バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

生体情報系における糖タンパク質糖鎖の構造と機能解析

2010年07月02日 | 糖鎖生化学
:糖タンパク質遺伝子発現と有機合成によるアプロ-チ
Structure and function of oligosaccharide of glycoprotein : Approach by recombinant technology and organic synthesis.

1996年度 研究成果報告書概要
代表者:小川 智也
アスパラギン、セリン、スレオニンに結合した糖鎖は細胞外の情報伝達に重要な機能を果たしている。糖鎖は遺伝子の鋳型で直接造られていないため、その生合成の調節は、タンパク質合成や核酸合成と比べ、細胞環境に大きく影響を受けることになる。したがって、細胞環境の変化は糖鎖構造の変化を通じて遺伝子に伝えられて、細胞は環境に対して適切に対応できるようになるわけで、細胞の分化や機能調節機構を理解するには糖鎖構造を理解することは必然であると考えられる。 科学研究補助金DB 研究課題番号:07406016

既存薬の新効果見つけよう 慶大や14社「薬の図書館」

2010年07月02日 | 医療 医薬 健康
医薬品として開発され、安全性を確認済みの薬を、研究者に無料で配布する「薬の図書館(既存薬ライブラリー)」を、慶応大学が製薬会社14社の協力で始めた。研究者が、別の薬効をもつ「新薬」を安上がりに見つけるのが目的だ。宝の山を眠らせずに、新薬が開発できれば、製薬会社にとっても大きなメリットにつながる。 朝日新聞(Web版)2010年7月2日

植物における生物学的に安全な一過性のタンパク質発現

2010年07月02日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2007-519727 出願日 : 2005年7月7日
公表番号 : 特許公表2008-505622 公表日 : 2008年2月28日
出願人 : アイコン ジェネティクス アクチェンゲゼルシャフト 発明者 : マリロネット,シルベストル 外6名

植物又は植物の葉において目的配列から目的タンパク質を発現させることによって目的タンパク質を産生する方法であって:a)レプリコンをコードする配列部分を有する異種DNA配列をT-DNA中に含有するアグロバクテリウム株を補完因子の存在下で植物又は植物の葉に浸潤させることによって植物又は植物の葉にトランスフェクションし、レプリコンをコードする配列は、植物ウイルスに由来する、レプリコンのレプリコン機能に必要な配列、及びレプリコンから発現されるべき目的配列を含有し、b)場合により、工程(a)で浸潤させた植物又は植物の葉から目的タンパク質を単離する、ことを含み、アグロバクテリウム株は、補完因子の非存在下では生物へのT-DNAのトランスフェクションを不良にする第1の遺伝子改変が提供されている、前記方法。 明細書pdf >> かんたん特許検索

京大にiPS細胞研究所 審査対応の部門を設置 応用までスムーズに

2010年07月02日 | 医療 医薬 健康
 再生医療や創薬への応用が期待される人工多能性幹細胞(iPS細胞)に特化した「iPS細胞研究所」(CiRA)が、京都大内に新設された。世界初のヒトiPS細胞の報告から二年半。その開発者で初代所長の山中伸弥教授の意気込みと、早期の医療応用を目指して最新設備をそろえた新研究棟を紹介する。中日新聞(Web版)2010年6月28日 

膜タンパク質-タンパク質相互作用を検出する方法およびキット

2010年07月02日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2003-580569 出願日 : 2003年3月28日
公表番号 : 特許公表2005-521408 公表日 : 2005年7月21日
出願人 : デュアルシステムズ バイオテク アーゲー 発明者 : スタグルジャー イゴル 外2名

本発明は、酵母、細菌、または哺乳動物細胞に基づくインビボ遺伝子系を用いた、第一膜結合試験タンパク質またはその断片と、膜結合または可溶性である第二試験タンパク質またはその断片との相互作用を検出する方法およびキットに関する。このシステムは、スプリットユビキチンタンパク質の再構成を利用する。 明細書pdf >> かんたん特許検索

生理活性物質のスクリーニング方法

2010年07月02日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
国際出願番号 : PCT/JP2003/011329 国際出願日 : 2003年9月5日
国際公開番号 : WO2004/022742 国際公開日 : 2004年3月18日
出願人 : 株式会社イーエムアイ 発明者 : 勝山 巖 外3名

 本発明は、(1)異種タンパク質を発現可能であり、かつ該タンパク質の非発現下と比べて発現下に生育状態の変化が認められる形質転換酵母と被験試料とを接触させる工程、(2)該タンパク質を発現しうる条件下に該酵母を培養する工程、ならびに(3)該酵母の生育状態を測定する工程を含み、被験試料の非存在下を対照として被験試料の存在下に該酵母の生育が低下もしくは向上する場合に被験試料中に生理活性物質が存在すると判定する、生理活性物質のスクリーニング方法、当該方法に使用される酵母、該スクリーニング方法により得られうる生理活性物質、ならびに該酵母を含んでなる生理活性物質のスクリーニング用キットに関する。 明細書pdf >> かんたん特許検索

Helminthosporium turcicumによるオフィオボリンの生産

2010年07月02日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
Helminthosporium類縁菌類の生産する抗生物質の研究(第3報)
石橋 慶次郎
日本農芸化学会誌, Vol. 35 (1961) No. 4 pp.323-326
Helminthosporium類縁菌類の生産する抗生物質についての一連の研究において, Helminthosporium turcicum Passeriniの生産する抗生物質について検討した。 [ 抄録 ][ 全文PDF(340K) ]

寿命:100歳以上生きられる?…遺伝子の特徴発見

2010年07月02日 | からだと遺伝子
 100歳以上の人に共通する遺伝子の特徴を米ボストン大の研究チームが発見した。寿命は生活習慣や環境にも影響されるが、こうした特徴を調べることで、1世紀にわたって生きられるかどうかの可能性を予測する道が開かれたとしている。1日付の米科学誌サイエンス(電子版)に発表した。毎日新聞(web版)2010-07-02