バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

内分泌攪乱性物質のスクリーニング方法

2007年05月06日 | 医のかたち(教育 政策 行政)
出願番号 : 特許出願2005-14006 出願日 : 2005年1月21日
公開番号 : 特許公開2006-201065 公開日 : 2006年8月3日
出願人 : 国立大学法人静岡大学 発明者 : 徳元 俊伸

発明の名称 : 内分泌攪乱性物質のスクリーニング方法

【課題】 簡便に行うことができ、特に短時間で、被検化学物質について内分泌攪乱性物質か否かをスクリーニングする。
【解決手段】被検化学物質を含む飼育水中に、魚、例えばゼブラフィッシュのような小型の淡水魚のうち、未成熟卵を多量に孕む雌の成体を入れて、所定時間、例えば2時間から22時間、特に好ましくは3時間から5時間経過後に、卵の透明化率を計測し、この卵の透明化率によって、内分泌攪乱性物質、例えばプロゲステロン様物質をスクリーニングすることができ、標準内分泌攪乱性物質の存在下で被検化学物質と魚を接触させた場合には、抗プロゲステロン物質をスクリーニングすることができる。

出願番号 : 特許出願2005-267894 出願日 : 2005年9月15日
公開番号 : 特許公開2007-78546 公開日 : 2007年3月29日
出願人 : 国立大学法人静岡大学 発明者 : 徳元 俊伸

発明の名称 : 内分泌攪乱性物質のスクリーニング方法

【課題】 簡便に行うことができ、特に短時間で、被検化学物質について排卵誘導性物質か抗排卵誘導性物質か否かをスクリーニングする。
【解決手段】被検化学物質を含む飼育水中に、魚、例えばゼブラフィッシュのような小型の淡水魚のうち、未成熟卵を多量に孕む雌の成体を入れて、所定時間、例えば4時間から22時間、特に好ましくは4時間から5時間経過後に、卵の受精膜の上昇化率を計測し、内分泌攪乱性物質をスクリーニングすることができ、標準内分泌攪乱性物質の存在下で被検化学物質と魚を接触させた場合には、排卵誘導性物質又は抗排卵誘導性物質をスクリーニングすることができる。

補完代替医療素材としてのプロポリス

2007年05月06日 | 医療 医薬 健康
中村 純1), 松香 光夫1)2)
1) 玉川大学ミツバチ科学研究施設
2) プロポリス研究者協会
日本補完代替医療学会誌 Vol. 2 (2005) , No. 1 pp.45-57

要旨 ミツバチの生産物の一つであるプロポリスは,ミツバチが植物の防衛物質である樹脂などを集めて,巣の補強,保持に供するものである.また民間医療薬として用いられてきた歴史があり,昨今の日本では健康食品として普及している.各種の生理活性が報告されているが,本稿では 163編の文献を引用しながら,プロポリスの由来,研究の概況,化学成分について略述し,補完代替医療素材としての観点から幅広い生理活性について,その活性成分の検討,作用機作,また実際の効果試験についての研究成果を紹介した.取り上げた生理活性は,抗微生物(細菌,真菌,原虫,ウイルス)活性,抗酸化作用,抗炎症作用,抗腫瘍活性,抗肝毒性,とその他の作用である.また,利用に当たっての注意事項も付した. J-Stage >> JOI JST.JSTAGE/jcam/2.45


脳血管内皮細胞に優位に発現する遺伝子や該遺伝子がコードするタンパク質

2007年05月06日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-298237 出願日 : 2005年10月12日
公開番号 : 特許公開2007-104941 公開日 : 2007年4月26日
出願人 : 国立大学法人 千葉大学 発明者 : 龍野 一郎 外1名

発明の名称 : 脳血管内皮細胞に優位に発現する遺伝子や該遺伝子がコードするタンパク質の検出方法ならびに該遺伝子のノックダウンによる細胞死阻害方法

【課題】安全かつ効果的に細胞死の促進機能を阻害することにより、特に、脳梗塞などにおける神経細胞死を抑制する方法を提供すること。
【解決手段】無血清培地や6-Hydroxydopamine(6-OHDA)などにより神経細胞死を誘導したときのBEC-1遺伝子の発現や該遺伝子がコードするタンパク質の増加、およびRNAi法によりBEC-1遺伝子をノックダウンしたときの神経細胞死の遅延が認められた。本遺伝子や該遺伝子がコードするタンパク質の発現を指標としたスクリーニング法により、細胞死を主因とする病態、神経変性(パーキンソン病、脳卒中、アルツハイマー病など)などの新たな治療薬の開発が可能である。また本遺伝子や該遺伝子がコードするタンパク質は抗腫瘍薬として効果を発揮する可能性があるこの機能を阻害することにより脳梗塞などにおける神経細胞死を抑制できる可能性がある。

