山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

「トコトンやさしいプラスチック成形の本」を読んだ

2014-09-20 22:26:44 | 読書


この春から、図書館で新刊を借りて読むというマイブームを続けています。
といっても、最近はなかなかはかどらず、貸出期間の2週間で読み終えるのが非常に困難となっております。
それで、延長に延長を重ねたり、次の本と2冊借りたりなどし、結局そのうちの1冊は、別の人のリクエストが来ていて、図書館から督促が来て、読まずじまいで返却なんてこともありました。
前回、読み終えたのが「復興は教育から始まる」と言う本でした。それが、8月10日頃だったので、それから1か月以上もかかってしまいました。
でも、やっと読み終えることができました。

「トコトンやさしい○○の本」というのは、B&Tブックス日刊工業新聞社の「今日からモノ知りシリーズ」というシリーズ本で、とてもたくさんのテーマがあり、今回読んだ「プラスチック成形」はそのうちの1つです。
このシリーズでは、例えば、金属加工・プレス加工・金型・工作機械・軸受・溶接など、理工系のモノ作りの方法の本が多々あります。
これまで、放送大学の自然系や産業系の面接授業などでも、参考書として活用したこともあります。(トコトンやさしい電気自動車の本・トコトンやさしいレンズの本 など)

見開きの片側のページはだいたい図解で示されており、片側は文の説明で、とてもわかりやすく書かれています。

今回の「プラスチック成形の本」は、たまたま図書館の新刊の棚にあったのをみつけて借りてきました。
プラスチックは日常生活に欠かせないもので、身近な存在です。
本来、熱を加えると柔らかくなる「熱可塑性合成樹脂」のことをプラスチックと言いますが、熱を加えると固まる「熱硬化性合成樹脂」のこともプラスチック言うようになり、「合成樹脂」を「プラスチック」というようになっているそうです。

熱硬化性プラスチックがなぜ温度が高くなると固まるのかは、以前から不思議に思っていましたが、分子の鎖が動くと、からまって動けなくなる等、とてもわかりやすいものでした。

プラスチックには、セルロイド・ポチエチレン・ポリスチレン・ポリプロピレン・ポリエチレンテレフタレート(PET)等様々なものがあり、成形方法にも、射出成形・押し出し成形・ブロー成形・圧縮成形など様々な方法があり、その上に模様をつける表面加工の方法やリサイクル方法なども書かれていました。

こういう本は、勉強の参考書として、知りたい該当箇所だけを見るという使い方をすることが多いですが、今回は、ざっと最初から最後まで通読するというのをやってみて、全体の概要がよくわかり良かったと思います。
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花子かっこいい

2014-09-20 10:13:49 | 日記
今日の「花子とアン」では、進駐軍の若い兵士の非道な行動に対し、花子が英語で抗議する場面がとても勇敢だった。
米兵がラジオ局の職員から奪い取ったペンは、その人の父親の形見だというが、それを英語で通訳できるということの素晴らしさ。「戦争に勝ったからといって何をしてもよいわけではない」と毅然とした態度を示す花子。

上官から英語で「ポーシャのようだ」と言われ、「ポーシャを知っているか」と聞かれて「“ベニスの商人”ですね」と、その登場人物であることを答える教養。すごいなあ~~。「ベニスの商人」は、借金のかたに肉は切っても血は一滴たりとも流してはいけないという話くらいは知ってるけど、ポーシャについて、私は知らない。Wikiで調べると、登場人物のところに「莫大な財産を相続した美貌の貴婦人。実は法学博士の称号を持つ才女。」と書いてあった。世界の名作もちゃんと読みたいものだ。

そして、英語ができるといいなあとつくづく思う。どんなに勇敢な心を持っていたところで、外国人に対しては、その国の言葉ができないとどうにもならない。

花子に英語の道を作ったのは、グッドモーニングだけを教え女学校に行かせた父であり、翻訳の道を作ったのは腹心の友、蓮子さんだった。人生のきっかけは不思議なものだ。ほんの小さな種が大きく成長し実るものなのだなと思う。

