バイオの故里から

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微小な試験用人工肝臓を開発

2007年12月18日 | 創薬 生化学 薬理学
  Massachusetts工科大学の研究チームは、微小な人工肝臓を作る技術を開発した。基板上で肝臓の中と同じように肝細胞が振る舞う。ネズミの肝細胞に頼っていた新薬の毒性試験をより正確に行えるようになろう。直径約 500マイクロメートルのくぼみを並べた基板を使う。1つのくぼみの中に 約300個の肝細胞を入れる。実験では、約6週間生かし続けることができたという。肝臓にある胆汁毛細管に似た構造を作り、典型的な肝臓のたんぱく質が作られることも確認された。新薬開発のコストや期間の削減に役立つとみられる。日経ベンチャー2007-12-14

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