:糖タンパク質遺伝子発現と有機合成によるアプロ-チ
Structure and function of oligosaccharide of glycoprotein : Approach by recombinant technology and organic synthesis.
1996年度 研究成果報告書概要
代表者:小川 智也
アスパラギン、セリン、スレオニンに結合した糖鎖は細胞外の情報伝達に重要な機能を果たしている。糖鎖は遺伝子の鋳型で直接造られていないため、その生合成の調節は、タンパク質合成や核酸合成と比べ、細胞環境に大きく影響を受けることになる。したがって、細胞環境の変化は糖鎖構造の変化を通じて遺伝子に伝えられて、細胞は環境に対して適切に対応できるようになるわけで、細胞の分化や機能調節機構を理解するには糖鎖構造を理解することは必然であると考えられる。 科学研究補助金DB 研究課題番号:07406016
Structure and function of oligosaccharide of glycoprotein : Approach by recombinant technology and organic synthesis.
1996年度 研究成果報告書概要
代表者:小川 智也
アスパラギン、セリン、スレオニンに結合した糖鎖は細胞外の情報伝達に重要な機能を果たしている。糖鎖は遺伝子の鋳型で直接造られていないため、その生合成の調節は、タンパク質合成や核酸合成と比べ、細胞環境に大きく影響を受けることになる。したがって、細胞環境の変化は糖鎖構造の変化を通じて遺伝子に伝えられて、細胞は環境に対して適切に対応できるようになるわけで、細胞の分化や機能調節機構を理解するには糖鎖構造を理解することは必然であると考えられる。 科学研究補助金DB 研究課題番号:07406016