あのアレルギー騒動、
次の透析も目が赤くなり
多少鼻詰まりが出てしまった。
3時間目くらいには引いた。
やっぱり花粉症かなと
思っていたら、
臨床工学技士のトップがやってきた。
「アレルギーが出た時は
寝不足とか体調が悪いということは
ありませんでしたか?」
と聞かれた。
寝不足はいつものこと。
よって心当たりは「花粉症」のみ。。
「ダイアライザーを替えようと思うんです」
透析条件を替えてのアレルギーでもないのに。。。
透析条件を替えたのと同時のアレルギーであれば
条件が体に合ってないということ。
長く使っていてアレルギーが起きた場合は、
体調不良とか寝不足も原因で起きる人もいて、
ほとんどは複合的要因で原因ははっきりしない。
しかし、放置して
もっと重いアナフィラキシーショックが
起きたら大変なので
ダイアライザーを変更してリスク回避をするという。
今のダイアライザーってかなり生体適合性が
よいはずだったけど、
もっと良いものがあるんだろうか?
透析中のアナフィラキシーショックを
見たことがある。。。
アナフィラキシーショックとまでは
いってないかもしれない。
実は。。。
昔の基準の透析室、
プライバシーもないくらい
今思えば、患者間の間が狭かった。
だから見えてた。
ある患者にスタッフが集まっていた。
透析が始まったばかりと思ったのに、
代わりのダイアライザーを取りに行く。
濾血したのかと思った。
しかし、スタッフの慌てようが尋常でなく、
患者も頭を下げて寝てぐったりしていて
全身が赤いような気がした。
代わりにもってきたダイアライザーは
かなり小さい物。
濾血の代用品には思えない。
「血液が一周回ったと思ったら
患者さんの状況がおかしくなって」
と担当したスタッフが説明していた。
アレルギー反応を起こしたのだった。
ここでエピペンなどの薬を
打ったのかまではわからない。
けれど、ダイアライザーが
合わないこともあることを知った。
ということで、
反対する手段を持ち合わせてないので、
ダイアライザー変更を同意するしか
なかった。
一瞬、花粉症の可能性なら
一か月だけダイアライザーを
替えましょうかと提案があったような。。
気のせいで済まされるだろう。。。。