バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

人体への悪影響はガソリンと大差ないエタノール燃料

2007年05月13日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
 エタノールは環境に優しい、クリーンな自動車燃料として推奨され、日本でも輸入製品が出回り始めたが、手放しで歓迎とはいかないようだ。同製品の広範囲での使用が、将来的に呼吸器疾患による死亡や入院の増加を招くことが、科学誌「Environmental Science & Technology」4月18日オンライン版掲載の米国の研究で指摘されている。 Dr.赤ひげ.com 2007-05-07

糖代謝異常の診断又はモニタリング方法

2007年05月13日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2004-171758 出願日 : 2004年6月9日
公開番号 : 特許公開2004-333504 公開日 : 2004年11月25日
出願人 : レビオ・ジェン株式会社 外1名 発明者 : 富田 基郎 外3名

発明の名称 : 糖代謝異常の診断又はモニタリング方法

【課題】 GBP28は2型糖尿病との関連についての示唆がなされていたが、実際に臨床の場においてGBP28が2型糖尿病の治療効果モニタリングに利用可能であるか否か、2型糖尿病の早期発見については十分な知見が得られていなかった。従来のGBP28測定法は、GBP28を変性させるための処理が必要であり、操作が煩雑であった。また、GBP28は、血液中においては単量体3個から構成される3量体が更に4~6個ずつ凝集した存在形態をとっていることが知られているが、従来の方法ではこれを変性させるため、天然の状態とは異なる形態でしか測定することができなかった。
【解決手段】 試料中のアディポネクチン(GBP28)を測定し得るモノクローナル抗体を用いてGBP28を定量的に測定することにより、2型糖尿病等インスリン抵抗性の関連する成人病を早期発見する方法及び2型糖尿病治療剤の治療効果をモニタリングする方法を提供する。

ヒヨコ豆抽出物を含有する肥満および/または糖尿病の予防または治療剤および飲食品

2007年05月13日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2005-321602 出願日 : 2005年11月4日
公開番号 : 特許公開2006-249068 公開日 : 2006年9月21日
出願人 : 駿神生物医学(上海)有限公司 外1名 発明者 : 顧 元駿 外2名

発明の名称 : ヒヨコ豆抽出物を含有する肥満および/または糖尿病の予防または治療剤および飲食品

【課 題】ヒヨコ豆の抽出物を配合した肥満および/またはII型糖尿病の予防および/または治療用食品の製造方法を提供する。
【解決手段】ヒヨコ豆から極性溶媒を使用して抽出した抽出物を含有することを特徴とする肥満および/またはII型糖尿病の予防または治療剤。

培養細胞に試料物質を導入する方法

2007年05月13日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2005-172128 出願日 : 2005年6月13日
公開番号 : 特許公開2006-345713 公開日 : 2006年12月28日
出願人 : 日清オイリオグループ株式会社 発明者 : 竹 内 弘 幸 外1名

発明の名称 : 培養細胞に試料物質を導入する方法

【課題】 簡易簡便な培養細胞における試料物質を導入する方法を提供する。
【解決手段】 培養細胞における試料物質を導入する方法であって、前記試料物質を動物に投与した後に、前記動物のリンパ組織から、前記試料物質を含んでなるリンパ液および/または前記動物の生体内で代謝された前記試料物質を含んでなるリンパ液を取り出し、 前記リンパ液を前記培養細胞に導入することを含んでなるものにより達成される。

アディポネクチン分泌促進剤、並びにアディポネクチン分泌促進剤を含有する経口組成物

2007年05月13日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2005-300968 出願日 : 2005年10月14日
公開番号 : 特許公開2007-106718 公開日 : 2007年4月26日
出願人 : サンスター株式会社 発明者 : 諏訪淳 外1名

発明の名称 : アディポネクチン分泌促進剤、並びにアディポネクチン分泌促進剤を含有する経口組成物。

【課題】
糖尿病、動脈硬化症、高血圧、高脂血症、肥満、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病・症状を予防・改善するため、天然物由来で長期投与によっても安全性が高いアディポネクチン分泌促進剤およびアディポネクチン分泌促進剤を含有する経口組成物を提供する。
【解決手段】
シソ科植物の抽出物、とりわけロズマリン酸、ルテオリン、アピゲニン、クリソエリオールの含有する抽出物、さらにγ-アミノ酪酸および/または黒大豆を加えたものをアディポネクチン分泌促進剤、およびアディポネクチン分泌促進剤を含有した経口組成物として摂取する。

アディポネクチン受容体及びそれをコードする遺伝子

2007年05月13日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2006-282060 出願日 : 2006年10月16日
公開番号 : 特許公開2007-111050 公開日 : 2007年5月10日
出願人 : 株式会社東京大学TLO 外1名 発明者 : 門脇 孝 外3名

