バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

酵素阻害イムノアッセイ

2007年12月15日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願2006-329870 出願日 : 2006年12月6日
公開番号 : 特許公開2007-126466 公開日 : 2007年5月24日
出願人 : エフ.ホフマン-ラ ロシュ アーゲー 発明者 : ミタリ ゴーシャル 外8名

発明の名称 : 酵素阻害イムノアッセイ

【課題】 生物学的サンプル中のアナライトを測定するための酵素阻害イムノアッセイを提供する。
【解決手段】 本発明は、非競合的阻害剤をリガンドに結合して均一アッセイに利用することを特徴とする、生物学的サンプル中のアナライトの測定方法を提供する。アナライトとしては、薬物もしくは薬物誘導体、ホルモン、ポリペプチド、またはオリゴヌクレオチドが対象となりうる。本発明はまた、そのような測定を行うのに有用である、新規な化合物、アッセイ試薬、およびパッケージ化キットを提供する。

hBNP定量のためのアッセイおよび試薬

2007年12月15日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願2007-28622 出願日 : 2007年2月7日
公開番号 : 特許公開2007-169293 公開日 : 2007年7月5日
出願人 : サイオス インコーポレイテッド 発明者 : ロナルド ピー. ミシャク 外2名

発明の名称 : hBNP定量のためのアッセイおよび試薬

【課題】イムノアッセイの分野において、生物学的液体(例えば、血漿または血清)におけるペプチドホルモンhBNPの迅速かつ高感度定量のために有用な試薬および方法を提供すること。
【解決手段】hBNPのアミノ酸1~10または15~25を含むペプチドエピトープに単一特異性である抗体またはその機能的に活性なフラグメント、または、 イムノアッセイの分野において、生物学的液体(例えば、血漿または血清)におけるペプチドホルモンhBNPの迅速かつ高感度定量のために有用な試薬および方法など。

がんの診断方法

2007年12月15日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2006-80759 出願日 : 2006年3月23日
公開番号 : 特許公開2007-252272 公開日 : 2007年10月4日
出願人 : 国立大学法人 北海道大学 発明者 : 水谷 有紀子 外1名

発明の名称 : がんの診断方法

【課題】代謝産物である水酸化されたセラミドの定量によらずに、セラミドを生成する水酸化酵素の発現等の情報から、がんの診断をし得る新たな方法を提供する。
【解決手段】被検体に含まれる、セラミド-C4-水酸化酵素の遺伝子を検出することを含む、乳がん、卵巣がんおよび/または大腸がんの診断の方法。被検体に含まれる、セラミドーアルファー水酸化酵素の遺伝子を検出することを含む、肺がんおよび/または小腸がんの診断の方法。

癌組織でディファレンシャルに発現される核酸配列

2007年12月15日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願2007-150552 出願日 : 2007年6月6日
公開番号 : 特許公開2007-289196 公開日 : 2007年11月8日
出願人 : バイエル コーポレーション 発明者 : バージェス, クリストファー 外7名

発明の名称 : 癌組織でディファレンシャルに発現される核酸配列

【課題】本発明は、癌細胞でディファレンシャルに発現される新規核酸配列に関する。
【解決手段】癌細胞でディファレンシャルに発現される新規核酸配列にコードされるタンパク質およびペプチド、当該配列およびタンパク質に基づく診断アッセイならびに治療薬、ならびに当該配列およびタンパク質またはペプチドに由来するプローブ、アンチセンス構築物および抗体に関する。対象核酸は、腫瘍細胞、特に結腸癌組織でディファレンシャルに発現されることが見出された。

