『 HARD & LOOSE 』 れいめい塾 津市久居

塾頭の『れいめい塾発 25時』
三重県津市久居にある学習塾『れいめい塾』の塾頭のブログです。

絵馬が疾走、いや失踪?

2009年01月13日 23時33分01秒 | 大学受験

ふと気づけば、ホームページのアクセス件数が36万を突破している。
そしてこのブログのぶんぶんなんとかも、ひと月もたたずに1万を突破。
戦塵のなか、生徒に併走しながら書き綴っている垂れ流しのような文章にお付き合い頂き本当に感謝します。
いちびりゆえの文章が禍して、平身低頭も多々あり、関係各位にはご迷惑をおかけしています。
これからも苦笑しきりでお目こぼしお願いします。
なお、左上のクリックのほうも宜しくお願いします。


そして、ふと気づけば絵馬がない。
年末に甚ちゃんが頭之宮から貰ってきてくれたもの。
大学受験組と高校受験組の2枚。

名城大学合格・和輝
三重大学合格・絵梨香
三重大学合格・陵
大阪大学合格・慎也
広島大学合格・れい
立命館大学・健介
名古屋大学機械航空・瞭

学科まで書いた瞭の矜持・・・小学生の頃からともに過ごしてきた年月を想うと熱くなる。
センター試験まであと4日・・・もうすぐ3日だ。


さて、絵馬だが・・・。
甚ちゃんが南に戻るついでに頭之宮へ持っていってくれたのかな。
となると紀伊長島の長楽寺の梅を愛でる口実がなくなるのだが・・・。
ここにいても、南にいても、本当に世話をかける。
感謝する。

コメント (1)
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和輝のラスト4日

2009年01月13日 16時35分19秒 | 大学受験

和輝(久居農林3年)のセンター試験まであと4日。
その和輝には高校を休むよように指示を出した。
津高や津西の進学校の生徒は自由裁量に任されていた。
行きたければ行くし、自宅や図書館で勉強したければすればいい。
全ては自己責任だ。
ところが進学とは縁が薄くなるにつれて頑なになる。

摩擦は覚悟していた。
やはり、担任から「高校の規則を守るように」との指示が出た。
小中学校とは違い、高校は義務教育ではない。
授業に出るも出まいも自由のはず。
それが享楽追求型の馬鹿な高校生の目的なきエスケープなら規則云々を口に出すのも分かるが、なんとか大学に合格したい健気な馬鹿が演じるエスケープだ。
情状酌量ってわけにはいかないか・・・。

卒業を控え、ただでさえ浮き足立つ時期だ。
最後の高校生活を満喫する・・・そんなクラスメートたちと同じ授業を受けながら、センター試験を目指す。
進学校でも同様、授業には推薦も決まり緩んだ生徒とこれから受験する生徒の大いなる乖離が教室を歪めているはずなのだ。
そのような状況下で、高校側が受験生を支援する手立てはないんかいな?

鈴鹿高校Ⅱ類から初めて早稲田大学合格者を出した時、その生徒の担任は中学のダチの励一郎だった。
騒がしい教室で授業を受けさせる愚を犯すまいと、励一郎は職員室の自分の机で勉強させた。
グッジャブである。
温度差が見事に違う生徒たちを同じ空間に置いてはいかない。
空き教室か図書館で勉強させてやる・・・その程度の配慮、その程度の器量が担任にはないんかいな?

3年前、久居高から早稲田を目指した森岡の場合も今回の和輝と同じだ。
高校を休みがちになる森岡に再三の連絡、どこで勉強しても同じだから高校へ来い・・・。
正直、森岡と早稲田の差は十分に射程距離範囲内だった。
しかし、高校からの横槍が勢いを削ぐ。
結局、森岡の勢いは立命館で止まった。
早稲田悲報に接した森岡、「塾で勉強させてくれてたらなあ・・・」とのため息、俺は今でも覚えている。

アキちゃん(13期生)が久居高校から早稲田に合格、さらに後輩がそれに続いた。
その結果、早稲田大学から久居高校に指定校推薦枠がプレゼント。
しかし、森岡が高3になった年に早稲田の推薦枠は消滅した。
あの時、森岡が早稲田に合格していたら再び推薦枠復活が目に見えていた。
その意味では久居高校、森岡で致命的な失策をしでかしたのだ。

今回の和輝の第一志望は名城大学。
最初で最後の模試となったセンター・プレではC判定。
しかし、森岡の場合とは雲泥の差。
森岡の場合は、手を伸ばせば肩に届いたはずなのだ。
同じC判定だが、皮膚感覚では和輝のほうが「約束の地」の背中は遠くに見える。
それでも、いくつかの幸運を引き寄せることで合格の目はある。
それには・・・時間だ、時間が欲しいのだ。

ちなみに和輝の担任、「今から勉強しても同じやろ」と和輝に言ったとか。
真摯に受験に立ち向かう受験生に対しては不遜なコメント。
同じではない・・・決して同じではない。
たぶん、勉強しても同じような生徒ばかりを見てきたのだろう。
最後の怒涛の攻めが勝負を決した雄々しい受験生を見たことがないのだろう。
生徒の可能性を引き出す・・・そんな教育の醍醐味を知らないことは不幸だ。

コメント (2)
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