パーキンソン病のインビボ遺伝子治療

2007年05月06日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2006-536086 出願日 : 2004年10月20日
公表番号 : 特許公表2007-509109 公表日 : 2007年4月12日
出願人 : エヌエスジーン・アクティーゼルスカブ(デンマーク)
発明者 : イェンス・トルネ 外2名

発明の名称 : パーキンソン病のインビボ遺伝子治療

本発明は、遺伝子治療、特にパーキンソン病の治療のための生物活性ニュールツリンを送達するためのインビボ遺伝子治療の方法および組成物に関する。別の態様においては、本発明は、シグナルペプチドとニュールツリンとの間の機能的プロ領域なしに成熟またはN末端切断ニュールツリンに連結した哺乳類シグナルペプチドを含んで成るウイルス発現構成物に関する。これらのウイルス発現構成物は、インビボ遺伝子治療における生物活性ニュールツリンの効率的な分泌に必要である。本発明は、増大した量のニュールツリンを産生することが可能な哺乳類細胞のほか、これらの細胞の生物活性ニュールツリンの組換え産生および治療的使用のための使用にも関する。

神経細胞活性化作用を有するトリペプチド、それからなる食品製剤、化粧品及び抗認知症剤

2007年05月06日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-175826 出願日 : 2005年6月16日
公開番号 : 特許公開2006-347951 公開日 : 2006年12月28日
出願人 : 二村 芳弘 発明者 : 二村 芳弘

発明の名称 : 神経細胞活性化作用を有するトリペプチド、それからなる食品製剤、化粧品及び抗認知症剤

【課題】 副作用が弱く、優れた神経細胞活性化作用を有するトリペプチド、それからなる食品製剤、化粧品及び抗認知症剤を提供する。
【解決手段】 神経細胞活性化作用を有するトリペプチドは、X-Tyr-Pheの構造を持ち、Xは、Leu、Phe、Pro、Glnの中から選択されるいずれかのアミノ酸からなるものであり、特に、Leu-Tyr-Phe又はPhe-Tyr-Pheである。また、このトリペプチドは、ニ鰓亜綱十腕目に属すイカ類の胴内より得られた神経の粉砕物とプロテアーゼを加熱して得られるものである。食品製剤は、神経細胞活性化作用を有するトリペプチド、クロロゲン酸とクロロゲン酸エステラーゼからなるものである。化粧品は、神経細胞活性化作用を有するトリペプチド、フェルラ酸とクロロゲン酸エステラーゼからなるものである。抗認知症剤は、神経細胞活性化作用を有するトリペプチドを主成分とするものである。

日中活動量の低下および/又はうつ症状の改善作用を有する組成物

2007年05月06日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-191506 出願日 : 2005年6月30日
公開番号 : 特許公開2007-8861 公開日 : 2007年1月18日
出願人 : サントリー株式会社 発明者 : 石倉 義之 外1名

発明の名称 : 日中活動量の低下および/又はうつ症状の改善作用を有する組成物

【課題】 日中活動量の低下および/又はうつ症状の改善作用を有する新規な組成物の提供。
【解決手段】 アラキドン酸及び/又はアラキドン酸を構成脂肪酸とする化合物を含んで成る、日中活動量の低下および/又はうつ症状の改善作用を有する組成物。

うつ病、不安症および認知障害用の5-HT1Bアンタゴニスト組成物

2007年05月06日 | 創薬 生化学 薬理学
【解決手段】本発明は式I(式中R1は次の式G1またはG2で示される基である。)
で示されるベンジル(イデン)-ラクタム誘導体およびその製薬上許容しうる塩または光学異性体を、(a)選択的セロトニン再取り込み阻害物質(SSRI); (b)アルファ-2-デルタ(A2D)リガンド; または(c)副腎皮質刺激ホルモン放出因子(CRF)アンタゴニストより選択される少なくとも1つの活性物質および随意に製薬上許容しうる担体と共に、含有する医薬組成物に関する。

出願番号 : 特許出願2006-233563 出願日 : 2006年8月30日
公開番号 : 特許公開2007-63278 公開日 : 2007年3月15日
出願人 : ファイザー・プロダクツ・インク 発明者 : スーザン ベス ソボロフ-ジェイネス 外2名

発明の名称 : うつ病、不安症および認知障害用の5-HT1Bアンタゴニスト組成物

ヒト完全長cDNAを応用した創薬基盤の開発

2007年05月06日 | 創薬 生化学 薬理学
~タンパク質-汎用低分子医薬品相互作用の重点的解析による創薬研究のための基盤技術開発~

汎用されている医薬品を研究材料とし、これと親和性が高いタンパク質を検索すれば、未知の創薬標的タンパク質を発見できるものと考えました。また、発見された創薬標的タンパク質に対する親和性と特異性が高い化合物が得られれば、画期的新薬の創生が可能になると期待しました。
FOCUS NEDO 第21号 → http://www.nedo.go.jp/kankobutsu/focus/21/3-2.pdf