バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

不二製油、メタボ対策βコングリシニン末端商品の目標は年186億円、トクホは6月発売見込む

2007年05月16日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
メタボリックシンドローム対策の切り札となる大豆βコングリシニンの商品群の今後の目標年間売上高は、錠剤やクッキー等の健康食品市場が36億円、βコングリシニン強化豆乳が100億円、βコングリシニン強化大豆たんぱく質食品が50億円──。3商品群の合計で186億円の売上高を今後の目標とすることを、不二製油が2007年5月14日に都内で開催した07年3月期決算発表会(関連記事1)で、前田裕一・執行役員経営企画室長が発表した。 FoodScience 2007-05-15

出願番号 : 特許出願2003-282326 出願日 : 2003年7月30日
公開番号 : 特許公開2005-46080 公開日 : 2005年2月24日
出願人 : 不二製油株式会社 発明者 : 石川 正広 外3名

発明の名称 : 加工された大豆β‐コングリシニンたん白

【課題】 β‐コングリシニンたん白は、その高水和性のために水戻り性が悪く、種々の食品形態に加工が困難であった。また高粘性なため、液状食品用に加工した場合は特に摂取しにくいという課題があった。本発明は、かかる課題を低減すべく加工されたβ‐コングリシニンたん白及びそれを含有する食品を提供することである。
【解決手段】 β‐コングリシニンたん白を含む溶液を酸性下で加熱し、たん白の溶解性を低下させることで、高水和性、高粘性を低減する。

特定のポリヌクレオチドの検出方法及び当該方法に用いる検出用キット

2007年05月16日 | からだと遺伝子
【公開番号】特開平7-231799 【公開日】平成7年(1995)9月5日


【構成】 検出対象のその塩基配列が既知であるポリヌクレオチドに、当該ポリヌクレオチドの一部と相補的な配列を有しかつヌクレアーゼ耐性を有するオリゴヌクレオチドプライマーをハイブリダイズさせ、次いでこれに少なくとも1種のデオキシヌクレオシドトリリン酸、DNAポリメラーゼ及びヌクレアーゼを加えて、前記プライマーの3’末端に隣接しかつ前記ポリヌクレオチドと相補的である塩基種を相補鎖合成し引き続いて分解し、かつ当該相補鎖合成及び分解を少なくとも1回以上繰り返して、生成するピロリン酸又はデオキシヌクレオシドモノリン酸を検出することを特徴とする、前記ポリヌクレオチドの検出方法、並びに当該ポリヌクレオチドの検出方法に用いる検出用キット。
【効果】 遺伝的疾患や感染症の診断に有効な試料中に存在する特定の塩基配列を含むポリヌクレオチドの検出方法及び当該検出方法に使用するポリヌクレオチド検出用キットが提供される。明細書(本文)>>桂川国際特許事務所資料>>http://www.ekouhou.net/disp-A,H07-231799.html

花を咲かせるホルモン、思い通りの時期に開花

2007年05月16日 | 植物&農業
 奈良先端大学院大学バイオサイエンス研究科の島本功教授と大学院生の玉置祥二郎さんらは、思い通りの時期に花を咲かせる植物ホルモン「フロリゲン」を発見した。70年前にその存在が提唱されながら、取り出すことができず、現在まで解明されていなかった。島本教授らは、このホルモンがイネの開花を促進する遺伝子Hd3aにより作り出されたタンパク質であることを解明、イネの遺伝子に導入したところ、通常50~60日を要する開花を15~20日で実現した。サイエンス誌のオンライン速報版に4月19日掲載された。 知財情報局 2007/05/15(火)

深海の細菌、ゲノム解読 化学合成で栄養分供給

2007年05月16日 | NEWSクリッピング
 太陽光が届かない深海にすむ二枚貝「シロウリガイ」に共生し、有毒な硫化水素を基に化学合成した栄養分を供給している細菌のゲノム(全遺伝情報)を海洋研究開発機構などの研究チームが解読した。15日付の米科学誌カレントバイオロジーに発表した。神戸新聞 2007/05/16

印「ITの次はバイオ産業だ」 2010年に規模2・5倍予想

2007年05月16日 | NEWSクリッピング
インド産業連盟(CII)は10日までに、同国のバイオ関連産業の規模が2010年までに現在の2・5倍に当たる50億ドル(約5950億円)に拡大するとの見通しをまとめた。優遇税制や人材育成などを通し、インドをバイオ産業の一大拠点にする戦略が軌道に乗ってきたためで、バイオ産業はIT(情報技術)に次ぐインド経済の牽引(けんいん)役となりそうだ。FujiSankei Business i. 2007/5/11

