バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

出生後のヒト組織由来未分化幹細胞から誘導したヒト多能性幹細胞

2009年12月30日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2007-159382 出願日 : 2007年6月15日
公開番号 : 特許公開2008-307007 公開日 : 2008年12月25日
出願人 : バイエル・シエーリング・ファーマ アクチエンゲゼルシャフト 発明者 : 桜田 一洋 外2名

【課題】移植細胞の免疫拒絶を回避できる患者自身のゲノムからなるヒトのES細胞と近似した性質を有するヒト多能性幹細胞を、出生後のヒト組織に由来する細胞から樹立することにある。
【解決手段】様々な出生後のヒト組織に存在するTert、Nanog、Oct3/4及びSox2の各遺伝子が後成的な不活性化を受けていない未分化な幹細胞にOct3/4、Sox2、及びKlf4の3つの遺伝子あるいはOct3/4、Sox2、及びKlf4の3つの遺伝子及びc-Myc遺伝子又はヒストンデアセチラーゼ(HDAC)阻害剤を導入することでヒト多能性幹細胞を誘導できる事を見出した。明細書 >>かんたん特許検索PDF

ヒトTNFαに結合するヒトモノクローナル抗体(mAb)

2009年12月30日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2008-215052 出願日 : 2008年8月25日
公開番号 : 特許公開2009-46487 公開日 : 2009年3月5日
出願人 : バイエル・コーポレーシヨン 発明者 : ペトラ・ボイル 外2名
発明の名称 : ヒト抗TNF抗体

【目的】 ヒトTNFαに結合するヒトモノクローナル抗体(mAb)の提供。
【構成】 IgMおよびIgGイソタイプ両方の自己抗体を開示する。好適なヒトモノクローナル抗体はB5(F78-1A10-B5 mAb)として識別され、これは、ELISAフォーマットにおいて、3種の高親和力中和マウスmAbに匹敵するタイターで組換え型ヒトTNFα(rhTNFα)に結合する。これはまた、細胞表面TNFαに結合することで、ヒト単球細胞系によるTNFα分泌を防止する。明細書 >>かんたん特許検索PDF

悪性皮膚がん発症するマウス開発 中部大、世界初

2009年12月30日 | 創薬 生化学 薬理学
 悪性の皮膚がん「メラノーマ」を発症する新たなマウスの開発に、中部大学の加藤昌志教授(環境衛生学)らが成功、近く米科学誌に発表する。加藤教授は「世界初の成果。日米などで患者が増えているメラノーマの発症メカニズムの解明につなげ、予防や治療に役立てたい」としている。 産経ニュース(web版).,2009.12.30

抗血栓作用および血栓溶解作用を有する蛋白質とその製造方法

2009年12月30日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2005-32139 出願日 : 2005年2月8日
公開番号 : 特許公開2006-219386 公開日 : 2006年8月24日
出願人 : ユーハ味覚糖株式会社 発明者 : 湯浅 浩司 外4名

【課題】安全に経口摂取可能な抗血栓作用および血栓溶解作用を有する分子量10,000以下の蛋白質の開発が急務の課題であった。
【解決手段】食用キノコであるマイタケから水または水溶液により抽出された分子量約9,000の抗血栓作用および血栓溶解作用を有する、配列番号1に記載のN末端あるいは部分アミノ酸配列において、1もしくは数個のアミノ酸の置換、欠失、挿入、付加、または逆位を含むアミノ酸配列からなる、蛋白質並びにマイタケの抽出液を、塩析もしくは溶媒沈澱処理し、得られた塩析物もしくは沈殿物を緩衝液に溶解し、ついでクロマトグラフィーで処理する該蛋白質の製造法。明細書pdf >> かんたん特許検索