmax遺伝子含有クローニングベクターの細胞内への導入に関する。また、細胞内にmax遺伝子含有クローニングベクターが存在すると、同じ細胞中で異なるmax遺伝子の発現が可能となる。さらに、本発明は、異なるmax遺伝子の発現が、細胞保護、特に神経保護を有する遺伝子治療、並びに医学および獣医学の神経変性状態の治療への適用に関する。明細書pdf >> かんたん特許検索

遺伝子改変されたヒト臍帯血管周囲細胞を投与することによって生物学的又は化学的作用物質に対する予防

2012年05月14日 | からだと遺伝子

出願番号 : 特許出願2011-505330 出願日 : 2009年4月20日
公表番号 : 特許公表2011-518199 公表日 : 2011年6月23日
出願人 : ティシュー リジェネレイション セラピューティックス、インコーポレイテッド 発明者 : エニス、ジェーン エリザベス 外2名
発明の名称 :生物学的又は化学的作用物質に対する予防又はそれらの治療のために遺伝子改変されたヒト臍帯血管周囲細胞

本発明は、遺伝子改変されたヒト臍帯血管周囲細胞を投与することによって、対象(例えば、ヒトなどの哺乳動物)中で生物学的作用物質又は化学的作用物質によって引き起こされる疾患又は障害を予防又は治療する方法を提供する。明細書pdf >> かんたん特許検索

インシュリン及びIGF-1レセプターのアゴニスト及びアンタゴニスト

2012年05月14日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸

出願番号 : 特許出願2003-569654 出願日 : 2002年9月24日
公表番号 : 特許公表2005-517741 公表日 : 2005年6月16日
出願人 : ノボ・ノルデイスク・エー/エス 外1名 発明者 : ピルートラ, レヌーカ 外7名

アゴニストまたはアンタゴニスト活性を有し、インシュリンおよび/またはインシュリン様増殖因子受容体に結合でき、様々なペプチドライブラリーから同定されたペプチド配列を開示する。本発明はまた、インシュリンおよびインシュリン様増殖因子受容体に存在し、本発明のペプチドに選択的に結合する少なくとも2個の異なる結合部位を同定する。アゴニストとして、本発明の特定のペプチドは内在性ペプチドホルモンを補給または代替する治療薬として開発するために有用となり得る。アンタゴニストペプチドも、治療薬として開発し得る。明細書pdf >> かんたん特許検索

PARP仲介疾患を診断および治療する方法

2012年05月14日 | からだと遺伝子

出願番号 : 特許出願2010-545281 出願日 : 2009年2月4日
公表番号 : 特許公表2011-521618 公表日 : 2011年7月28日
出願人 : バイパー サイエンシズ,インコーポレイティド 発明者 : バレリア・エス・オッソブスカヤ 外1名

集団由来の複数のサンプル中の差示的に発現される遺伝子(少なくともPARPを含む)の発現レベルを確認し、差示的に発現される遺伝子に対するモジュレータにより処置可能な疾患の確認に関する決定を行う(ここで、決定は差示的に発現される遺伝子の発現レベルに基づいてなされる)ことにより、疾患中で差示的に発現される遺伝子のモジュレータ(少なくともPARPモジュレータを含む)で処置可能な疾患を確認する方法を開示する。本方法は、確認された差示的に発現される遺伝子のモジュレータで対象集団中の疾患を処置することをさらに含み得る。本方法は、疾患で確認された差示的に発現される遺伝子のアップレギュレートされた発現を確認することおよび疾患の処置に関する決定を為すことに関する。疾患で差示的に発現される遺伝子の発現レベルはまた、差示的に発現される遺伝子に対するモジュレータでの処置の有効性を決定するのに有用であり得る。明細書pdf >> かんたん特許検索


20個の遺伝子パネルを用いて潰瘍性大腸炎及び関連疾患を評価し治療するためのマーカー及び方法

2012年05月14日 | からだと遺伝子

出願番号 : 特許出願2011-525223 出願日 : 2009年8月28日
公表番号 : 特許公表2012-501452 公表日 : 2012年1月19日
出願人 : ヤンセン バイオテツク,インコーポレーテツド 発明者 : バリボード,フレデリク 外1名
発明の名称 : 20個の遺伝子パネルを用いて潰瘍性大腸炎及び関連疾患を評価し治療するためのマーカー及び方法

