バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

新規のペリヌス属菌株から分離した免疫増強活性多糖類物質及びその使用

2007年12月18日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願平11-78704 出願日 : 1999年3月23日
公開番号 : 特許公開平11-318432 公開日 : 1999年11月24日
出願人 : 韓国科学技術研究院 外1名 発明者 : ▲ユー▼ 益 東 外7名

発明の名称 : 新規のペリヌス属菌株から分離した免疫増強活性多糖類物質及びその使用

【課題】癌、AIDS等の免疫関連疾患の予防、治療及びそれら疾患の機序の基礎的研究用薬物の提供。
【解決手段】新規のペリヌス・リンテウス・ユー菌株等ペリヌス属菌株から菌糸体又は子実体を大量培養し、それから分離・精製して得られた免疫増強活性を示す新規の免疫活性多糖類物質、その製法、並びに抗癌免疫治療剤としてのその使用に関する。生体内の免疫機能を媒介として癌転移及び成長を抑制する新規の免疫増強活性多糖類物質を生産するペリヌス属菌株のミトコンドリアDNAを分離した後、制限酵素で処理してRFLP分析し、微生物学的特徴を調べることにより上記新規菌株を同定し、同定した新規菌株の菌糸体又は子実体からT-細胞とB-細胞リンパ球のそれぞれに細胞毒性作用と免疫作用体である抗体形成を誘導して免疫活性が増加する多糖類物質を見出した。この多糖類物質は生体内の免疫機能を媒介として癌転移及び成長をも抑制できる。

組換え微生物3―ヒドロキシ酪酸デヒドロゲナ―ゼ、その製造方法およびその使用

2007年12月18日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平11-101729 出願日 : 1999年4月8日
公開番号 : 特許公開平11-318438 公開日 : 1999年11月24日
出願人 : ロシュ ダイアグノスティックス ゲーエムベーハー 発明者 : レイナー シューマック 外4名

発明の名称 : 組換え微生物3―ヒドロキシ酪酸デヒドロゲナ―ゼ、その製造方法およびその使用

【課題】3-ヒドロキシ酪酸デヒドロゲナーゼ(3-HBDH)の酵素活性を有するタンパク質の提供。
【解決手段】3-HBDHの酵素活性を有する細菌タンパク質をコードする構造遺伝子を含むDNA分子、このDNA分子を含有する組換えDNA、これによって形質転換された微生物、好適な形質転換微生物の培養による3-HBDHの取得方法、およびこの酵素の存在下でのケトン体の測定方法。Rhodobacter sphaeroides からの構造遺伝子が好ましい。

ヘルペスシンプレックスウイルスおよび他の感染病のための抗菌治療

2007年12月18日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願平10-366494 出願日 : 1997年3月12日
公開番号 : 特許公開平11-322623 公開日 : 1999年11月24日
出願人 : スカイアーズ・メリル 発明者 : スカイアーズ・メリル

発明の名称 : ヘルペスシンプレックスウイルスおよび他の感染病のための抗菌治療

【目的】 ヘルペス及び他の微生物感染を迅速かつ安全に解決するための改良された医学的治療法および医薬が提供される。
【構成】 廉価かつ取扱い容易な医薬が適用され得、病気の身体的症状が消失し、患者が快適かつ外観上正常な状態になるまでの間、感染部位に維持され得る。この魅力的な医薬は、微生物抑制剤、植物化学薬剤および単離物を含んでなる抗微生物濃縮物を含む。望ましくは、効果的な医薬としては界面活性剤及び水性キャリアまたは溶媒を含んでなる。好ましい形態においては、滅菌水中にエキナセア植物化学薬剤及び塩化ベンズアルコニウムを含んでなる医薬である。

新規セフェム化合物

2007年12月18日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願平11-56632 出願日 : 1999年3月4日
公開番号 : 特許公開平11-322757 公開日 : 1999年11月24日
出願人 : 藤沢薬品工業株式会社 発明者 : 来住 光平 外1名

発明の名称 : 新規セフェム化合物

【課題】 広範囲な細菌に対し強い抗菌力を有し、且つ、MRSAに対しても強い抗菌力を持つセファロスポリン系化合物を提供する。
【解決手段】 医薬として有用な式:【化1】



〔式中、R1 はアミノまたは保護されたアミノであり、R2 はハロゲンであり、R3 は水素またはヒドロキシ保護基であり、R4 はカルボキシまたは保護されたカルボキシであり、R5 はヒドロキシ;アミジノチオ;低級アルキルで置換されていてもよいカルバモイル;または離脱基であり、nは1~6の整数である〕の新規セフェム化合物およびそれらの医薬として許容しうる塩。

ペプチド、核酸、組換えベクター、形質転換体、ペプチドの製造方法及び抗ウイルス性疾患剤

2007年12月18日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願平10-134709 出願日 : 1998年5月18日
公開番号 : 特許公開平11-322794 公開日 : 1999年11月24日
出願人 : 岡本 完 発明者 : 岡本 完

