股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

秘密のオブジェクト

2013年06月29日 12時35分08秒 | 映画評論ハ行
製作年:2011年
製作国:韓国
2012年12月1日公開
監督:イ・ヨンミ
出演:チャン・ソヒ,チョン・ソグォン
official site

夫と冷えきった関係に陥っているのにもかかわらず、大学教授としての世間体を気にして仲の良い夫婦を演じる40歳のヘジョン。そんなある日、婚外情事に関する論文を作成する彼女の研究室に、助手となる21歳の男子学生ウサンがやってくる。婚外情事の体験者たちを取材するうちに、若くてチャーミングなウサンにときめいてしまうヘジョン。年上の自分が相手にされるわけがないと一線を越えることをちゅうちょする彼女だったが、対するウサンもヘジョンに隠している秘密があった。
『天国からのメッセージ』のチャン・ソヒとテレビドラマ「屋根部屋のプリンス」のチョン・ソグォンが共演を果たしたラブストーリー。夫との関係が冷えている40歳の女性大学教授が、21歳の男子学生と恋に落ちてしまう姿を追い掛けていく。メガホンを取るのは、英国国立映画テレビ学校卒の新鋭イ・ヨンミ。赤裸々に描かれる40代女性のセックスをめぐる心理に加え、主人公たちのそばにいるコピー機とカメラに彼らの気持ちなどを代弁させるユニークな手法も見もの。

韓国映画だから、すごくドロドロしてるのかと思ってましたが、意外と普通の恋愛映画でした。でもアラフォー女性と男子学生の恋に結構ドキドキしてしまいました(笑)恋愛に対する自分の欲望だったり、社会的な立場だったり…人の感情が結構リアルに描かれているので観ていて面白かったです。自分をさらけ出す勇気を持てない主人公2人が切なかった。体験談を語る女性がエロい!R18指定だったけど、それほどでもない気がした。後半になるにつれて、ウサンの過去や秘密が明らかになっていく過程が非常に面白かったです。それがデジカメ目線なのがまた面白い!女性監督のせいか女性目線なのも新鮮でした。最後に2人が結ばれたことがとても良かったです♪ラストシーンが気になる!(笑)
コピー機目線やカメラ目線のセリフが最初は違和感がありましたが、途中から斬新な視点だと感じて面白かったです。「登れない木」に対する気持ちのすれ違いが何とも言えない。

この作品の評価・・・・74点

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 任侠ヘルパー | トップ | エンド・オブ・ザ・ワールド »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画評論ハ行」カテゴリの最新記事