被験者において潰瘍性大腸炎などの胃腸関連疾患に対する標的治療の適合性を評価するための方法は、試料中の20個又は5個のメンバー遺伝子パネルの1つ以上の遺伝子の発現の存在、欠如、及び/又は規模を評価する。本方法は、患者に対してかかる治療を開始する前に、標的となる治療法の有効性の同定を可能にする。明細書pdf >> かんたん特許検索

C型肝炎の治療効果を予測するためのマーカー

2012年05月14日 | からだと遺伝子

出願番号 : 特許出願2009-192615 出願日 : 2009年8月21日
公開番号 : 特許公開2011-41526 公開日 : 2011年3月3日
出願人 : 財団法人ヒューマンサイエンス振興財団 外1名 発明者 : 田中 靖人 外2名
発明の名称 : C型肝炎の治療効果を予測するためのマーカー及びC型肝炎の治療効果の予測を行う方法並びにC型肝炎の予防又は治療剤
【課題】「PEG化IFN/RBV併用療法」における、より精度の高いC型肝炎治療効果の予測方法等の提供。
【解決手段】ヒトゲノム上に存在するオリゴヌクレオチド又はポリヌクレオチドであって、特定の配列で表される遺伝子多型,又はこれらと連鎖不平衡状態(R2>0.8)にあるものから選択される1種又は2種以上を含むものである、C型肝炎の治療効果を予測するためのマーカー,及びそれを用いたC型肝炎の治療効果予測方法。明細書pdf >> かんたん特許検索

遺伝子治療による固体腫瘍及び転移の治療方法

2012年05月14日 | からだと遺伝子

出願番号 : 特許出願2011-219632 出願日 : 2011年10月3日
公開番号 : 特許公開2012-1566 公開日 : 2012年1月5日
出願人 : アグイラ-コルドバ,カルロス,エストアルド 発明者 : アグイラーコルドバ,カルロス,エストアルド

【課題】ベクター構造体、プロドラッグ活性技術、免疫刺激構造体及び現在の標
準治療法と両立する方法によるそれらの利用を通じた固体腫瘍の成長と転移の抑
制方法を提供すること。
【解決手段】遺伝子治療と、放射線治療、化学治療、手術治療、免疫治療及び抗
ホルモン治療その他の治療法を組み合わせて局部腫瘍または転移腫瘍のサイズを
減少あるいは進行を遅らせる方法が開示されている。本願発明の1特徴において、
遺伝子治療はHSVTKのごときプロドラッグ活性遺伝子をエンコードするアデ
ノウィルスベクターでの治療と組み合わされ、対応するプロドラッグと放射線治
療にフォローされて前立腺癌腫瘍または乳癌腫瘍の成長を阻害するために行われ
る。明細書pdf >> かんたん特許検索

重症の又は持続型の喘息の評価及び治療のためのマーカー及び方法

2012年05月14日 | からだと遺伝子

出願番号 : 特許出願2011-500947 出願日 : 2009年3月19日
公表番号 : 特許公表2011-517406 公表日 : 2011年6月9日
出願人 : セントコア・オーソ・バイオテツク・インコーポレーテツド 発明者 : フアング,クリス 外3名

TNFRSF1A SNP rs4149581(配列番号1)、TNFRSF1 B SNP rs3766730(配列番号2)又はTNFRSF1 B SNP rs590977(配列番号3)のSNPのうちの少なくとも1つと対応するヌクレオチド配列を構成する群からの少なくとも1つの構成要素の少なくとも一部からなる核酸断片を備えるパネルと接触する試料に対応する、1つ以上の遺伝子の発現の存在、不在及び/又は規模を評価する、患者の、例えば重症の又は持続型の喘息などのTNF媒介性疾患についての標的治療の適合性及び/又は有効性を評価するための方法であって、これは連鎖不平衡(LD)にある試料中の1つ以上のかかるSNPの判定をもたらす。本方法は、患者対してかかる治療の前又は後に標的となる治療法の有効性の同定を可能にする。明細書pdf >> かんたん特許検索

瀰漫性B大細胞型リンパ腫のマーカーおよびその使用方法

2012年05月14日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2011-512668 出願日 : 2009年6月4日
公表番号 : 特許公表2011-525106 公表日 : 2011年9月15日
出願人 : ジ・アリゾナ・ボード・オブ・リージェンツ・オン・ビハーフ・オブ・ザ・ユニバーシティ・オブ・アリゾナ 外1名 発明者 : リムザ、リサ エム. 外2名

 本発明はDLBCL患者の治療結果を予測し、DLBCLを診断し、およびDLBCL治療の有効性をモニタリングするための方法および組成物を提供する。明細書pdf >> かんたん特許検索