発明の名称 : ペプチド、核酸、組換えベクター、形質転換体、ペプチドの製造方法及び抗ウイルス性疾患剤

【目的】細胞内で有効な、抗エイズ作用,抗腫瘍作用等の抗ウイルス性疾患作用を示す新規ペプチドを提供する。
【構成】配列表の配列番号2に示すアミノ酸配列を有するペプチド及び活性同等ペプチド。これらをコードする核酸。組換えベクター。形質転換体。形質転換体によるペプチドの製法。上記ペプチド又は組換えベクターを有効成分とする抗ウイルス性疾患剤。

クローン化されたヌクレオチド配列からの感染性RSウイルスの生産

2007年12月18日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願平9-513678 出願日 : 1996年9月27日
公表番号 : 特許公表平11-512609 公表日 : 1999年11月2日
出願人 : アメリカ合衆国 発明者 : コリンズ,ピーター エル.

発明の名称 : クローン化されたヌクレオチド配列からの感染性RSウイルス(respiratory syncytial virus)の生産

単離ヌクレオチド分子であって、ヒト、ウシ又はネズミRSV 又はRSV 様ウイルス、及びそれらのキメラのものを含むRSV ゲノム及びアンチゲノムを提供する。組換えゲノム又はアンチゲノムは、ヌクレオキャプシド(N)プロテイン、ヌクレオキャプシド・ホスホプロテイン(P)、大きな(L)ポリメラーゼ・タンパク質、及びRNA ポリメラーゼ延長因子と共に発現されて、単離感染性RSV 粒子を作り出すことができる。組換えRSV ゲノム又はアンチゲノムは、所望の表現型の変更、例えば、ワクチン用途のための減弱ウイルスを作り出すように修飾されることができる。

キラルアミドおよび酸の生産に有用なそれら酵素を発現する組換え微生物

2007年12月18日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平9-514476 出願日 : 1996年10月3日
公表番号 : 特許公表平11-513255 公表日 : 1999年11月16日
出願人 : イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 発明者 : フアロン,ロバート・ドナルド 外2名

発明の名称 : 立体特異的ニトリルヒドラターゼおよびアミダーゼ酵素をコードする核酸断片、ならびにキラルアミドおよび酸の生産に有用なそれら酵素を発現する組換え微生物

本発明は、特定のラセミ ニトリルから対応するR-またはS-アミドへの加水分解を触媒できるニトリルヒドラターゼ活性をコードするシュードモナス プチダ(Pseudomonas putida)から単離されたニトリルヒドラターゼ核酸断片を提供する。また、該ニトリルヒドラターゼ活性の活性な発現をすることができる形質転換された微生物も提供する。さらに本発明は、アミダーゼ遺伝子と一緒にニトリルヒドラターゼ遺伝子を持つ形質転換体を提供し、その両方が同時発現されて、活性なニトリルヒドラターゼおよびアミダーゼ酵素をそれぞれる生産できる。そのような鏡像異性体材料の生産も提供する。

ラフィノース合成酵素遺伝子

2007年12月18日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平10-120550 出願日 : 1998年4月30日
公開番号 : 特許公開平11-313677 公開日 : 1999年11月16日
出願人 : 住友化学工業株式会社 発明者 : 渡辺 英二郎 外1名

発明の名称 : ラフィノース合成酵素遺伝子

【課題】ラフィノース合成酵素の植物における発現量や活性を変化させる技術に利用可能なラフィノース合成酵素遺伝子を提供すること。
【解決手段】配列番号1で示されるアミノ酸配列をコードする塩基配列を有するラフィノース合成酵素遺伝子等。

微小な試験用人工肝臓を開発

2007年12月18日 | 創薬 生化学 薬理学
  Massachusetts工科大学の研究チームは、微小な人工肝臓を作る技術を開発した。基板上で肝臓の中と同じように肝細胞が振る舞う。ネズミの肝細胞に頼っていた新薬の毒性試験をより正確に行えるようになろう。直径約 500マイクロメートルのくぼみを並べた基板を使う。1つのくぼみの中に 約300個の肝細胞を入れる。実験では、約6週間生かし続けることができたという。肝臓にある胆汁毛細管に似た構造を作り、典型的な肝臓のたんぱく質が作られることも確認された。新薬開発のコストや期間の削減に役立つとみられる。日経ベンチャー2007-12-14

乳がんの転移促すたんぱく質特定 大阪のバイオ研究所

2007年12月18日 | 創薬 生化学 薬理学
 乳がんの転移を促すたんぱく質を、大阪バイオサイエンス研究所の佐邊寿孝(さべ・ひさたか)研究部長らのグループが新たに特定した。佐邊さんらは06年にも、乳がんの転移を促す別のたんぱく質を特定し、発表している。いずれも副作用がより少ない治療薬の開発につながるという。16日付の英科学誌ネイチャー・セル・バイオロジー(電子版)に掲載される。 Asahi.com.,2007年12月17日