股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

きさらぎ駅

2023年06月18日 01時03分41秒 | 映画評論カ行

製作年:2022年
製作国:日本
日本公開:2022年6月3日
監督:永江二朗
出演:恒松祐里,本田望結,莉子,寺坂頼我,木原瑠生,佐藤江梨子
映画「きさらぎ駅」公式サイト

大学で民俗学を学ぶ堤春奈(恒松祐里)は、十数年来インターネット上で話題になっている都市伝説「きさらぎ駅」を卒業論文の題材に決める。調査の結果、この都市伝説の投稿者「はすみ」だとうわさされている女性・葉山純子(佐藤江梨子)の存在を知った彼女は、数か月にわたって連絡を取り続け、ついに純子と対面を果たす。異世界へたどり着いたという純子の体験を取材後、春奈は「きさらぎ駅」の舞台となった駅へ向かう。
2004年に「はすみ」と名乗る人物がインターネット掲示板に書き込んで以来、いまだ話題となる都市伝説「きさらぎ駅」をモチーフにしたホラー。民俗学を専攻する女子大生が、異世界の駅の謎に迫る。メガホンを取ったのは『真・鮫島事件』などの永江二朗。主人公を『凪待ち』などの恒松祐里、物語の重要人物を『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』などの佐藤江梨子が演じるほか、本田望結、莉子、寺坂頼我らが共演する。

ネット掲示板の投稿が元になった都市伝説を映画化したホラー。期待値ゼロで観たおかげか、そこまで悪くはなかったように思いました。元ネタになった都市伝説に、新しいネタを付け足した本作。元ネタのストーリー重視というよりは、カメラワークで驚かせたり謎のゾンビが襲ってきたりして普通のB級ホラーに仕上がってしまっていたのは残念。CGも予算が少なかったのだろうなと感じられるチープさ。しかし主人公視点で見せる演出はかなり恐怖感を高めてくれて、邦画にはあまり無い技法は良かったと思います。まぁ内容的に、きさらぎ駅である必要があったのかが疑問。
1週目の葉山純子バージョンはホラー寄りの演出が多くて良かったが、2週目の堤春奈バージョンはコメディ寄りにしてしまったのも謎。「このおじさんアレだから!!アレだからぁぁぁああ!!」って何の何だよ(笑)
生贄をささげるというオチはまとまっていて意外性があって良かったです。やはりサトエリは怖い。まぁ80分ならツッコミどころも目をつぶってあげてもいいでしょう。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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