バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ヒト腫瘍壊死因子に対するモノクロナール抗体

2007年05月20日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平8-349507 出願日 : 1987年9月11日
公開番号 : 特許公開平9-294584 公開日 : 1997年11月18日
出願人 : バスフ アクチエンゲゼルシヤフト 発明者 : アキム メラー 外1名

発明の名称 : ヒト腫瘍壊死因子に対するモノクロナール抗体

【課題】 新規ヒト腫瘍壊死因子に対するモノクロナール抗体。
【解決手段】 ハイブリッドセルラインECACC87050801から生産され、かつその重鎖がサブタイプIgGγ-3を示すことを特徴とする、天然及び/又は組換えヒト腫瘍壊死因子(TNF)と反応するモノクロナール抗体の提供。
【効果】 敗血症用薬及びリューマチ性疾患用薬としての使用。

DON―1遺伝子およびポリペプチド、ならびにそれらの使用

2007年05月20日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願平10-510896 出願日 : 1997年8月18日
公表番号 : 特許公表2000-517179 公表日 : 2000年12月26日
出願人 : ミレニウム バイオセラピュティックス インク. 発明者 : ギアリング デビッド ピー. 外1名

発明の名称 : DON―1遺伝子およびポリペプチド、ならびにそれらの使用

本発明は、don-1と名付けられた、ニューレグリンなどの上皮増殖因子(EGF)に関係する新規の遺伝子の同定およびキャラクタリゼーションに関し、また、新規のDon-1ポリペプチドを発現させるために、この遺伝子の選択的スプライシング体を調製して使用する方法に関する。

分化プログラム制御による組織の再生と構築に関する研究

2007年05月20日 | 細胞と再生医療
Tissue Regeneration and Construction by Control of Differentiation Programs

プロジェクトリーダー :中辻 憲夫・京都大学 再生医科学研究所・教授

 再生医学の基盤研究を推進するために、幹細胞の制御と生体組織の構築に関して、次の2項目の研究計画をプロジェクト開始時点で設定した。(1)多能性幹細胞の特性研究と有用細胞への分化誘導、および脱分化と分化転換。(2)細胞外シグナルと生体マトリクスによる組織分化と構築。
 具体的には、カニクイザル胚性幹細胞(ES細胞)株の特性解析を行ない、未分化状態の維持と各種細胞系譜への分化プログラム制御について研究し、神経系細胞などへの分化制御を目指す。そして幹細胞からの分化誘導、脱分化と分化転換、細胞核の再プログラミングなどの機構と制御について研究する。さらに、細胞外シグナルやマトリクス分子による細胞分化の制御機構の研究を進めることによって、組織再生の技術基盤を確立することを目的とした。

平成16年度日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業研究成果報告書概要
http://www.jsps.go.jp/j-rftf/saishu/h16/s15_j.html

脳細胞の発生・分化・再生の分子機構

2007年05月20日 | 細胞と再生医療
Studies on Molecular Mechanisms Underlying Development, Differentiation and Regeneration of Neural Cells
プロジェクトリーダー :池中 一裕・自然科学研究機構 生理学研究所・教授

 哺乳類脳神経系の外傷および内因的な疾患において、脳を構成する神経細胞やグリア細胞は再生能力に乏しく、充分な治癒が得られない。特に神経細胞は全く再生しないため、神経変性症の治療は困難を極めている。しかし、他の動物、例えば鳥類やは虫類では神経細胞が再生することが示されてきたので、哺乳類においては神経細胞の前駆細胞がないと信じられてきた。ところが、近年の研究により成人脳にも神経幹細胞(神経細胞とグリア細胞共通の前駆細胞)の存在が明らかとなり、これをどのように処理すれば神経細胞にすることができるかが極めて重要な課題となっている。本研究プロジェクトにおいては神経幹細胞から神経細胞やグリア細胞の分化機構を明かとし、遺伝子操作等を通じて神経幹細胞の分化を操作しようとすることを目的とした。
平成16年度日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業研究成果報告書概要
http://www.jsps.go.jp/j-rftf/saishu/h16/s19_j.html

エボジアミン類を有効成分とする脂質代謝改善剤

2007年05月20日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2006-302542 出願日 : 2006年11月8日
公開番号 : 特許公開2007-99777 公開日 : 2007年4月19日
出願人 : 協和醗酵工業株式会社 発明者 : 横尾 義春 外2名