だから、子供の可能性を伸ばすには、いろいろなきっかけを作ってあげなくちゃいけないなと今さらながら思うわけだけど、私の場合、これからは孫の時代だなあと思うわけで、つくづく、孫にいろいろなきっかけを作ってあげたいと思い、その中の1つとして、世界の名作を読ませたいなと思うのであった。
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ひとまねこざる

2014-09-20 09:44:39 | 読書
マクドナルドでは、今、ハッピーセット「おさるのジョージ」をやっている。19日から1週間は絵本がついてくるそうだ。おまけに絵本がつくというのは、初めてだそうだ。26日からはおもちゃになる。

ところで、「おさるのジョージ」の絵本と聞いて、あっそういえば、うちの子供たちが小さいころ好きだったなと思い出した。そういえば、絵本も買った。ジョージは本当にかわいい子供の猿で、私も好きだった。

私が最近後悔していることは、我が家の子供に、どうしてもっと本を与えなかったのだろう、ということである。自分自身が子供の頃は、親から本を買ってもらって結構読んだと思うが、私が自分の子に買ってあげた本は本当に少ない。
それは、家が狭くて本を置く場所がないという理由と、学校や図書館でいくらでも自由に借りることができた、という理由だった。
しかし、借りた本と自分の本は違うというのが、今になって感じることだ。

「おさるのジョージ」は好きだったので絵本は捨てずにあるはずだった。探してみたら、題名は「ひとまねこざる」だった。シリーズが3冊あった。



「ひとまねこざる」(岩波のこどもの本)
「ひとまねこざるときいろいぼうし」
出版社は「岩波」、 文・絵:エッチ・エイ・レイ、 訳:光吉夏弥。

「ひとまねこざるびょういんへいく」
これだけは、文:マーガレットレイ になっていた。



好奇心旺盛のおさるのジョージ。最初は、黄色い帽子のおじさんが、野生のこざるをつかまえて来たのだけど、それからジョージの人間社会での体験が始まる。黄色い帽子のおじさんは、いつも優しい存在であり、知りたがり屋のジョージには、何もかもがものめずらしく楽しいことばかりだ。







ジョージは本当にかわいい。

改めて考えると、うちの子が幼児のころは、いくらか本を買っていたようだ。子供が幼稚園にいくようになり、毎週何冊かの本を必ず借りてくるようになってから、買う必要がなくなったし、親が選ばず、子ども本人が選んで借りて来るようになった。それで、私はその本に大して関心も持たなかった。読んであげたりしたんだろうか?まるで記憶がない。
そして、小学校に入って以降は、本当に買わなくなった。だから児童向けの単行本はほとんど買ったことがない。子どもたちが本を好きな人間に育たなかったのは、私のせいである。

ところで、今マクドナルドでハッピーセットになっている「おさるのジョージ」は、画像を見ると、我が家の絵本とは絵が違うのである。別の人の絵なのだ。あんまりかわいくない。私としては、どうしても昔の岩波の絵本のジョージが好きである。

調べてみると、我が家にある本は、かなり昔のもののようだ。
そして、その後の世代になると「おさるのジョージ」という題名で新しく作り直されている。現代の子供が親しみを持つのは、新しいほうなのだろう。

しかし、原作の絵を描いたのはあくまでもレイ夫妻であるので、やはり昔のジョージが本物だと思う。




数年前、次女が高校生くらいになった頃、こげ茶色で細長くて小さい猿のキーホルダーをどこからか買ってきて、カバンか何かにぶら下げていた。それは、顔もはっきりしないし、かわいいという感じではなかったが「ひとまねこざる」の絵を連想させた。私が、それを見て思わず「おさるのジョージじゃん」と言うと、次女は「何それ?」と言っていた。次女には「ひとまねこざる」の絵本の記憶がないようだった。

そのキーホルダーは「おさるのジョージ」として作られたものではなく、ただの「猿」だったらしく、次女はただの猿として買ったようだ。
あの絵本を長女の年齢に合わせて買ったころ、小さすぎた次女には「おさるのジョージ」の記憶はなかったようだ。でも、あのキーホルダーを選んだのは、きっと、本当に幼い頃の潜在意識があったのではないかなと今になって思う。

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