『 HARD & LOOSE 』 れいめい塾 津市久居

塾頭の『れいめい塾発 25時』
三重県津市久居にある学習塾『れいめい塾』の塾頭のブログです。

灘の算数

2009年01月23日 21時53分53秒 | 塾の風景

月曜日から毎日続けてきた英語の語法の授業。
今日は2002年度のセンター試験をさせてみる。
当然、語法の授業の効果を見るのが目的ゆえに、問題は1番と2番。
まあ、英語なんて一週間ほどで効果が出るほど楽な教科ではない。
それでも既習の動詞がかなりの確率で出てくるあたり、じゅうぶん復習にはなる。
とにかく高2は3月がリミット。
3月末までに過去のセンター英語なら140点あたりにするのが最低のハードル。
4月以降に英語を残すことにもなれば「約束の地」は遥かに遠のく。
たとえ1時間であろうと毎日進む。
ダイキ(津西2年)、野球も大変やろけどな、内定取り消しの出るこんな時代や、野球でオマンマ食えへんで。
現役で大学に行きたいのなら塾に来るこっちゃな。

橋本ドクターから連絡。
塾のHPのことでいろいろ話す。
話題を変えて、俺が深夜に灘中の算数を解いていることを話す。
「将来、パッチリ二重(ドクターの娘)が広島修道に行きたい!と言ったときの準備やね」
「先生、何度も言いますが広島修道は男子校、うちの娘たちが行きたくとも行けませんよ。でも、灘って難しいですか」
「ああ、定番の私立中学受験の勉強をあざ笑うような問題やな」
すると橋本ドクター、元家庭教師の血が騒いだのか、やたら興味を示す。
「今年の問題でひとつ解けへんねん。いや、解けへんというよりは、どうすれば早く答が出るか分からんねん」
「どんな問題ですか」
ええっと・・・9の倍数でなく、かつ各桁の数字に9を含まない1以上の整数のうち、999以下のものはいくつあるか?・・・や

中3に英語の解説をしていると電話が鳴る。
「たぶん呉のドクターやで・・・負けず嫌いやからなあ」と俺。
受話器を取ると「出ましたよ!」
「いくつ?」
「648でしょ」
「お見事でんな」
俺の横にも、もう一人の負けず嫌い・・・灘の国語を分析しに来たはずの里恵が灘の算数に取り組んでいる。

大学受験に高校受験、さらに私立中学受験のうねりのなかで塾は疾走する。


追伸、負けず嫌いの方々へ。
灘中の問題です。

時計を思い浮かべていただきたい。
そこに長い針から短い針まで3本の針が同じ方向に回転している。
3本の針は1周するのに、それぞれ5分、8分、14分かかる。
3本の針が重なってから、次に3本の針が重なるまで何分かかるか?


にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へ

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

見る前に翔べ!

2009年01月23日 16時18分17秒 | 就職活動
業務連絡です。
愛(17期生・東京大学文学部3年)へ。

昨年来、愛のイメージするゲーム業界を模索してきたけどな。
ことゲーム業界に関しては何も知らない俺だが、シリアスゲームに行き着いた。
シリアスゲームについては、あんたとこの大学の馬場章教授が第一人者らしい。
馬場教授んとこに話を聞きに行ったらどう?
そしてシリアスゲーム・・・SGというらしいが、この会社なんか、どう?
http://www.sg-lab.net/
採用情報では、経験者との条件があるが、気にすることはない。
いつかはここに就職したいので話を聞かせてください!って乗り込んでいけばいい。
オマエさんの武器は「乗りの良さ」だ。

かつてオマエさんに国語を教えた大西君、彼が言ってた。
博報堂やら電通、その面接では志願者が自分の過去の体験を熱っぽく語る。
たとえば、ヒッチハイクで南北アメリカを縦断したやら。
バイクでヨーロッパからオセアニア大陸を横断したとか。
そんな華麗な過去は志願者が他の志願者との差別化を図るために用意してきたもの。
しかし、大西君のダチ、博報堂の人事担当者が言ったそうだ。
「これほど斬新な経験や体験をしてるのに、なんで就職活動の日程には従順なんだろう? 飛び込みでもいいから直接会社に来ればいいのに・・・。結局はルール内だけに限定された奔放さなのかな。そう限定したのは志願者自身、華麗な過去に比べると恐ろしいほどに魅力ないよね」

多少のフライングを恐れるな。
どうせ、出遅れてるんだ。
見る前に翔べ!

にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へ
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大学入試から灘中学受験へ

2009年01月23日 00時23分39秒 | 塾の風景

今の俺は、大学受験の英語に関しては3段階の授業をしている。
少し軽い系・・・名城大学クラスの英語。
難関系・・・立命館攻略レベルの英語。
そして国公立の英語・・・英作文に関しては森下(8期生・立命館大学院生命倫理)がおってくれたらねえ。

そこへ先週よりの課題・・・灘中学の数学・・・いや、算数。
高田6年制や三重6年制の問題は、いつかどこかで見た問題・・・つまりは調練次第で結果は出る。
しかし灘中、ここは手ごわい。
愚直に問題を解く時間の積み重ねが合格率に比例する類の問題ではない。
感性を磨く・・・手垢にまみれた表現だが、そんなところだ。
この算数で6割を叩かせる。
俺が解けてもどうしようもない。
少年に解かせる、・・・その自信が俺にあるのかどうか。

業務連絡・・・里恵へ。
灘中学の過去3年間の問題が手に入りました。
里恵の意見も聞いてみたい。
この水曜日に三重県平成13年度の国語を解いた小4の少年に、この灘の問題で6割5分を取らせることができるのかどうか。
今週中に結論を出したい。
近々のご来店をお待ち申し上げております。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1992.10.27ケーキ投げ大会!

お知らせ

津・松阪地区で高校入試における内申でお悩みの方は、無料相談承ります。
メールまたはお電話で、れいめい塾まで『内申の件で』とご連絡ください。