バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

植物の代謝解析方法、ラベル植物の製造方法、ラベル植物、および、植物のNMR測定方法

2007年05月03日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願2004-236188 出願日 : 2004年8月13日
公開番号 : 特許公開2006-53099 公開日 : 2006年2月23日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 発明者 : 篠崎 一雄 外2名

発明の名称 : 植物の代謝解析方法、ラベル植物の製造方法、ラベル植物、および、植物のNMR測定方法

【課題】NMRを利用した植物の代謝解析方法において、13C、15Nのような天然存在比率の少ない核種について測定感度を向上させた代謝解析方法を提供する。
【解決手段】種子または発芽苗から植物を生育する過程において、少なくとも1種の安定同位体によってラベルした栄養源を植物に供給することによって、安定同位体で均一にラベルしたラベル植物を製造し、ラベル植物の個体、個体の一部、または、抽出物について、NMR測定を行うことにより、安定同位体を含有する生体物質の核磁気共鳴情報を取得し、核磁気共鳴情報を用いて、植物における生体物質の代謝を解析する。

Labisia pumila抽出物の調製方法

2007年05月03日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2006-65705 出願日 : 2006年3月10日
公開番号 : 特許公開2007-106743 公開日 : 2007年4月26日
出願人 : ガバメント オブ マレーシア アズ リプリゼンティッド バイ ザ ミニストリー オブ サイエンス、テクノロジー アンド イノベイション、マレーシア 発明者 : マシタ モハマド ユソフ 外1名

発明の名称 : Labisia pumila抽出物の調製方法

【課題】マレーの伝統的な薬カチプファティマ(Kacip fatimah)として使用されている植物Labisia pumilaからの抽出物の調製方法および該抽出物を再現性よく得るための化学的プロファイリングを得る方法の提供。
【解決手段】乾燥させたLabisia pumilaを原料として水で加熱抽出し、スプレー乾燥によって濃縮、乾燥させて抽出物を製造する。また、該抽出物から逆相液体クロマトグラフィーによって単離、機器分析して化学的プロファイリングのためのマーカー化合物を構造決定する。

◇カチプファティマ (学名 Labisia pothoina / pumila)
  この植物は一部の地域でカチプファティマとして知られ、マレーシアおよびボルネオの熱帯雨林でみられる小さなハーブです。マレーシア全体で利用される最も有名なハーブの一種で、女性の健康に関する効能があり、産後の強壮薬として利用されています。伝統的にこのハーブは弛緩した子宮や膣を引き締めると考えられ、そのため出産後に非常に需要の多い治療薬となっています。月経痛をやわらげる場合にも利用されています。http://www.malay.jp/kachip.html

微生物の低温培養方法

2007年05月03日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2002-365676 出願日 : 2002年12月17日
公開番号 : 特許公開2004-194551 公開日 : 2004年7月15日
出願人 : 今中 忠行 外1名 発明者 : 今中 忠行 外2名

発明の名称 : 微生物の低温培養方法

【課題】微生物の高密度培養方法を提供する。
【解決手段】微生物の比増殖速度が増殖至適温度における比増殖速度の20%以下となるように、培養温度を増殖至適温度よりも低温に調整することを特徴とする、微生物の培養方法である。当該方法によれば、微生物を極めて高密度に培養することができる。また、当該培養方法によれば、極めて低コストで効率よく、有用物質、特に活性型組換えタンパク質を大量に製造することができる。

グリセリンから3-ヒドロキシプロピオン酸を製造する方法

2007年05月03日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2005-276016 出願日 : 2005年9月22日
公開番号 : 特許公開2007-82476 公開日 : 2007年4月5日
出願人 : 株式会社日本触媒 外1名 発明者 : 向山 正治 外1名

発明の名称 : グリセリンから3-ヒドロキシプロピオン酸を製造する方法

【課題】 酵素反応によりグリセリンから3-ヒドロキシプロピオン酸を効率的に製造する方法を提供する。
【解決手段】 グリセリンから酵素反応により3-ヒドロキシプロピオン酸を製造する方法であって、グリセロールデヒドラターゼ及び/又はジオールデヒドラターゼによる酵素反応を行うこと並びにヒドロキシアルデヒドデヒドロゲナーゼによる酵素反応を行うことを含む、前記方法。

イオンビーム照射と生物技術への応用

2007年05月03日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
重イオンビームを用いた植物の新しい育種法の開発
- 花持ちの良い“バーベナ”が誕生 -
 理化学研究所(小林俊一理事長)は、サントリー株式会社基礎研究所(田中隆治所長)の協力のもと、重イオンビームを用いて、花持ちの良い“バーベナ(Verbena hybrida)”の品種改良に成功しました。理研植物機能研究室の吉田茂男主任研究員、阿部知子先任研究員らによる研究成果です。理化学研究所プレスリリース(平成13年10月4日