発明の名称 : アディポネクチン受容体及びそれをコードする遺伝子

【課題】ヒト及びマウスのアディポネクチン受容体を単離・同定し、アディポネクチン結合能を有する新規タンパク質を提供するとともに、該タンパク質を利用したアディポネクチン受容体に対するリガンド、アゴニスト又はアンタゴニストのスクリーニング方法及びスクリーニング用キットを提供する。
【解決手段】アディポネクチン結合能を有する新規タンパク質として、(a)特定のアミノ酸配列からなるタンパク質、(b)該アミノ酸配列において1又は複数個のアミノ酸が欠失、置換又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつアディポネクチン結合能を有するタンパク質を利用する。

マルチプラスミド法を用いた次世代微生物利用技術による化合物ライブラリーの構築 

2007年05月13日 | 菌類 細菌

作成者 東京大学鮒信学
プロジェクト名称 P00041 産業技術研究助成事業

要約 我々は、植物ポリケタイドの生合成経路を基質合成段階、ポリケタイド合成段階、修飾段階の3つに分け、それぞれの酵素遺伝子を複製起点の異なるプラスミドペクターにクローニングした。これにより複数酵素の同時発現が可能になり、また、各段階の酵素遺伝子の組み合わせで生じる複数の生合成経路を形質転換で簡便に構築できる。本系を用いることで、36種類の非天然型フラボノイドとスチルベンを含む、87種類のポリケタイドの生産に成功した。我々は、窒素固定細菌Azotobactervinelandiiのゲノム上にarsオペロンを発見し、ArsB及びArsCをそれぞれalkylresorcinol及びalkylpyroneの生合成酵素であることを同定した。NEDO平成17年度第2回採択産業技術研究助成事業 報告書バーコード 100009105

難培養性である環境微生物の新規な単離培養技術の開発と取得・解明・利用戦略の提案

2007年05月13日 | 菌類 細菌

作成者 早稲田大学青井議輝
プロジェクト名称 P00041 産業技術研究助成事業
要約 1)新規分離培養方法(HFMC)の開発・実証試験・および培養方法の確立孔径0.1μmのポリフッ化ビニリデン製中空糸膜を用いて,改良を加えながら様々なタイプのHFMC装置(最大48サンプル培養可能な培養装置)を作成した。複数の環境サンプルを用いて試験した結果,本手法を用いることで従来法では培養不可能な未培養微生物の分離培養が可能になること,培養効率の著しい向上,および取得可能な種類の増加など従来法に対して大きなアドバンテージを見出すことに成功した。現在さらなる高度効率化を目指している。2)MicrobialCellChromatography(MCC)の開発微生物細胞の特異的分離・濃縮可能なクロマトグラフィーシステムの開発を行った。純粋培養株のモデル微生物系を用いた基礎的試験の結果,効率的なクロマトグラフィーおよびその操作方法・最適条件などを確立することができた。本手法は複合微生物系にも適用可能であることを確認し,新たな分離原理に基づいたクロマトグラフィーを開発中である。 NEDO平成17年度第2回採択産業技術研究助成事業 報告書バーコード 100009104


食中毒や消化器系疾患の原因となる細菌毒素の1分子検出による診断技術の開発

2007年05月13日 | 創薬 生化学 薬理学
作成者 長浜バイオ大学長谷川慎
プロジェクト名称 P00041 産業技術研究助成事業

要約 本研究は、蛍光標識したガングリオシドを用いて、毒素蛋白質を蛍光相関分光法によって迅速、簡便かつ高感度に検出する検出法を開発することを目的とする。蛍光標識ガングリオシドとコレラ毒素およびヘリコバクター・ピロリ毒素との結合実験を行い、毒素蛋白質の濃度に依存した並進拡散時間の変化を指標として、特定のガングリオシドと毒素の結合が測定できた。これにより、ガングリオシドに対する毒素固有の結合特異性を指標にして、毒素の種類を見分ける技術の確立を企図する。 NEDO平成17年度第2回採択産業技術研究助成事業 報告書バーコード 100009102

高速高分解能光トモグラフィによる外分泌腺の動態機能解析装置の開発

2007年05月13日 | 医療 医薬 健康
作成者 大阪大学近江雅人
プロジェクト名称 P00041 産業技術研究助成事業

要約 本年度は、以下の研究成果を得た。(1)高速光トモグラフィ(OCT)これまでの実験結果をベースに、干渉計内にPZT光ファイバ位相変調器を組み込み、プッシュプル動作させる全光ファイバ高速OCTを試作した。光源には中心波長1.3μmのSLDを用い、光軸方向の空間分解能17μm、光走査幅2.5mm、信号/雑音比>90dBである。走査速度は最大2000スキャン/秒(PZT変調周波数1kHz)で動作する高速OCTを実現した。さらに、高速波長スキャンニングレーザによる光周波数掃引型OCT(SS-OCT)を試作した。 NEDO平成17年度第2回採択産業技術研究助成事業 報告書バーコード 100009101