バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

キメラP450発現プラスミド及び該プラスミドを保持する酵母菌株

2007年05月18日 | 医療 医薬 健康
公開番号 特開平04-135486 公開日 平成 4年 5月 8日(1992年)
登録番号 特02125847 登録日 平成 9年 1月13日(1997年)

【技術概要】 分子内にヘムを含有するような複雑な構造を有する膜蛋白質であるラット肝P450C25の成熟型(酵素)を酵母内で効率的に産生させるため、ラット生体内において正常に機能している本来のシグナル配列の代わりに、上記のP450分子種とは全く別異な構造及び機能である蛋白質が有する外来のシグナル配列に交換する事によって、強い活性を有する成熟型のラット肝P450C25を酵母内で産生させる。酵母チトクロムC酸化酵素サブユニットⅣのN末端29アミノ酸残基からなるシグナル配列をN末端に有し、501アミノ酸残基からなる成熟型のラット肝P450C25をC末端に有するキメラP450を発現させるプラスミド及び該プラスミドを保持する酵母菌株を提供する。

生活習慣病対策における栄養サポートチーム(NST)活動とその評価

2007年05月18日 | 医療 医薬 健康
月山 克史 (京都大学 糖尿病・栄養内科)
静脈経腸栄養 Vol. 21 (2006) , No. 2 pp.2_53-2_57

食習慣、運動習慣、休養、嗜好などの生活習慣は、糖尿病や高脂血症、高血圧症、さらにはがん、脳卒中、心臓病など多くの疾病の発症や進行に深く関わっている。これら生活習慣病の対策としては、二次予防(病気の早期発見・早期治療)対策よりも、生活習慣の改善を中心にした一次予防(健康増進・発病予防)に重点を置いた対策の重要性が再認識されてきている。わが国では現在、第三次健康づくり運動「健康日本21」が行なわれているが、各医療機関のNutrition Support Team(NST:栄養サポートチーム)はチームの構成メンバーが各々の専門知識・技術を生かした啓発活動に参画することで貢献できるものと考えられる。すなわち、地域住民に対して生活習慣病に関する予防の知識などを提供する生活習慣病教室の実施である。残念ながら、いまだ十分な活動と評価が行なわれているとはいい難い現状であるが、それは今後の課題としたい。 本文(pdf)J-Stage


蜂蜜の生産方法及び蜂蜜

2007年05月18日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2005-105693 出願日 : 2005年4月1日
公開番号 : 特許公開2006-280294 公開日 : 2006年10月19日
出願人 : 株式会社大源 発明者 : 海野 竜生 外1名

発明の名称 : 蜂蜜の生産方法及び蜂蜜

【課題】特定の機能成分、有効成分を含有する改質された蜂蜜の安定的な生産方法の提供。
【解決手段】ミツバチの餌料として、特定の機能成分を含む溶液と、糖を含む溶液との配合液を給餌することを特徴とする蜂蜜の生産方法、及び該方法により生産される蜂蜜であり、前記特定の機能成分を含む溶液が、植物の果汁、及び/又は汁液、及び/又は植物の抽出液で、前記糖を含む溶液が蜂蜜であり、前記配合液の糖濃度が15~80Brix%であることが好ましい。

バイオテクノロジーの進展による研究開発のネットワーク化

2007年05月18日 | 生命科学 生物誌
平成17年度第2回採択産業技術研究助成事業
バイオテクノロジーの進展による研究開発のネットワーク化とイノベーションパフォーマンスに関する実証研究 平成17年度中間 報告書
作成者 東京大学元橋一之
プロジェクト名称 P00041 産業技術研究助成事業
要約 研究サブテーマのそれぞれについてデータ整備を行い、計量分析を開始した。そのうちバイオベンチャーの国際比較とイノベーションサーベイを用いた医薬品産業の分析については以下の研究成果を得た。日本のバイオベンチャーは米国と比較してリスクの低い分野に集中しており、リスクマネーを供給するファンクションに問題があることを示唆する結果を得た。また、医薬品産業は他産業と比較して産学連携やアライアンスを積極的に行っており、イノベーションのための情報源として大学や公的研究機関の役割が大きいことが分かった。イノベーションの阻害要因としてはリスクとコストが中心であるが、規制も関係している可能性があることが分かった。 平成17年度成果報告書バーコード 100009169