発明の名称 : 脂質代謝改善剤

【課題】脂質代謝改善作用もしくは抗肥満作用を有する食品、医薬品または飼料を提供する。
【解決手段】として含有してなる、脂質代謝改善作用もしくは抗肥満作用を有する食品、医薬品または飼料。
註)エボジアミンは、生薬の一種であるミカン科のゴシュユ(呉茱萸)から得られる化合物である(Journal of Pharmaceutical Sciences, 75, 612-613 (1986))。

冷え症改善剤

2007年05月20日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2005-309195 出願日 : 2005年10月25日
公開番号 : 特許公開2007-119348 公開日 : 2007年5月17日
出願人 : 協和醗酵工業株式会社 発明者 : 小松 美穂 外3名

発明の名称 : 冷え症改善剤

【課題】 冷え症を有する者に対して、冷え症を改善し、充実した生活を創出させる医薬品、栄養食品等が望まれている。すなわち、本発明の目的は、冷え症改善剤、冷え症改善用飲食品または食品添加剤を提供することにある。
【解決手段】 本発明によれば、オルニチンまたはその塩を有効成分として含有する冷え症改善剤、冷え症改善用飲食品または食品添加剤を提供することができる。

遺伝子発現制御配列の推定方法

2007年05月20日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2005-297992 出願日 : 2005年10月12日
公開番号 : 特許公開2007-108949 公開日 : 2007年4月26日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 西尾 陽介 外2名

発明の名称 : 遺伝子発現制御配列の推定方法

【課題】DNAアレイ等の遺伝子発現プロファイリング実験結果から得られた類似の発現パターンを示す遺伝子の上流領域に共通して存在する、遺伝子発現制御配列のモチーフを推定する方法を提供する。
【解決手段】(1)遺伝子発現プロファイリングにおいて類似の発現パターンを示す遺伝子の上流領域を入力配列とし、入力配列を10~40bpの長さの構成要素配列に分解し、(2)各構成要素配列に関し、構成要素配列に相同な配列を検索し、検索された相同な配列及び構成要素配列からなる配列群に関してモチーフを作成し、(3)作成されたモチーフから配列の保存性を表わす統計量を算出し、(4)ゲノム配列からサンプリングした、モチーフと同一の数及び長さの配列からなる配列群から(3)の工程と同じ方法で算出された統計量と、(3)の工程で算出された統計量との有意差を検定し、有意差のあるものを、遺伝子発現制御配列の推定モチーフとして選択する。

アガラーゼを用いた微生物の取得方法

2007年05月20日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2005-308888 出願日 : 2005年10月24日
公開番号 : 特許公開2007-111023 公開日 : 2007年5月10日
出願人 : 味の素株式会社 外1名 発明者 : 早川 敦 外2名

発明の名称 : アガラーゼを用いた微生物の取得方法

【課題】ゲルマイクロドロップ法とフローサイトメトリー法を利用して、VBNC状微生物だけでなく、ストレス耐性微生物にも適用でき、かつ、微生物を効率良く取得できる技術を提供する。
【解決手段】自然界に存在し生きているが培養困難な状態の微生物、或いはストレス耐性微生物を取得するにあたり、試料中に存在する微生物を、アガロースを用いてゲルマイクロドロップ中に包括し、当該微生物含有ゲルマイクロドロップを培養し、当該ゲル内で微生物が増殖しない、或いは微生物が増殖する微生物含有ゲルマイクロドロップをフローサイトメトリー法にて分離し、分離された微生物含有ゲルマイクロドロップにアガラーゼを添加してゲルを溶解せしめることを特徴とする微生物の取得方法。

ジェネリック医薬品のシェアを12年度に30%へ‐厚労省が方針提示

2007年05月20日 | 医療 医薬 健康
 現在、16.8%の後発薬シェア(数量ベース)を2012年度までに、倍増となる30%まで引き上げることを盛り込んだ「医療・介護サービスの質向上・効率化プログラム」が、15日に開かれた経済財政諮問会議に、柳澤厚労相から提示された。プログラムには、その実現に向けて、情報提供や安定供給の指導徹底をはじめ、使用促進のための効率的な措置を検討していくことも盛り込まれている。これら内容は、6月にもまとめられる「骨太の方針2007」に反映する方針。薬事日報2007-05-17