バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

神経毒性を検出するための方法およびキット

2007年10月25日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2006-96000 出願日 : 2006年3月30日
公開番号 : 特許公開2007-267650 公開日 : 2007年10月18日
出願人 : 株式会社東芝 発明者 : 吉村 斉湖 外2名

発明の名称 : 神経毒性を検出するための方法およびキット

【課題】神経毒性を検出するための方法およびキットを提供する。
【解決手段】(a)被験物質を神経由来細胞に曝露する工程と、(b)前記神経由来細胞における特定なポリヌクレオチド配列の少なくとも一つのmRNAの発現量を測定する工程と、(c)前記測定したmRNAの発現量と、前記被験物質に曝露していない前記神経由来細胞における特定なポリヌクレオチド配列のmRNAの発現量とを比較する工程とを含む、被験物質の毒性を検出する方法を提供する。また、特定の塩基配列、並びにこれらの相補的配列からなる群より選択される塩基配列に対してストリンジェントな条件下でハイブリダイズすることができる少なくとも10の連続した配列からなる核酸を含む、神経毒性を検出するためのキット。

アルツハイマー病のトランスジェニック動物モデル

2007年10月25日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2007-107283 出願日 : 2007年4月16日
公開番号 : 特許公開2007-267742 公開日 : 2007年10月18日
出願人 : エラン ファーマシューティカルズ,インコーポレイテッド 発明者 : ワーズワース,サミュエル 外3名

発明の名称 : アルツハイマー病のトランスジェニック動物モデル

【課題】アルツハイマー病に対する可能な治療をテストするためのアルツハイマー病を引き起こす天然に存在する条件に非常に類似するトランスジェニク動物、および治療に有用な化合物を試験方法する方法の提供。
【解決手段】βアミロイド前駆体タンパク質(APP)の全ての3つの型、APP695、APP751、およびAPP770の発現、そして、ロンドンおよびインディアナ家系性アルツハイマー病(FAD)のようなアミノ酸717位での変異およびAPP遺伝子中で予測された変異のような天然に生じる変異に基づく特徴を有するトランスジェニック動物を提供し、該トランスジェニク動物はアルツハイマー病の病理学的経過を変える化合物についてのスクリーニングに使用できる。

siRNA発現ベクターライブラリー作製方法

2007年10月25日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2004-202651 出願日 : 2004年7月9日
公開番号 : 特許公開2007-274902 公開日 : 2007年10月25日
出願人 : 株式会社ジェノファンクション 発明者 : 深野 一 外1名

発明の名称 : siRNA発現ベクターライブラリー作製方法

【課題】 本発明は、二本鎖DNAから、末端が平滑な少なくとも2以上の該DNAの部分断片を作製する方法の提供を目的とし、さらに、該方法を用いてsiRNAを発現するベクターライブラリーの提供を課題とする。
【解決手段】 二本鎖DNAから、末端が平滑な少なくとも2以上の該DNAの部分断片を作製する方法を開発した。さらに該方法を利用することにより、siRNAを発現するベクターライブラリーを効率的に作製する方法を開発した。


eIF4H発現抑制による癌細胞の増殖阻害方法

2007年10月25日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2006-109310 出願日 : 2006年4月12日
公開番号 : 特許公開2007-277204 公開日 : 2007年10月25日
出願人 : 国立大学法人 千葉大学 発明者 : 島田 英昭 外4名

発明の名称 : eIF4H発現抑制による癌細胞の増殖阻害方法

【課題】癌、特に大腸癌に代表される消化器癌等のより有効で確実な検出・診断・治療を提供すること、及び、このような癌の遺伝子診断システムと遺伝子治療臨床研究システムの開発に利用される各種の生体分子の提供。
【解決手段】eIF-4Hの発現を抑制することから成る、癌細胞の増殖阻害方法、eIF-4Hに特異的な siRNAを活性成分として含有する医薬組成物、及び、eIF-4Hの発現量に基く、癌細胞増殖阻害活性を有する物質のスクリーニング方法等。

新規抗生物質AB5362-A、-Bおよび-Cならびにその製造法と用途

2007年10月25日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願平8-204627 出願日 : 1996年8月2日
公開番号 : 特許公開平10-45662 公開日 : 1998年2月17日
出願人 : 北興化学工業株式会社 外1名 発明者 : 手塚 保行 外6名