バイオフォトンを利用した病害抵抗性誘導剤の高効率スクリーニングシステム

2007年05月18日 | 植物&農業
作成者 静岡県農業試験場伊代住 浩幸
プロジェクト名称 P00041 産業技術研究助成事業

要約 ・イネ、コムギ、バレイショ、ブドウについて、病害抵抗性を正常に示す培養細胞株と応答発光を誘導するエリシターの候補が得られた。・イネ、ブドウ、コムギではスクリーニングに適する細胞株とエリシターの組み合わせを選定した。バレイショでは、培養系の反応安定性が低く、好適な組み合わせを得るに至っていない。NEDO 平成17年度成果報告書 バーコード 100009151


部位特異的タンパク質修飾を標的とした検出法の確立と疾患検査薬への応用

2007年05月18日 | 医療 医薬 健康
作成者 北海道大学松田正
プロジェクト名称 P00041 産業技術研究助成事業

要約 本年度は当初の計画により以下の研究を進めた。(1)疾患特異的修飾タンパク質の探索並びに選定を行う。(2)疾患特異的修飾タンパク質のリコンビナントタンパク質の産生、精製を行う。(3)疾患特異的修飾タンパク質のリコンビナントタンパク質を用いて各種動物への免疫を行い、抗体を作成する。(1)において疾患特異的タンパク質の選定は、我々が世界に先駆け進めてきたサイトカインシグナル伝達系上に存在する疾患関連修飾タンパク質を中心に選定を行い、7種のタンパク質を選定した。平成17年度成果報告書 バーコード 100009144

バイオマスを原料とするバイオポリエステル微生物生産の効率化と高度制御 

2007年05月18日 | 菌類 細菌
作成者 東京工業大学福居俊昭
プロジェクト名称 P00041 産業技術研究助成事業

要約 RalstoniaeutrophaH16株(野生株)染色体上のポリヒドロキシアルカン酸(PHA)シンターゼ遺伝子を広基質特異性のAeromonascaviae由来遺伝子に相同性組換えにより特異的に置換した株を作製し、その植物油からのポリ(3-ヒドロキシブタン酸-co-3-ヒドロキシヘキサン酸)[P(3HB-co-3HHx)]合成能を確認した。本株は今後の遺伝子操作における宿主として利用できる。また、新規な共重合ポリエステル生合成経路として、細胞内で3-ヒドロキシプロピオニル-CoAを供給する人為的代謝経路をR.eutrophaに構築し、糖質から(3-ヒドロキシブタン酸-co-3-ヒドロキシプロピオン酸)を生合成することに成功した。さらにメタボローム解析の準備として、各種構造・鎖長のアシル-CoAを化学合成および酵素変換の組み合わせで合成した。 NEDO平成17年度成果報告書バーコード 100009115

生体状況の鑑別法

2007年05月18日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願平11-163694 出願日 : 1999年6月10日
公開番号 : 特許公開2000-352566 公開日 : 2000年12月19日
出願人 : ポーラ化成工業株式会社 発明者 : 中村 直生

発明の名称 : 生体状況の鑑別法

【課題】 本発明は、生体の状況のモニタリングや生体処置剤の等に好適な、生体状況の鑑別方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 毛髪及び/又はその一部分の分析結果を指標に用い、肌状態や健康状態などの生体の状態を鑑別する。

アスペルギルス属の新規プロモーター

2007年05月18日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2006-291258 出願日 : 2006年10月26日
公開番号 : 特許公開2007-50005 公開日 : 2007年3月1日
出願人 : 天野エンザイム株式会社 外1名 発明者 : 町田 雅之 外1名

発明の名称 : アスペルギルス属の新規プロモーター

【目的】本発明は、アスペルギルス(Aspergillus)属糸状菌の新規プロモーターを提供する。
【構成】アスペルギルス・オリゼのピルベート・デカルボキシラーゼ(Pyruvate decarboxylase)遺伝子、フルクトース-6-ビスホフェート・アルドラーゼ(Fructose-bisphosphate aldolase)遺伝子、ピルベート・デヒドロゲナーゼ(Pyruvate dehydrogenase)遺伝子、ピルベート・キナーゼ(Pyruvate kinase)遺伝子、グルコース-6-ホスフェート・イソメラーゼ(Glucose 6-phosphate isomerase)遺伝子又はグリセルアルデヒド-3-ホスフェート・デヒドロゲナーゼ(Glyceraldehyde-3-phosphate dehydrogenase)遺伝子のプロモーター。