バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

表面への細胞の付着

2012年05月28日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2006-532232 出願日 : 2004年10月5日
公表番号 : 特許公表2007-537983 公表日 : 2007年12月27日
出願人 : ジーイー・ヘルスケア・バイオサイエンス・アクチボラグ 発明者 : ヴァン・アルスティン,ジェイムズ 外2名

 本発明は、表面に陽イオン化合物がグアニジン基を介して固定化されたマイクロキャリアに関する。マイクロキャリアは例えば電荷に基づく相互作用によって細胞を付着させることでき、細胞培養の担体として好適に用いられる。上記化合物は、アルギニン(Arg)又はジペプチドのように1又は2個のアミノ酸を含むものでよい。本発明は、ポリカチオン性マイクロキャリアの製造方法であって、1個以上のグアニジン基を含む化合物をエポキシド活性化基材に固定化する段階を含む方法にも関する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


細胞の付着および増殖のための、共有結合によって付着したコラーゲンVI

2012年05月28日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2006-526129 出願日 : 2004年8月26日
公表番号 : 特許公表2007-504823 公表日 : 2007年3月8日
出願人 : ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー 発明者 : リチャード デイヴィッド グァリーノ 外5名

細胞培養に有用な表面は、CAR物質が結合している支持体と、該CAR物質に結合しているコラーゲンVIまたは生物学的に活性なその断片もしくは変異体と、任意選択で、エラスチン、フィブロネクチン、ビトロネクチン、テネイシン、ラミニン、エンタクチン、アグリカン、デコリン、コラーゲンI、コラーゲンIII、およびコラーゲンIVなどの他のECMタンパク質(またはそれらの断片もしくは変異体)の1つまたは複数とを含む。ポリ-D-リジンまたはポリ-D-オルニチンなどのポリカチオン性ポリマーの1つまたは複数も、任意選択で該表面に存在する。この表面は、細胞培養において、(a)肝細胞(例えばHepG2腫瘍細胞および新たに発見されたラット肝臓上皮幹細胞系)、(b)マウス細胞系MC3T3細胞系などの骨芽細胞、ならびに、(c)初代骨髄細胞など、多数の異なった細胞型における細胞の付着、生存、および/または増殖を促進するのに使用される。該表面および追加の試薬を含むキットも開示する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


細胞培養および組織培養プラットフォームのための組成物および方法

2012年05月28日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2006-534369 出願日 : 2004年10月8日
公表番号 : 特許公表2007-508816 公表日 : 2007年4月12日
出願人 : ゲ・ミン・ルイ 外1名 発明者 : ゲ・ミン・ルイ

本発明は、ポリマーの表面をダイヤモンド様炭素(DLC)で被膜し、神経堤起源細胞、好ましくは樹状突起を形成する神経細胞の担体として利用する方法を記載する。DLCで被膜するバイオポリマーには、生体分解性ポリマーおよび他の移殖可能なバイオポリマーなどがあり、脳、眼、中枢および末端神経系、肺、肝臓、脾臓、腎臓および骨および軟骨などの様々な身体部分へ細胞を移殖するための担体系として働く。該バイオポリマーはシートまたは微粒子形態があり得、その合成過程で、神経細胞の付着および成長を促進および支持する、付着または成長促進物質を包埋させるまたは組み込むことができる。この被膜方法により、培養ウシ角膜内皮細胞から分泌された細胞外マトリックス(ECM)などの他の被膜物質ならびにフィブロネクチン、ラミニンおよびRGDSのような付着性分子を強化することもできる。該被膜工程は逐次プロセスで行うことが可能であり、その場合ECM被膜表面または付着因子被膜表面の上にDLC層を重ねる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

三次元、生体及び機械的抵抗性を有する細胞移植体の培養と刺激のための方法

2012年05月28日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2006-536026 出願日 : 2004年10月19日
公表番号 : 特許公表2007-508830 公表日 : 2007年4月12日
出願人 : ウニヴェルズィテート ライプツィヒ 発明者 : シュルツ、ロニュ 外1名
発明の名称 : 三次元、生体及び機械的抵抗性を有する細胞移植体の培養と刺激のための方法とバイオ反応装置

三次元、生体及び機械的抵抗性を有する細胞移植体の培養と刺激のための方法とバイオ反応装置
短時間において又は同時に培養及び刺激可能である三次元、生体及び機械的抵抗性を有する細胞培養製造のための方法とバイオ反応装置を創出する課題がある。このバイオ反応装置は無菌が保証されている条件においてGMPに適切な移植体培養を可能にする。
このバイオ反応装置(1)は、反応装置閉鎖部(21)と密に、そして無菌で連結しており、移植体(11)用の置き面及びミニアクチュエータ(14)が実施されている少なくとも一つの反応装置室を形成する基本胴部から構成される。更にこのバイオ反応装置(1)は媒質注入及び媒質排出又はガス注入用の少なくとも2つのホースカップリング接続部(19)を有する。
本発明は閉鎖式ミニバイオ反応装置内で同時に、連続して又は時間制御した間隔において培養及び刺激可能な三次元、生体及び機械的抵抗性を有する細胞培養、好ましくは軟骨細胞構造物のGMPに適した製造を可能にする。このように育種した移植体は例として結合組織及び支持組織の欠陥、直接関節障害、リューマチ及び変性関節病の治療用組織置換マテリアルとして利用され、例として膝関節症では従来(手術の)治療法、例としてマイクロフラクチャリング又は穿孔に対するオールタナチブであり得る。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

