バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

韓国バイオ産業及びバイオクラスターの現状(2010年3月)

2010年07月06日 | 生命科学 生物誌
韓国のバイオ産業はこの5年間に年平均16.8%の成長率を見せており、急成長してきた。バイオ産業の育成と地域経済の活性化の一環として各地域の特色に合わせ作られたバイオクラスターは、地域経済発展にも貢献している。
本調査は、上述の状況にある韓国バイオ産業の現状と韓国政府の育成策を把握し、韓国バイオ産業の現状を紹介するものである。JETRO 2010年06月08日

関節リウマチにおける免疫寛容の破綻とその遺伝的背景

2010年07月06日 | からだと遺伝子
高地 雄太
日本臨床免疫学会会誌 Vol. 33 (2010) , No. 2 pp.48-56
関節リウマチ(RA)は,環境因子と遺伝因子が関与する多因子疾患である.RAに特異性の高い自己抗体として抗シトルリン化ペプチド抗体(ACPA)が知られるが,その出現の背景にはシトルリン化された自己蛋白に対する免疫寛容の破綻が起きていると考えられる.ここ数年に行われたゲノムワイド関連解析により,複数のRAの遺伝因子が明らかになったが,これらの遺伝因子のいくつかはこの免疫寛容の破綻に関与しているものと考えられる. [抄録] [PDF (591K)]

生物学的製剤による乾癬の治療

2010年07月06日 | 医療 医薬 健康
多田 弥生, 佐藤 伸一
日本臨床免疫学会会誌 Vol. 33 (2010) , No. 3 pp.126-134
近年,乾癬の研究が急速に進むにつれ,乾癬の病態形成に重要な細胞や細胞表面分子,サイトカインの存在が明らかになってきた.これに伴い,これらを標的とした生物学的製剤が次々と開発,臨床応用され,実際に乾癬に著効することがわかってきている. [抄録] [PDF (851K)]

家禽における抗体産生とその特長

2010年07月06日 | 抗体 免疫 抗原 
佐藤 孝二
日本家禽学会誌, Vol. 10 (1973) No. 4 pp.139-146
主として, ニワトリにおける体液性の免疫反応について記述し, 哺乳類との相違点と共通点を明らかにしようとした。一般に, 抗原が侵入すると, 程度の差はあるが, 体液性免疫あるいは細胞性免疫, いずれの反応型も成立する。 [ 抄録 ][ 全文PDF(1141K) ]