バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

癌治療の標的-p53 タンパク質-

2007年05月01日 | 医療 医薬 健康
薬学講座「くすりと健康」 第2回           
  長崎大学薬学部放射線生命科学研究室 鈴木啓司
p53 遺伝子が癌抑制遺伝子として認知されるまでの歴史に始まり、正常p53 遺伝子により作られるp53 蛋白質の細胞内での機能は何か、p53 機能が欠失することによりなぜヒトは癌になるのか、p53 機能を応用した癌治療はどこまで進んでいるのか、等の疑問に答えていきたい。平成12 年度 長崎大学公開講座(平成12 年7月13 日)

骨粗鬆症伴うRAの骨折予防にはビス剤が有効

2007年05月01日 | 医療 医薬 健康
 国立病院機構相模原病院リウマチ科の中山久徳氏らは、400例のRA患者を対象とした3年間の無作為割付前向き介入試験の成果を報告、アレンドロネート、リセドロネートによる新規椎体骨折抑制効果が、エチドロネートよりも高い傾向が見られ、活性型ビタミンD3製剤単独に比べて骨折発生を9割近く抑制する成績を明らかにした。http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_6159_61143_3

東北地方農民の血圧と尿所見特にNa/K比との関係について

2007年05月01日 | 医療 医薬 健康
Relation of urinary findings, especially sodium potassium ratio, to blood pressure levels in the northeast of Japan.
  佐々木直亮 弘前大学医学部衛生学教室(名誉教授)

 東北地方で血圧値のレベルの相違する2カ村の中年の主婦について尿所見とともに集団的に比較検討した結果、血圧の高い村は尿クレアチニン濃度は低く、Na/Cr.(Nacl/Cr.)は多く、K濃度、K/Cr.はやや逆の傾向があり、血圧と尿Na/K比との間には有意の正の相関関係があるのを認めた。この両村間の血圧、尿所見の相違は、冬の温熱環境を左右するスト-ブ普及状況と関係があるのではないかという点について考察を行った。
http://www.med.hirosaki-u.ac.jp/~sasakin/nao-h/NaKronbun.html

鳥インフルに新ワクチン

2007年05月01日 | NEWSクリッピング
サルで効果、安全性確認へ
 ウイルスの遺伝子が自然に組み換わる「遺伝子再集合」という方法で鳥インフルエンザのワクチンを作り、カニクイザルの実験で効果を確かめたという研究結果を北海道大と滋賀医大が30日までにまとめた。医薬品メーカーなどと協力、ヒトで安全性を確かめる試験を進める。 京都新聞 2007-04-30


抗原を発現する組み換えウイルスと免疫刺激分子を発現する組み換えウイルスとを含む組成物

2007年05月01日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2006-291632 出願日 : 2006年10月26日
公開番号 : 特許公開2007-105045 公開日 : 2007年4月26日
出願人 : アメリカ合衆国 発明者 : シュロム,ジェフリー 外1名

発明の名称 : 抗原を発現する組み換えウイルスと免疫刺激分子を発現する組み換えウイルスとを含む組成物

【課題】病原性疾患及び癌の予防及び治療のための、組換えウイルスベクターワクチンを提供する。
【解決手段】病因物質に対する抗原をコードする遺伝子をゲノムまたはその一部中に取り込んでいる組み換えウイルスと、病因物質に対する免疫応答を刺激する目的のための免疫分子をコードする遺伝子を、ゲノムまたはその一部中に取り込んでいる組み換えウイルスとの組成物。癌または病原性微生物によって引き起こされる疾患の治療方法となる。

活性水の製造方法、動物の生育方法、および活性水

2007年05月01日 | 医薬工学 製剤 DDS
出願番号 : 特許出願2005-300696 出願日 : 2005年10月14日
公開番号 : 特許公開2007-105677 公開日 : 2007年4月26日
出願人 : 株式会社ミカサ 発明者 : 大槻 眞之

発明の名称 : 活性水の製造方法、動物の生育方法、および活性水

【課題】生体活動を活性化可能な活性度をもった水を効果的に製造することのできる活性水の製造方法、動物の生育方法、および活性水を提供すること。
【解決手段】10kHz~240kHzの超音波とともに、各種周波数が混在する複合音波を水に印加して、水の活性度を高める。特に、20~1500kHzの超音波を複合音波とともに印加する。このようにして得た活性水は、解離易度が高いので、生命化学反応に効果的に寄与し、それを用いて育てた家畜は免疫力が高い。また、酵素活性の向上などを図ることができる。

脂肪蓄積抑制および脂肪分解促進剤

2007年05月01日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2005-296730 出願日 : 2005年10月11日
公開番号 : 特許公開2007-106683 公開日 : 2007年4月26日
出願人 : 日清ファルマ株式会社 発明者 : 佐々木 里美 外2名

発明の名称 : 脂肪蓄積抑制および脂肪分解促進剤

【解決手段】脂肪蓄積抑制および脂肪分解促進剤は、小麦蛋白質の加水分解物を含有してなることを特徴とし、肥満予防剤あるいは肥満改善剤として好適に用いられる。
【効果】体脂肪の新たな蓄積を抑制するとともにすでに蓄積している体脂肪を減少させ、優れた肥満予防作用または肥満改善作用を奏し、副作用の心配がなく安全性が高い上に、風味がよく簡便に摂取可能で長期間の継続的摂取が容易な、脂肪蓄積抑制および脂肪分解促進剤、肥満予防剤、肥満改善剤ならびに飲食品を提供できる。

活性酸素生成抑制物質およびそれを含む機能性食品素材

2007年05月01日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2005-298906 出願日 : 2005年10月13日
公開番号 : 特許公開2007-106695 公開日 : 2007年4月26日
出願人 : 有限会社梅田事務所 外1名 発明者 : 梅田 圭司 外2名

発明の名称 : 活性酸素生成抑制物質およびそれを含む機能性食品素材

【課題】 生体内の組織や細胞に損傷を与える酸素障害に関与する活性酸素の生成を効果的に抑制する物質、およびこの活性酸素生成抑制物質を含む機能性食品素材を提供する。
【解決手段】 鳥類の羽毛をアルカリ処理して得られた水溶性ケラチン誘導体および/またはそれに高エネルギー線を照射して得られた改質水溶性ケラチン誘導体からなる活性酸素生成抑制物質、および前記活性酸素生成抑制物質を有効成分として含む機能性食品素材である。

造血幹細胞増殖剤

2007年05月01日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2006-252477 出願日 : 2006年9月19日
公開番号 : 特許公開2007-106760 公開日 : 2007年4月26日
出願人 : 吉田 憲次 発明者 : 吉田 憲次

発明の名称 : 造血幹細胞増殖剤

【課題】 末梢血中の造血幹細胞を誘導・増殖し得る造血幹細胞増殖剤を提供する。
【解決手段】 本発明の造血幹細胞増殖剤は、胎盤構成細胞粉砕物を有効成分とするものである。本発明の造血幹細胞増殖剤は、造血幹細胞を誘導・増殖し、末梢血中の造血幹細胞量を増加させることができる。末梢血中の造血幹細胞が確実に増加するため、造血幹細胞の減少が原因で起こる、或いは起こると考えられる様々な疾患(例えば、白血病、悪性リンパ腫、再生不良性貧血、アルツハイマー病、パーキンソン病、拡張型心筋症、心筋梗塞等)の予防及び治療が可能になり、また副作用も極めて低いという特長を有する。