先週、集会所のカーテンの洗濯をしたことは書いたが、その中の2枚がかなり痛んでいて、洗濯に耐えられそうもなかったため、居合わせた人で話し合い、それは廃棄処分にすることにし、その分、うちのカーテンを寄付した。
そして、その古いカーテンを、自宅近くのゴミ置き場に持ってきてあったのだが、建て替えになったら、うちのカーテンを返してもらおうかと思ったので、そのときには古いのを元通りにかけておけばいいかと思い、そのカーテンをゴミ収集に出さず拾ってきた。
そして、今日、自宅の洗濯機のクリーニングコースで洗った。
カーテンは、司会の人が座るあたりの窓際にかかっていたもので、なにやら茶色く変色している部分や、べとべとしている感じがあった。
洗ってみると、ものすごい真っ黒の水になった。それはきっと、役員をしていたおじさんたちが、タバコを吸うことが多かったからだろう。要するに、それはただの埃ではなく、タバコのヤニだったようだ。
かなり弱い水流で洗い、それでも汚れは結構取れたなと思った。
そして、脱水を済ませ、広げてみたところ・・・・。
ああ、やっぱりだめだ。
洗濯前から、少しほころびて生地がかすれているようなところがあったのだが、洗濯後はかなりの箇所、広い範囲にわたって生地がぼろぼろになってしまった。やはり、老朽化していて、洗濯には耐えられなかったようだ。とてもカーテンの機能をなすことはできず、廃棄するしかない。
ああ、こんな貧乏くさいことをしてるから、いけないんだよなあ。
こんなカーテンどんどん捨ててしまって、新しいのを買うってのが、まっとうな感覚だよね。建て替え計画がないのなら、大した金額でもないから、新しいのを自治会費で買ってもいいんだろうけどね。
こういうものに執着し、なんとか持たせようとか、考えること自体、せこいし、そういう思考回路の人間は、決して金持ちにはなれないと思うよ。
結局のところ、いっぱい水を使い、洗剤を使い、時間を使い、洗ったものの、全ては無駄だ。そのまま捨ててしまっていたほうがずっと経済的だったんだよ。
うちで寄付したカーテンだって、もう3年使っているから、そんな惜しいものでもないし、もともと高価なものでもない。
寄付したら寄付したで、もうそれでいいんだ。
バカだな~。