神経再生ペプチド及び脳損傷治療におけるそれらの使用方法

2012年05月28日 | 加齢 老化制御

出願番号 : 特許出願2006-538375 出願日 : 2004年11月1日
公表番号 : 特許公表2007-511210 公表日 : 2007年5月10日
出願人 : ニューレン ファーマシューティカルズ リミテッド 発明者 : シーグ フランク 外1名

本発明は、ニューロンの遊走、神経突起伸長、ニューロンの増殖、神経の分化及び/又はニューロンの生存を促進することができるNRP化合物又はNRPと称されるペプチドファミリーを開示し、さらに脳損傷及び神経変性疾患の治療でNRPを使用するための組成物及び方法を提供する。NRP化合物は、ニューロン及び神経芽細胞の増殖及び、急性脳損傷又は慢性神経変性疾患(例えば毒素への暴露、卒中、外傷、神経系の感染、脱髄疾患、痴呆、及び代謝異常)によって惹起される傷害領域へのニューロン及び神経芽細胞の遊走を誘導することができる。NRP化合物は、対象者又は対象細胞へ多様な手段によって直接的に(経口的、腹腔内、血管内及び患者の神経系に直接的に投与することを含む)投与することができる。NRP化合物は、治療に使用するために医薬的に許容できる投与形態に製剤化することができる。神経の再生、神経の増殖、神経の分化、神経突起伸長及び神経の生存を検出する方法を用いて、神経に対して活性を有する他の薬剤を開発することができる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


IGF-1関連の細胞性障害または疾患の治療または予防

2012年05月28日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願平10-505011 出願日 : 1997年5月15日
公表番号 : 特許公表2000-514437 公表日 : 2000年10月31日
出願人 : メンデス・ソシエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータ 外1名 発明者 : デ・シモーネ,クラウディオ

発明の名称 : IGF―1レベルを増加させるためのL―アセチルカルニチン、L―イソバレリルカルニチン、L―プロピオニルカルニチンの使用

IGF-1関連の細胞性障害または疾患の治療または予防のためにIGF-1レベルを増大させる、L-アセチルカルニチン、L-イソバレリルカルニチン、L-プロピオニルカルニチンまたはその薬理学的に許容される塩の使用。明細書 >> バイオ塾情報創庫DB



GALPまたはその誘導体に結合特異性を有する新規なモノクローナル抗体

2012年05月28日 | 抗体 免疫 抗原 

出願番号 : 特許出願2009-116237 出願日 : 2009年5月13日
公開番号 : 特許公開2009-215306 公開日 : 2009年9月24日
出願人 : 武田薬品工業株式会社 発明者 : 松本 寛和 外3名
発明の名称 : 抗体およびその用途

【課題】GALPまたはその誘導体が関与する疾患等の治療剤、予防剤、診断剤の開発に有用なGALPまたはその誘導体に結合特異性を有する新規なモノクローナル抗体および該抗体を用いたGALPの定量法の提供。
【解決手段】特定アミノ酸配列を有するポリペプチドまたはその誘導体のC端側の部分ペプチドに特異的に反応する抗体および該抗体を用いたGALPまたはその誘導体の定量方法。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

癌性疾患修飾抗体(CDMAB)の製造方法

2012年05月28日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2010-543348 出願日 : 2009年1月22日
公表番号 : 特許公表2011-511767 公表日 : 2011年4月14日
出願人 : 武田薬品工業株式会社 発明者 : ヤング、デイヴィッド エス.エフ. 外3名
発明の名称 : 細胞傷害性抗癌モノクローナル抗体
本発明は、癌性疾患修飾抗体(CDMAB)の製造方法に関する。ヒト肺腺癌腫瘍組織の悪性細胞で免疫してマウスで生成された抗体を種々の癌細胞株に対する細胞傷害性に関して選別する。IDACに受託番号181207-01として寄託されたハイブリドーマAR104A1666.2.8により産生された、ヒト肺癌細胞株に細胞傷害性である細胞傷害性抗癌モノクローナル抗体(mAb)が単離され、ヒト乳癌異種移植モデルにおいて腫瘍負荷を低減させる。当該mAbは数種の癌細胞株にも結合するが、非癌性細胞株においては細胞傷害性ではない。このmAbは原発腫瘍および腫瘍転移を治療するために用いられ得る。このmAbは毒素、酵素、放射性化合物および造血細胞にコンジュゲートされ得る。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


癌転移抑制活性、癌増殖抑制活性等を有する安定なメタスチン誘導体

2012年05月28日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2009-132363 出願日 : 2009年6月1日
公開番号 : 特許公開2009-227687 公開日 : 2009年10月8日
出願人 : 武田薬品工業株式会社 発明者 : 北田 千恵子 外2名
発明の名称 : メタスチン誘導体およびその用途

【課題】優れた生物活性(癌転移抑制活性、癌増殖抑制活性等)を有する安定なメタスチン誘導体の提供。
【解決手段】メタスチンの構成アミノ酸を特定の修飾基で修飾することにより、天然型メタスチンよりも血中安定性などが向上し、かつ優れた癌転移抑制活性や癌増殖抑制活性を示すメタスチン誘導体。さらに、このメタスチン誘導体が、従来知られていた作用とは全く異なる性腺刺激ホルモン分泌抑制作用、性ホルモン分泌抑制作用等を有する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)