バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

TAP活性の阻害によりMHCclassIによる外来エピトープの提示を増強する方法

2010年07月19日 | 医療 医薬 健康
国際出願番号 : PCT/JP2003/012595 国際出願日 : 2003年10月1日
国際公開番号 : WO2004/031380 国際公開日 : 2004年4月15日
出願人 : 株式会社ディナベック研究所 発明者 : 岩本 愛吉 外1名

 本発明は、TAP活性を阻害することによりMHC class Iによる外来エピトープの提示を増強する方法に関する。TAP阻害因子とエピトープ結合β2mを共にコードする哺乳動物細胞感染性ウイルスベクターを構築し、哺乳動物細胞に導入した。TAP阻害因子により内因性のMHC class I/ペプチド複合体を減少させ、ベクターから発現させたエピトープ結合β2mを含むMHC class I/ペプチド複合体を高頻度に細胞表面に提示させることに成功した。本発明は、感染症や癌などにおけるワクチン療法において有用である。e-kouhou 特許公開・明細書

リガーゼを用いた塩基置換方法

2010年07月19日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2007-194777 出願日 : 2007年7月26日
公開番号 : 特許公開2009-27969 公開日 : 2009年2月12日
出願人 : 国立大学法人山口大学 発明者 : 藤島 政博 外2名
【課題】本発明は、本発明は、DNA塩基のリン酸結合を触媒する酵素であるDNAリガーゼを用いた、2本鎖DNAにおける塩基の置換方法を提供することを目的とする。
【解決手段】上記課題の解決のため、本発明は、突出末端を有する2本鎖DNA(a)と、前記突出末端と相補的な突出末端を有し、かつ更にその突出先端または切欠き端に、前記(a)の突出先端または切欠き端に存在する塩基とは異種の余分な塩基が存在する2本鎖DNA(b)とを、DNAリガーゼを用いて結合させることにより、前記余分な塩基に対応する位置に存在するする(a)の塩基を除去して接合すること、DNAの塩基置換方法を提供する。e-kouhou 特許公開・明細書

DNA断片の製造方法

2010年07月19日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-349873 出願日 : 2006年12月26日
公開番号 : 特許公開2008-154557 公開日 : 2008年7月10日
出願人 : 国立大学法人山口大学 発明者 : 藤島 政博 外2名

【課題】本発明は、制限酵素で切断されたゲノムDNAとオリゴDNAアダプターを用い、少ない工程と簡単な構成からなり、かつ精度の高い未知配列の増幅を可能にする、DNA断片の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】上記課題の解決のため、本発明は、ゲノムDNAを突出末端を形成する制限酵素で切断する工程と、制限酵素が形成する突出末端と相補的な突出末端を持ち、制限酵素断片の切欠き部または突出末端に存在する塩基と同一種の塩基が1つ付加された2本鎖オリゴDNAからなるアダプターを、DNAリガーゼを用いて制限酵素断片に結合させる工程を含む、アダプター結合DNA断片製造方法を提供する。e-kouhou 特許公開・明細書

ハンセン病:解剖台、25年ぶり海中から引き揚げ

2010年07月19日 | NEWSクリッピング
解剖台の展示をする高橋伸行准教授(左)と、相談を受けた山本隆久会長=高松市の大島で、2010年7月15日、広沢まゆみ撮影
 高松市沖の大島にある国立ハンセン病療養所「大島青松園」で、約25年前に捨てられたコンクリート製の解剖台が海中から引き揚げられた。かつての強制隔離を象徴する「負の遺産」といえ、19日に大島など瀬戸内海の七つの島を舞台に開幕した「瀬戸内国際芸術祭2010」で展示される。入所者自治会の山本隆久会長(77)は「何百人という人がこの解剖台に載せられて旅立った。どういう歴史があったのか感じてほしい」と話している。毎日新聞(web版)2010-07-19