2008 イムノアッセイ市場

2007年12月15日 | NEWSクリッピング
近年、免疫血清検査においても保険点数の低下が本格化したものの、市場成長率は生化学に比べ高く、診断薬メーカーにとって、免疫血清検査は業績伸長の要に位置付けられる。他分野に比べ注目項目も多い。インフルエンザ抗原迅速検査は市場形成からわずか5年で100億円を超える新規市場を形成し、同時に、他のPOC検査に市場拡大の波及効果ももたらしている。ラテックス定量法は、広範に普及している自動化学分析装置で測定できる診断薬が市場拡大傾向にある。定量法では、各社とも主力を化学発光法に移し、小型・大型、POC用等、様々な装置が出てきている。化学発光法の検査項目は、各社主だった項目が揃い、特殊な項目の品揃えで特色を出しているものもある。EIA法は、高感度化に成功したシステムの業績は増加傾向にあるが、それ以外は汎用のELISA法が中心となっている。外資系メーカーでは、生化学、免疫の多くの検査項目を一台のアナライザーで測定できるシステムもある。生化学、免疫の装置のモジュール化、各装置の搬送ラインの接続等により、免疫血清と生化学は近接した検査分野となってきている。本レポートでは、免疫血清検査の市場を測定方法別、項目別、メーカー別に細分化し、検査項目ごとの各測定方法の割合、メーカーシェア等の分析を行い、免疫血清検査領域の市場構造、各測定方法の競合、全体市場の動向等を明らかにします。 富士経済 市場調査レポート https://www.fuji-keizai.co.jp/report/index.html?keyword=110708817■刊行日 2007/11/30  ■税込価格 210,000円(本体 200,000円)

乾燥に強い植物作出へ/ヒメツリガネゴケのゲノム解読

2007年12月15日 | 植物&農業
 日本、米国、ドイツ、英国などの国際共同研究チームが13日、コケ植物のヒメツリガネゴケのゲノム(全遺伝子)解読に成功したと発表した。海中の藻類から陸上の被子植物(花の咲く植物)への進化の過程で、乾燥に耐える遺伝子を持っていることが分かった。これらの遺伝子の機能解析を進め、コケ植物の持つ環境耐性能力などを農林業分野で応用することも可能としている。
 研究は国内では大学共同利用機関法人の基礎生物学研究所などが行った。日本農業新聞 掲載日:07-12-14

総合健康開発研究所、細胞での機能・安全評価受託開始

2007年12月15日 | 健康・栄養機能性成分
東京海洋大学と共同研究、広がるエビデンス試験の選択肢
 総合健康開発研究所(東京都港区)は、東京海洋大学と共同でヒト・動物試験の代替となる樹立細胞を用いた機能性・安全性評価試験の受託事業を開始する。樹立細胞による評価試験は短期間で安価に調査できることから、食品素材の社内資料や安全性の担保、トクホ申請へのプレテストなどを希望する素材メーカーに有効な選択肢となりそうだ。健康食品新聞 2007-12-12

生命研、組織特異性遺伝子発掘技術を民間に移転

2007年12月15日 | 生命科学 生物誌
科学技術部は21世紀フロンティア自生植物利用技術開発事業(団長 チョン・ヒョク)と国際共同研究事業の支援を受けてホ・チョルグ博士チーム(韓国生命工学研究院、以下「生命研」)が開発した動植物組織特異性遺伝子データベース構築技術」をIT専門企業SCNT社(代表 ウォン・ナヨン)、WithUSTech社(代表 ソン・ウヨル)に技術移転すると12月13日に発表した。
今回の技術移転は(株)SCNT社、(株)WithUSTech社が50%の比率で生命研に先給実施料5億ウォンを支払い、2010年から5年間毎年1億ウォンの最低実施料を支払うなど実施料総額10億ウォンで契約が締結された。総売上げ額の20%は経常実施料として別途支給する条件。おはよう大徳(韓国)2007-12-14

オールジャパンで「万能細胞」研究、京大に拠点整備へ

2007年12月15日 | 細胞と再生医療
 文部科学省は、山中伸弥・京都大教授が開発した「万能細胞」(人工多能性幹細胞=iPS細胞)研究を支援するため、他大学を含めた専門家が活躍できる国内研究拠点を、京大に整備する方針を決めた。
 人材や研究資金が豊富な欧米など海外研究チームの猛追を振り切り、日本がiPS細胞を利用した再生医療の実現で先陣を切るには、オールジャパンの体制が不可欠と判断した。読売新聞(WEB) 2007-12-14

足筋肉から培養の細胞シート、心臓に張り機能回復…阪大

2007年12月15日 | 医療 医薬 健康
 重い心臓病で心臓移植を待っていた患者に、足の筋肉の細胞をもとにシートを作って心臓の周囲に張り付け、機能を回復させる治療に、大阪大病院(大阪府吹田市)などのチームが成功した。
 治療を受けた50歳代の男性は自力で歩けるようになり、20日に退院する予定。自分の細胞を利用した治療で移植待機患者が助かったのは世界で初めて。担当している同病院未来医療センター長の澤芳樹教授(心臓血管外科)は「心臓移植に代わる有力な選択肢になりうる」と話している。読売新聞(WEB) 2007-12-14