ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

今週の出来事

2016-08-11 23:09:42 | 仕事のこと
人手不足と連休前忙しさと月初処理で
バタバタしているときに、
某官公庁より
「●●について、某届出書出ていませんね。
 一年前にさかのぼって今日中に出してくださいね。
 延滞理由書もつけて。
 その後、他についても届け出をしてくださいね」
と突っ込みの電話が入る。



げげげ。。。

ばれました???



前課長の方針で出していなかった書類。

そのままスルーしていたらついに。。


よりによって、この未提出の話は
別件で某官公庁に行っていた総務課長および他の課の課長にも
ご丁寧に警告してくれていた。




課長
「こっちの地区は厳しいな。
 向こうは大きな案件だけだった。
  前の支店で使っていた書式があるから
 送ってもらうよ」

ら族
 「他課の届けたファイルのありかを知っているので
  コピーをしてきますね」



その後、私が入手したコピーをみて
課長
 「書式が違うな。
  他の課はこうやって届けているんだ。
  なるほど」
早速、いろいろ作戦を練る。


そこへ、主任その1が
 「僕が作った届けた書類をコピーして
  みんなに配って」と命令する。

 主任、自分で作ったんじゃないでしょう。
 業者に作ってもらったのを私は知っている。
 他の人はみな作っているし、
 書類をコピーしてもなにも参考にならないことに
 彼は気づいていない。



課長
「全員集まって。
 すべての案件について某届出書を作ることになった。
 今後、■■さんをリーダーに
 てんかんくん(仮名)に作ってもらう。
 とりあえず、今日は●●を作り提出。
 明日以降、他も作って提出する」
と宣言。


主任その1
 「これが届出書です。
  僕も提出する必要があると思っていたんです」




浮いていますけれど、主任。



課長
「ら族さん、HPから書式をダウンロードして」

ら族
「他部署の届けたファイルの電子版のありかを
 知っているのでそれをダウンロードして
 加工したほうが早いと思います」

課長
「そうだな。そうしてくれ。」



しかし。。てんかんくん(仮名)、われ関せず。

この届出書自体を見たことがないから
しかたないのか?

「それってなんですか?」ぐらい言ってもいいような
気もするが。




結局、私が作る羽目に。。

この案件、いろいろな要因が合体して
日程も長くて。。
どれをひろえばいいのか四苦八苦。



途中、他の課の課長をはじめ、
いろいろな人が陣中見舞いに来た。

「わー。大変ですね」とか
「きゃあ。ら族さん、怖い顔。
 やっぱりら族さんが作るんだ」とか。

てめーらの失態から
こっちがばれたのに。。
慰謝料払え




なんとか書類を作り、
総務課長に捺印をくださいと
御願いに行くが総務課長がいない。

総務課の人も事情を知っていて
超法規的に印を押してくれた。



他の人に提出にいってもらい、
私は病院に行くために退社しようとすると
「ら族さん、もう帰るの?
 いいの?」
と他の課のやつら。

「病院だから仕方ないでしょう。」

「大変だね。
 どうなった?」

「とりあえずは出した。
 残りは明日がんばる」

「がんばれ!」

冷やかしなのかな???
からかいか?






翌日、課長が対象はこれと指示をくれた。

ら族「課長、月初処理はどうしますか?
   後回しにしてもいいんですか?」

課長「仕方ない。
   てんかんくん(仮名)に教えて
   やらせて少しでも月初処理に早く
   取り掛かれるようにしよう」

ら族「無理でしょう。。
   やつは数字を扱うのは無理です」

課長「そんなことは言わず。。。」





結果。。。無理。。。

9月16日を9月6日と記入してあるくらいは
かわいいもので、
理解不能の日付が並んでいる。

「どっからこの日付もってきた?」

といっても答えられない。



想定内。

目がおかしいのは知っていた。

かすむか欠けて見えるか。。

蛍光色を使った文字なんてなおさら
目がちらつくことだろう。

他にも脳内の伝播がおかしいことも
あるとは聞いていた。

前課長から
「あいつには数字を扱わせるな。
 間違った数字を入れるからだ。

 また、社外に出すようなものには
 関わらせるな。
 特に、メールFAXの宛先。
 理解不能のところに間違えて
 資料を送ることなんて茶飯事だ」
といわれていたからだ。



追及する時間も惜しくなったので
結局自分で全部作った。




総務課長に捺印をもらいに行けば
「これだけ?こんなに?」
と聞かれ、苦笑いされる。

「とりあえず当面です。
 9月以降はおって考えます」


そして、書類を提出に行ってくれる人に
書類を渡す。





その後、てんかんくん(仮名)と主任その2と
トラブル発生。

主任その2
「この書類はてんかんくん(仮名)が全部
 仕上げることになったんじゃないか。
 俺の机の上に置いておくな。
 これは明日提出しないといけない書類と
 いったじゃないか」

