股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

春に散る

2024年05月08日 14時15分39秒 | 映画評論ハ行

製作年:2023年
製作国:日本
日本公開:2023年8月25日
監督:瀬々敬久
出演:佐藤浩市,横浜流星,橋本環奈,坂東龍汰,哀川翔,窪田正孝,山口智子

映画『春に散る』 公式サイト

人は何度でも輝ける―二人の男の再起をかけた感動ドラマ『春に散る』2023年公開

映画『春に散る』 公式サイト

 


不公平な判定で負けた後アメリカへ渡り、40年ぶりに帰国した元ボクサー・広岡仁一(佐藤浩市)は、偶然訪れた飲み屋で、自分と同じように不公平な判定で敗北し心が折れたボクサー・黒木翔吾(横浜流星)と出会う。人生で初めてのダウンを仁一に奪われたことで、翔吾はボクシングを教えてほしいと仁一に頼み込む。やがて二人は世界チャンピオンを目指し、共に夢を追いかけていく。
ドラマ化もされた「深夜特急」シリーズなどで知られる作家・沢木耕太郎の小説を、『ラーゲリより愛を込めて』などの瀬々敬久監督が映画化。かつて世界の頂点を目指しながらも挫折した元ボクサーと、理不尽な判定で敗北して夢を見失った若きボクサーが、共に世界チャンピオンを目指す。ボクシングを通じて固い絆で結ばれる男たちを、瀬々監督作『64-ロクヨン-』シリーズなどの佐藤浩市と『線は、僕を描く』などの横浜流星が演じるほか、橋本環奈、片岡鶴太郎、哀川翔、窪田正孝、山口智子らが共演する。

挫折した元ボクサーと、夢を見失った若きボクサーが、共に世界チャンピオンを目指す物語。王道のボクシング映画でありながらも、師弟関係やライバルとの対決など、人間ドラマとして見応えがありました。そして爽快感を感じさせる作品でした。ボクシングに人生をかける男たちの熱い気持ちや絆がよく伝わってきましたが、少々展開が早すぎると感じた場面もちらほら。瀬々敬久監督の作品にしては内容的に平凡な作りになっていた印象。
ラストの横浜流星と窪田正孝の試合シーンは本当の試合を見ているような臨場感がありました。バキバキの体に仕上げた横浜流星は本物のボクサーにしか見えなかった。スローシーンが多めだったしダサく見えてしまったのが気になりましたが…。ラストシーンでタイトルの「春に散る」の意味がわかりました。

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
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