バイオ塾情報創庫 新着情報 2007-05-16

2007年05月16日 | 医薬工学 製剤 DDS
◇伊藤忠食品、東洋新薬が新会社「ティーエスアイ」を設立
  トクホ、健康食品の販売を全国展開 日経BP(NBonline)2007-05-16

◇CoQ10はパーキンソン病症状を改善しない
 Coenzyme Q10 does not improve Parkinson's disease symptoms
  http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20070515#p1

◇バクテロイデス用プライマー及び該プライマーを用いた検出方法
  http://bio21.blog96.fc2.com/blog-entry-55.html

◇Growth control of the eukaryote cell: a systems biology study in yeast
  http://bio21.blog96.fc2.com/blog-entry-54.html

◇γ-アミノ酪酸高含有飲食品の製造方法及びγ-アミノ酪酸高含有飲食品
  http://riibs-iwata.blogspot.com/2007/05/blog-post_2637.html

◇緑茶飲料原料液
  http://riibs-iwata.blogspot.com/2007/05/blog-post_16.html

◇非エピ体カテキン類の製造方法
  http://riibs-iwata.blogspot.com/2007/05/blog-post.html

◇土壌微生物DNAキット ZR Soil Microbe DNA Kit
  http://bio21.blog96.fc2.com/blog-entry-56.html

インドの医薬品産業が発展する5つの理由

2007年05月16日 | 医療 医薬 健康
 1990年代がIT(情報技術)の時代とするなら、21世紀は医薬品の時代と言える。それはインドにとっても同様だ。世界の医薬品大手はコストを削減するために、主力品以外の生産をアウトソーシング(業務の外部委託)する動きが起きている。彼らの視線の先にはインドの医薬品技術があるからだ。インドには医薬品の外注生産先として優れた化学合成技術や品質管理技術がある。しかも、コストは低いのだ。 日経BP>>NBonline 2007年5月15日 

ヒト腸内細菌検出用プライマー

2007年05月16日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2003-364188 出願日 : 2003年10月24日
公開番号 : 特許公開2005-124495 公開日 : 2005年5月19日
出願人 : 株式会社ヤクルト本社 発明者 : 藤本 淳治 外2名

発明の名称 : ヒト腸内細菌検出用プライマー

【課題】ヒト腸内や病変部位にて検出される各種の菌を特異的に同定できるプライマーを合成し、このプライマーを用いて菌を迅速、簡便に同定・解析する方法を提供する。
【解決手段】ラクトバチルス属、クロストリジウム属、ユウバクテリウム属、ルミノコッカス属、ファイカリバクテリウム属、アシドアミノコッカス属、ベイヨネラ属、ビフィドバクテリウム属等のヒト腸内細菌を同定するために用いる、特定の塩基配列又は該塩基配列に相補的な配列を有するヒト腸内細菌検出用プライマー。

出願番号 : 特許出願2000-340874 出願日 : 2000年11月8日
公開番号 : 特許公開2002-142771 公開日 : 2002年5月21日
出願人 : 株式会社ヤクルト本社 発明者 : 藤本 淳治 外5名

発明の名称 : ヒト腸内フローラ検出用プローブ又はプライマー

【解決手段】 合成の、及びPrevotella cluster CA75由来のものから選ばれる特定の塩基配列又は該塩基配列に相補的な配列を有するヒト腸内に存在するプレボテラ クラスター又はクロストリジウム クラスターに属する未同定菌群検出用プローブ又はプライマー。
【効果】 本発明のプローブ又はプライマーを使用すれば、菌を培養することなく、迅速、簡便に腸内細菌叢の解析等を行うことができる。更に、解析の結果から消化管等の状態が把握できるため、種々疾病等の予防・治療が容易になる。

最新鋭の腸内フローラ解析システム「YIF-SCAN」を開発

2007年05月16日 | 医療 医薬 健康
 株式会社ヤクルト本社(社長 堀 澄也)では、最新鋭腸内フローラ解析システム「YIF-SCAN」(Yakult Intestinal Flora Scanの略、イフ・スキャン、なお、「YIF-SCAN」および「イフ・スキャン」は商標登録出願中です)を完成させました。「YIF-SCAN」は、2002年に開発したDNAを解析対象とする「全自動腸内フローラ分析装置」をさらに発展させた腸内フローラ解析システムであり、腸内細菌のDNAだけでなくRNAも解析対象とすることにより、これまでよりも格段に高い検出感度で腸内細菌を定量できます。日経ネット(プレスリリース)2007-05-15