てんかんくん(仮名)
「そんなこと聞いていません。
 それに僕、日程表の見方を教えてもらっていません」

ら族
「主任に言われた時も、課長に言われた時も
 『わかりました』って答えていたよ。
 それに主任に日程表の見方を教えてもらっていたじゃない」

てんかんくん(仮名)
「いいえ教えてもらっていません」

派遣ちゃん
「教えてもらっていたよ。」

てんかんくん(仮名)
「そんなはずは。。。」

ら族
「主任、出ないといけないんですよね?
 私と派遣ちゃんでなんとかして
 捺印申請まで持っていきます」

主任その2
「お願いできる?」

ら族
「はい。
 てんかんくん(仮名)、日程表は
 いくつも方法があって、
 内容と日付が並んでいるものから
 棒の色とかしるしで示しているものとか
 いろいろある。
 見やすいものを使えばいいんだよ」

てんかんくん(仮名)
「。。。。」

ら族
「今日の届け出もそうだけれど、
 目が見えなくてできないのなら
 そのことを課長に言って
 『できません』っていわなくちゃ」

てんかんくん(仮名)
「。。。。」



派遣ちゃんの日程を確認しながら
なんとか追記して総務課に捺印申請のため提出。





てんかんくん(仮名)が帰ったあとのこと。


てんかんくん(仮名)の今日の出来事を
派遣ちゃんと話し合っていたら、
総務課員登場。

「ら族さん、この捺印申請は
 ら族さんが申請していますが、
 この書類のこの部分って
 ら族さんが作りました?」

「私はそのあとの日付を入れただけ。
 そこはてんかんくん(仮名)が。。。」

「あいつ、あんなに説明したのに
 抜けていやがる。
 ご丁寧にファイルを全部上書きして直せって
 教えたのに。。。
 これは直さないと受理できません。
 明日、直させてくださいね」

「私が言うの??」
ともめていると、主任その2登場。

内容を聞いて
「やばい。この元ファイルって
 てんかんくん(仮名)のPCだよね。
 パスワードわかんないし。
 今日作らないと間に合わない
 どうしよう。」
とうろたえはじめる。

一から作れて?
嫌だわ。。。


結局、賢者のみなさんの提案で
修正液で消して手書きして
それをコピーして申請に出せばということで
そのように加工した。


やつのしりぬぐいはいやだ。。。
(で。。。残業になっちゃったし)






そしてとどめが今日あった。


課長に呼ばれて今後の方針が決まった。

課長「で。。てんかんくん(仮名)に作らせて
   ら族さんが作っているか確認する」

ら族「無理ですよ。作れっこないです。
   あの届出書、全部私が作ったんですよ。
   目が見えないんです。
   日程表の数字も拾えないんです。」

課長「だろうな。使えんやつ。
   もういらんわ。
   今日も他の仕事の説明していて
   反応がなかった。
   今度、『わからない』といったら
   なにがわからないか聞こう。
   ら族さん、頼む」

ら族「私の仕事をてんかんくん(仮名)に
   振ってください。
   仕事多すぎです。
   以前行っていた切り貼りする仕事を」

課長「それやっぱり危険すぎる。
   写真の保管を間違えられたらアウトだし。
   やつにトリミングができるとは思えないし」

ら族「そんな。。仕事が多すぎ。。」

課長待ちの人
  「定時に帰ろうとしたら
   『もう帰るんですか』と声掛けしましょうよ。
   で。。仕事をさせる」

課長「バカ、それはパワハラに入るんだぞ」

課長待ちの人
  「そうなんですか!」

ら族「それに前総務課長は発作を起こさせないために
   残業はさせないといっていたし。
   とはいえ。。てんかんくん(仮名)をうまく使わないと。」

課長「連休明けに話し合おう」




というてんかんくん(仮名)に振り回された一週間だった。


あいつのせいで仕事が増えて、
あいつのせいで残業になるなんて。。

腹立たしい。


なんで前の会社を辞めたのか
わからなくなる。
(といっても今の方が体も精神的も楽だけれど)



 
でも。。

てんかんは発作が起こることに
脳細胞が死滅するという。

だから、年々劣化して、
記憶ないといったり
言われたことが分からなかったり、
目が見えなくなるのか。

遠からず廃人になってしまうのか。。


かわいそうと思う反面。。。



そんな仕事ぶりでも
社員ということで
私の3倍の年収はある。

そして退職金もある。



金銭的も腹立たしい。

あいつのせいで健康害しそうな気配の私。
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