発明の名称 : 新規抗生物質AB5362-A、-Bおよび-Cならびにその製造法と用途

【課題】医療用抗真菌剤として有用である抗真菌活性を有し且つ農園芸用殺菌剤として有用である抗菌活性を示す新規な抗生物質を提供する。
【解決手段】次式で表される新規な抗生物質AB5362-A 、および次式で表される新規な抗生物質AB5362-B 、ならびに次式で表されて比旋光度[α]D23 -72°(c 1.0,アセトニトリル)を有する白色粉末状の抗生物質AB5362-C がホーマ属に属する抗生物質AB5362生産菌、例えばホーマ・エスピー AB5362株の培養により得られた。これら抗生物質AB5362-A 、-Bおよび-C は抗真菌活性と植物病原菌に対する抗菌活性とを有し、新規な医療用抗真菌剤として有用であり、また農園芸用殺菌剤として、特にキュウリべと病菌の防除剤として有用である。

抗生物質エポキシキノマイシンCおよびDとその製造法ならびに抗リウマチ剤

2007年10月25日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願平8-199249 出願日 : 1996年7月29日
公開番号 : 特許公開平10-45738 公開日 : 1998年2月17日
出願人 : 財団法人微生物化学研究会 発明者 : 竹内 富雄 外9名

発明の名称 : 抗生物質エポキシキノマイシンCおよびDとその製造法ならびに抗リウマチ剤

【課題】 抗リウマチ活性を有し且つ新しい分子骨格を有する新規な化合物を提供することを目的とする。
【解決手段】 一般式(I)



(式中、RはエポキシキノマイシンCでは水素を示し、エポキシキノマイシンDでは塩素を示す)で表わされるエポキシキノマイシンCおよびエポキシキノマイシンDが新規な抗生物質としてアミコラトプシス sp. MK299-95F4 株の培養により得られた。エポキシキノマイシンCおよびD、あるいはそれらの塩は抗リウマチ活性を有する抗生物質である。また、先に得られた新規な抗生物質であるエポキシキノマイシンAおよびエポキシキノマイシンBも抗リウマチ活性を有することが見いだされた。


新規生理活性物質NA16887、その製造法およびその用途

2007年10月25日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願平8-215959 出願日 : 1996年7月30日
公開番号 : 特許公開平10-45789 公開日 : 1998年2月17日
出願人 : 日本化薬株式会社 発明者 : 錦織 隆昭 外2名

発明の名称 : 新規生理活性物質NA16887、その製造法およびその用途

【課題】癌細胞に対して強い増殖抑制活性を有し、また細菌に対して生育阻害活性を有する新規生理活性物質NA16887を提供する。
【解決手段】新規生理活性物質NA16887はアクチノマジュラ エスピー(Actinomadura sp.) NA16887株(FERM P-15400)の培養によって得られる。NA16887は分子量1563を持つ化合物である。


食物加熱→糖を大量摂取→人の大脳化 腸内細菌研究者『デンプン進化論』を提唱

2007年10月25日 | 医療 医薬 健康
食物加熱→糖を大量摂取→人の大脳化 腸内細菌研究者『デンプン進化論』を提唱
新潟市で今月開かれた「日本人類学会大会」で、腸内細菌の研究者から「食物を火で加熱することでデンプンが食べられ、大量のブドウ糖を摂取するようになったことが、人類の大脳化の理由」とする新説が発表された。学会での評価はこれからだが、腸内の消化酵素に注目した新説は人類進化論に新たな視点をもたらすと期待されている。2007年10月23日 東京新聞


掃除屋細胞:センサーのように要不要を区別 京大が解明

2007年10月25日 | 細胞と再生医療
 体内の“掃除屋”細胞と言われる「マクロファージ」が不要になった細胞を取り除く際、アレルギーなど免疫にかかわるたんぱく質がセンサーのように要不要を見分けていることを、京都大医学研究科の長田重一教授らが突き止めた。ぜんそくやアレルギー、アトピーなど自己免疫疾患の解明や治療法の開発に役立つ成果という。25日付の英科学誌ネイチャーに発表された。→ 毎日新聞 2007年10月25日