製作年:2023年
製作国:アメリカ
日本公開:2023年6月16日
監督:ホアキン・ドス・サントス,ケンプ・パワーズ,ジャスティン・K・トンプソン
出演:シャメイク・ムーア,ヘイリー・スタインフェルド,ジェイク・ジョンソン
マルチバースを自在に行き来できるようになった世界。マイルス・モラレスは久々に再会したグウェンに誘われ、とあるユニバースを訪れる。そこにはミゲル・オハラ(スパイダーマン2099)やスパイダーウーマンなど、選び抜かれた最強のスパイダーマンたちがいた。やがてマイルスは、愛する人と世界を同時に救うことはできないという、かつてのスパイダーマンたちが受け入れてきた宿命を知る。彼がその運命にあらがうことを決断したことで、マルチバース全体を揺るがす事態が起きる。
時空のゆがみによって別次元のスパイダーマンたちが集結した世界を舞台に、スパイダーマンの力を得た少年の成長を描くアニメ『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編。スパイダーマンたちの宿命を知った主人公が、運命を変えようと立ち上がる。声優陣にはシャメイク・ムーア、ヘイリー・スタインフェルドらをはじめ、『ハッカビーズ』などのジェイソン・シュワルツマン、『スター・ウォーズ』シリーズなどのオスカー・アイザックらが集結。ホアキン・ドス・サントス、ケンプ・パワーズ、ジャスティン・K・トンプソンが監督を務めた。
続くんかい!と観た人みんなが思ったでしょう。2部作のパート1だとは観るまで知りませんでした。ちなみにパート2「スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は全米で2024年3月29日公開予定。そんなに待てないよ。内容忘れちゃうよ。
さて、前作から話は続いており、スパイダーマンとして日々活躍する主人公のマイルス・モラレスは両親との関係、そして自分の人生や運命に対して悩む日々を送る。そして前作でも登場した女性スパイダーマンのグウェン・ステイシーによって数多くのユニバースから集結したスパイダーマンたちと出会う…。今回も主役はマイルス・モラレスかと思いきや、グウェン・ステイシーの葛藤や、両親との関係性も長尺で描かれていました。マイルスとグウェン、若い2人のスパイダーマンが運命を選択し立ち向かう姿が本作の見どころです。情報量も多めで少し話が複雑ではあります。
そして映像がまたすごい!これぞアニメーション革命!アニメーション最先端!映像の斬新さ美しさに圧倒されました!漫画のような映像を色彩、音楽、動きでこれほど楽しませてくれるのだから映画と言うよりもアトラクション感覚。たくさんのスパイダーマンが登場するのも面白い!
パート2があるので終わり方はスッキリしません。まとまりがあったとか、大きな盛り上がりがあったかというと、そこまでではないか…。前作は超えられなかったか。しかしグウェンの問題が解決したのだから、それは良かった。そしてマイルズの成長が感じられたのも良い。
何気にトビーとアンドリューを登場させる演出が憎いな(笑)
この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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