出願番号 : 特許出願平7-205141 出願日 : 1995年7月20日
公開番号 : 特許公開平9-28220 公開日 : 1997年2月4日
出願人 : 理化学研究所 発明者 : 阿部 知子 外5名

発明の名称 : 突然変異体植物の作出方法

【解決手段】 受粉後の植物子房に重イオンビームを照射し、当該照射処理をした植物の中から形態異常が生じた植物を選抜する突然変異体植物の作出方法。

【効果】 植物体の損傷を最小限に抑え、多様な形態を示す突然変異体植物を高率で誘導することが可能となる。


▼理研、原子研でR&Dが進んでます。特許技術を資料としてまとめて置きました。http://riibs.web.fc2.com/ionbeam.htm

糖尿病、動脈硬化予防効果のあるモチ米を普及

2007年05月03日 | 健康・栄養機能性成分
原子力研開発の「ノグォンモチイネ」国家品種目録に登載
糖尿病、動脈硬化、高血圧などの予防に効果のあるモチ米が近く食卓にのぼる見通し。韓国原子力研究院(院長 パク·チャンギュ)は放射線突然変異育種技術を利用して開発した新品種の緑色のモチ米「ノグォンモチイネ」が国家品種目録に登載され、韓国全土の農家に普及できるようになったと4月27日に発表した。おはよう大徳(韓国)2007-04-30

放射性同位元素を利用した新薬候補物質の効能評価に成功

2007年05月03日 | NEWSクリッピング
原子力研、マラリア治療剤の効能を評価
韓国原子力研究院(院長 パク·チャンギュ)はこれまで全的に海外に依存してきた「放射性同位元素を利用した新薬候補物質の効能評価」を韓国の技術で成功的に遂行したと4月30日に発表した。これにともない新薬候補物質の効能分析研究受注が可能になり、輸入代替効果および外貨節約が期待される。おはよう大徳(韓国)2007-05-02

DNA合成酵素阻害剤、DNAトポイソメラーゼ阻害剤、ヒト血管新生抑制剤、ヒト癌細胞増殖抑制剤

2007年05月03日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2005-113329 出願日 : 2005年4月11日
公開番号 : 特許公開2005-325100 公開日 : 2005年11月24日
出願人 : 白鶴酒造株式会社 発明者 : 松原 主典 外3名

発明の名称 : DNA合成酵素阻害剤、DNAトポイソメラーゼ阻害剤、ヒト血管新生抑制剤、ヒト癌細胞増殖抑制剤および健康食品並びに化粧料

【課題】酒粕中に含有される成分を有効利用することであり、DNA合成酵素阻害剤およびDNAトポイソメラーゼ阻害剤、もしくはヒト血管新生抑制剤、またはヒト癌細胞増殖抑制剤、もしくは同様な作用がある健康食品や化粧料とすることである。
【解決手段】酒粕のエチルアルコールなどの極性溶媒抽出物を有効成分として含有するDNA合成酵素阻害剤、DNAトポイソメラーゼ阻害剤、またはヒト血管新生抑制剤とする。または酒粕の極性溶媒抽出物を有効成分として含有するヒト癌細胞増殖抑制剤とする。または酒粕から極性溶媒を溶媒として抽出されるDNA合成酵素阻害性抽出物、DNAトポイソメラーゼ阻害性抽出物、ヒト血管新生抑制性抽出物、ヒト癌細胞増殖抑制性抽出物を含有する健康食品とする。または酒粕から極性溶媒を溶媒として抽出されるヒト血管新生抑制性抽出物を含有する化粧料とする。

リンパ球の製造方法

2007年05月03日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2005-252712 出願日 : 2005年8月31日
公開番号 : 特許公開2007-61020 公開日 : 2007年3月15日
出願人 : タカラバイオ株式会社 発明者 : 村木 信子 外7名

発明の名称 : リンパ球の製造方法

【課題】
医療への使用に適した、効率的なリンパ球の製造方法を提供すること。
【解決手段】
フィブロネクチンのヘパリン結合ドメインもしくはその一部を重複して有する改変型組換えフィブロネクチンフラグメントの存在下にリンパ球を培養する工程を包含するリンパ球の製造方法が提供される。当該方法は細胞増殖率が極めて高く、例えば、養子免疫療法に好適に使用されることから、医療分野への多大な貢献が期待される。また、本発明により、新規な改変型組換えフィブロネクチンフラグメントが提供される。