股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

エンド・オブ・ザ・ワールド

2013年06月29日 19時35分03秒 | 映画評論ア行
製作年:2012年
製作国:アメリカ
2013年1月18日公開
監督:ローリーン・スカファリア
出演:スティーヴ・カレル,キーラ・ナイトレイ,コニー・ブリットン,アダム・ブロディ
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小惑星の接近で、人類と地球の滅亡が決定的なものに。保険セールスマンのドッジは、何も言わずに姿を消した妻を追いもせず、律儀に出社しては単調な業務を続けていた。そんな中、隣に暮らす自由奔放な女性ペニーが母国イギリスへ向かう最後の飛行機に乗れなかったと泣いているのを見掛ける。それを機に初めて言葉を交わして妻の浮気を知るも、ペニーの家に間違って配達された自分宛ての郵便物から昔の恋人オリヴィアからの手紙を発見して狂喜。生涯で最も愛した彼女のもとへ駆け付けようとするが…。
『40歳の童貞男』のスティーヴ・カレル、『プライドと偏見』のキーラ・ナイトレイら実力派が共演を果たした異色ロマンス。小惑星衝突による地球滅亡が迫っている中で妻の不貞を知った男が、隣人の女性を道連れにして真の愛を探る旅に出る。スティーヴが地球滅亡を機に、真面目一筋でさえなかった人生を実りあるものに変えようとする主人公を好演。キーラも奔放なヒロインにふんし、随所で笑いを誘う。ザ・ビーチ・ボーイズやホリーズなど、全編で鳴り響くポップスとロックの名曲も聴きものだ。

小惑星が地球に衝突して滅亡…というと「アルマゲドン」「ディープ・インパクト」など超大作を思い浮かべてしまいます。世界の終わりが近づいているにもかかわらず、結構地味な人間ドラマを描いている本作。ドッジとペニーがそれぞれの目的に向かって旅に出ます。実際に人類滅亡になった時はこんな風にいつも通りの生活を送りながら死ぬのが一番幸せなのかもしれない。そんな事を考えさせられます。主人公のドッジのように淡々と人生を終わらせられたら…。最期に一番大切な人と過ごしたいものです。

でも映画としては物足りないというか、淡々とし過ぎてて退屈してしまいました。まぁ、こういう雰囲気の映画が好きな人もいるだろうけど、自分はやはり「ディープ・インパクト」のようなハラハラドキドキが欲すぃ!!予想通りの展開に、ついていけないアメリカ人のノリ。
ハッピーエンドのような終わり方だけど…やっぱり物足りない。暗くならない地球滅亡なら、感動する要素をもっと欲しかった。

この作品の評価・・・・62点

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