山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

ええ~っ!!技術者倫理・・・

2014-06-01 18:10:47 | 放送大学
前学期から悩ませ続けられている科目が「技術者倫理」だ。前学期はいつもの怠け癖でテレビ放送を見ておらず、録画もしておらず、インターネットで見ればいいやと思っていたら、ネット配信されていなかった。
そこで、教科書を読んで理解しようとしたのだが、通信課題では、印刷教材の付録にある仮想事例「ギルベイン・ゴールド」を精読し、行動案を具体的に記述する、という問題がどうにも重荷であった。
というのも、これはドラマのシナリオのような作りになっているが、何度読んでも誰が誰だかよくわからないし(特に外人の名前が苦手であり)、場面も、過去だか今だか、番組の中なのか実際なのかわけがわからず、頭がこんがらがってしまうのだった。
課題の問題はその他にもあってすべて記述式であるため、これを1日や2日のまに合せでやることはできず、結局課題の提出を見送って今学期に回すこととした。

さて、今学期になり、今度はテレビ放送をちゃんと録画しておいた。そして、時々録画を再生して見てはいたのだが、いずれも数分で熟睡してしまうという状況だった。やっぱり教科書を読むしかない。それに、印刷教材の付録の「ギルベイン・ゴールド」は、放送授業の中でドラマとして放送されたわけではないので、やはり読んで理解するしかないのだ。

提出課題は、前回も今回も同じ問題であった。前回に加えて今回もう一度精読してみると、やっと人物像や立場などが理解できてきた。しかし、行動案となると何も浮かんでこないのだ。こりゃ八方ふさがりだし、すでに主人公は窮地に陥っているような状況だ。ああ、ストレスがたまる、こんなの考えたくない。精神病になりそうだ。

このドラマの概要は、工場が健康に影響する程の汚染物質を垂れ流していることに対し、そこに勤める技術者が改善を意見するが、周囲がそれに応じようとしないことにより、問題が深刻となっていく状況のものである。

このような状況に対処するためには、セブン・ステップ・ガイドという段階を経た対処の仕方があって、それにあてはめて考えていけば、どう行動すべきかの答えが導き出せるはずであるのだが、私はどうもそういう思考回路に頭が順応できない。いやなものはいやだ、ストレスに弱すぎるのだ。問題点を世の中に暴露し、さっさと会社をやめて隠遁生活を送りたい、などと思ったら最後、それ以外の考えがまるで浮かばなくなってしまう。仮に、様々な方法や一番適切な方法を客観的に考えてみよう、などという気分になれないのだ。

昨日から、教科書を読んだり、これまでのテレビ放送を見たり、目がつかれて寝たり、腕が痛くなって起きたり、解答を書いたり、また寝たり、起きたり、散歩をしたり、等を繰り返しているのだが、どうにも思うように進展しないのだ。体力集中力まるで持たず。
なんとか、シナリオは理解できたというだけが、前学期の挫折時に比べての進展である。

ところで、さっき、ふと教科書の後半を開いてみた。
な、なんと、10章に「ギルベイン・ゴールド」の事例分析や登場人物とあらすじなどが記載されているではないか!!!
なんたること。これまで、シナリオだけを読んで内容を理解しようと奮闘し、あがいていた苦労は何だったのだろう。ここを読めば、もっと早くあらましがわかっていたはずだ。


この科目の後半は、前学期には、課題提出の時点で挫折していたので、全く見ても読んでも居なかったのだ。

今学期の放送は昨日5月31日に、第8章が放送されたばかりである。課題の提出期限は6月4日必着なので明日には郵送したい。課題3問あるうちの、2問目に関しては第8章の内容だ。そして、最後の問題の「ギルベイン・ゴールド」に関しては第10章に解説されている。

通信課題は、それまでに放送された部分までの内容に対応しているのが普通である。
これまでに受けた履修科目の経験では、15章まであるうちの8章までを勉強すれば、課題が提出できたものばかりだった。

10章を読む前に、自分の力で「ギルベイン・ゴールド」を考えよという訓練なのか。それとも、最初に自分で教科書の後半までを勉強していなかったのがいけないのか。

なんか、裏切られたような気分だ。

「自然の理解コース」は難しすぎて歯が立たず、今度は「社会と産業コース」ならと思ったのだが、こっちも難航に難航を続けていて、先が思いやられる。

私、技術者なんかにはならないし、なれないし、関係ないし・・・・




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6 コメント

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技術者倫理 (東郷)
2014-06-01 22:41:46
ボクも、今学期この科目を履修しています。

ほんとうは履修したくなかったんですが、認証状「ものづくり・・」の必修科目だし、これに受かればもらえるので仕方なく学んでいます。

まあ、だんだんおもしろくなってはきていますが、、。

提出課題は記述式だし、3問もあって択一式のように簡単には行きませんでしたね!

がんばってください!
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Unknown (飛鳥)
2014-06-01 23:57:02
ありがとうございます。
東郷さんも、ブログに書いてあったので、同じ科目取っていて、もうとっくに提出されてるんだなあと思ってました。
記述式大変ですね。
とりあえず、提出だけはしたいと思います。
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マルテンサイト千年ものづくりイノベーション (サムライグローバル鉄の道)
2024-08-23 16:16:22
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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Unknown (Unknown)
2024-08-26 17:02:44
>サムライグローバル鉄の道 さんへ
>マルテンサイト千年ものづくりイノベーション... への返信
コメントありがとうございます。
専門的な知識をお持ちの方のようで、私には難しくてよくわかりませんが、今後できる限りいろいろと勉強していきたいと思います。
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今年のノーベル賞 (鉄鋼材料エンジニア)
2024-10-23 22:03:56
日経クロステックの記事に今年のノーベル賞は「「AIの父」ヒントン氏にノーベル賞、深層学習の基礎を築いた業績をまとめ読み」と題して紹介されていましたが、物理学賞、化学賞ともにAIがらみあったんですね。しかしながらブラックボックス問題の解明には至っていないようです。倫理の絡む問題は事例が少ない場合も多く人間のバランス感覚まだまだ必要なのかなと思いました。そうはってもトレードオフを全体最適化する「関数接合論」は学校レベルでもその精神的象徴としても教育されるべき逸品ではないかと思われます。
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Unknown (飛鳥)
2024-10-24 21:11:34
コメントありがとうございます。
ノーベル賞は、テレビでは日本人が受賞した平和賞のことばかり取り上げられていて、物理や化学のことは全然知りませんでした。
やはりAIの時代なのですね。しかし、AIが出した判断や答えは、何をどう機械学習し、何を根拠にそれに至ったかは人間には知り得ないことで解明できないということですか。

特に倫理の問題は難しいのでしょうね。人間は悩むけどAIはどうなのでしょう。
相反する方向性・利害関係などに折り合いをつけて難しい問題を解決する方法として「関数接合論」を使った研究があり、AIにも応用していくというのが考えられる今後の対策ということですか。これからは「関数接合論」が重要な時代ということでしょうか。

それにしても、今のyou tubeなんかは、投稿者が作成した動画について、AIが自動システムによって適切か不適切かを判断していると言いますが、あまりにもお粗末で、単に単語が入っているだけで削除対象になったりするそうで、全くあてになりません。

医療の診断はAIにも任せられる部分があると思いますが、緩和ケアか徹底手術かなどの治療方針などは、AIに判断させることは難しく、やはり人間が判断することのように思います。
車の自動運転も、とっさの判断が常に人間の運転能力を上回ることができるものなのか?
どっちにしてもAIはまだまだ発展と研究の途中ということですね。
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